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LIXILとLGハウシスの合弁会社 LG−TOSTEMが
韓国にアルミサッシ・カーテンウォールの工場設立

2011年05月12日

株式会社LIXIL(本社:東京都千代田区、社長:杉野正博)と韓国LGグループのLG Hausys Co.,Ltd(本社:大韓民国ソウル市、CEO:韓明鎬[ハンミョンホ] 以下LGハウシス)の合弁会社LG−TOSTEM BM Co.,Ltd.(本社:大韓民国ソウル市、CEO:朴承培[パクスンベ] 以下LGトステム)は、韓国の忠清北道(チュンチョンプクド)にLG−TOSTEM梧倉(オチャン)工場を設立、5月12日に竣工式を行いました。

梧倉工場は高層ビル・マンション用のアルミサッシならびにカーテンウォールの生産拠点として、忠清北道清原(チョンウォン)郡の梧倉外国人投資地域内に建設しました。2010年3月に着工、2011年1月に加工工場が完成し、操業を開始しています。今後2期工事を行い、2015年には、押出・塗装・加工までを行う一貫工場として韓国市場向けの生産を行います。

今後、LGトステムでは、LIXILのアルミ建材の製造技術と、LGハウシスの韓国市場での販売力を融合させ、韓国における販売拡大を目指していきます。


【工場建設の背景・目的】

韓国は寒冷地ということもあり、従来樹脂サッシが主流でした。しかし、近年はソウルなど大都市を中心に建物の高層化が進んでおり、より強度の高いアルミサッシなどの需要が高まりつつあります。そこで、LIXILとLGハウシスでは、今後の韓国市場を見据え、高層ビル・マンション用のアルミサッシ、カーテンウォール等の製造・販売を目的に、2009年4月に合弁会社LGトステムを設立しました。今回の工場設立は、今後増加が見込まれるアルミサッシ需要へ対応するための供給能力の拡大を目的としています。


【LG−TOSTEM梧倉(オチャン)工場 写真】

LG−TOSTEM梧倉(オチャン)工場 写真


【新工場の概要】

工場名称 LG−TOSTEM梧倉(オチャン)工場
所在地 韓国忠清北道清原郡梧倉邑
工場敷地面積 35,000m2(10,587.5坪)
工場延床面積 10,716m2(3,247坪)
従業員数 約70名
生産品目 高層ビル・マンション用のアルミサッシ、カーテンウォール等
生産能力(加工) 3,800t/年
投資額 約100億ウォン
出資比率:LGハウシス50%、トステム50%(現LIXIL)


【参考:LGトステムの会社概要】

会社名 LG−TOSTEM BM Co., Ltd.
代表者 朴承培(パクスンベ)
設 立 2009年4月17日
所在地 大韓民国ソウル市永登浦區汝矣島洞20 LGツインタワー
資本金 150億ウォン
出資比率 LGハウシス 50%、トステム 50%(現LIXIL)
従業員数 約70名
事業内容 サッシ/産業用アルミニウム製品の製造、販売

※(株)住生活グループの連結子会社になる予定です。