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渋谷の新たなランドマーク「渋谷ヒカリエ」の
外装カーテンウォールにLIXILの技術が活かされました

2012年05月14日

住宅設備機器・建材の総合メーカーである株式会社LIXIL(本社:東京都千代田区、社長:藤森義明)では、4月26日にオープンした渋谷の新たなランドマーク「渋谷ヒカリエ」(建築主:渋谷新文化街区プロジェクト推進協議会、事業推進者 東京急行電鉄株式会社、設計・監理:株式会社日建設計・株式会社東急設計コンサルタント共同企業体、施工:東急・大成建設共同企業体)の外装カーテンウォール(CW)を施工しました。

「渋谷ヒカリエ」は文化・商業・ビジネス機能を充実させた複合施設であると共に渋谷の情報発信拠点として建設された、高さ約182.5m、地上34階、地下4階のガラスを中心する透明感のあるファサードの高層複合施設です。(所在地:東京都渋谷区渋谷二丁目21番地1号)

「渋谷ヒカリエ」の建築主様の主たるご要望は賃貸スペースの最大確保でした。その課題に対し、ユニットCWの枠見込みを、強度等の性能を確保した上で、通常より約20%サイズダウンを図る技術でお応えしました。また、商業施設等の吹き抜け空間では、ファスニングシステムをコンパクト化する技術で横材スペースに納めることにより、フラットな意匠を実現し、室内デザインの向上に貢献しました。オープンに際し、当社の施工概要をご案内させていただきます。

施工範囲は低層から高層までのユニットCW、及び劇場部のダブルスキンCWのアウターCW(外面)、約24,500㎡です。

高層複合施設という名のとおり、オフィス・商業施設・劇場などの施設に異なるファサードをもつ構造です。異なる構造の設計意匠・機能をクリアするため、様々なファスニングシステムやユニットカーテンウォール等で、お応えしました。

【施工概要】

ユニットCW(施工面積:23,159㎡)

  • 商業施設やエレベーターシャフトなどの低層階に、枠見込み150mmのユニットカーテンウォールを施工
  • ビジネスオフィス部の高層階では枠見込み160mmのユニットカーテンウォールを施工

ダブルスキンCW(施工面積:1,339㎡)

  • 劇場部の遮音性・断熱性に優れたダブルスキンCWの、アウターCWを施工