2013年12月24日
シャッター・スチールドアの専門メーカーである株式会社LIXIL鈴木シャッター(本社: 東京都豊島区、社長:牛尾清明)は、店舗出入口前やガレージシャッター向けの防水板として、新止水構造(特許出願中)の採用と、設置/保管が容易な“アピアガード「簡易脱着タイプ」”と、業界で初めて防水板を上部に収納させた構造の“アピアガード「上部収納タイプ」”を 2014年1月2日より全国で発売します。
近年、地球温暖化による異常気象での台風や集中豪雨が頻発しており、今後もその傾向は続くと予想されております。特に、都市部ではゲリラ豪雨による短時間での浸水被害も多発しております。水害対策として“土のう”の設置が一般的ですが、“土のう”は重いため設置に時間がかかるほか、使用しないときの収納場所にも課題がありました。
アピアガード「簡易脱着タイプ」は、防水板のパネルが3分割構造になっており、アルミ形材製のガイドレールに3枚のアルミ製パネル(下段・中段・上段、1枚重量:約3kg/m)を重ねるだけで簡単に設置できます。パネルはコンパクトに3分割されているため、保管時にもスペースをとりません。
また、アピアガード「上部収納タイプ」は、常時、防水板をガイドレールの上部に収納するタイプです。使用時は昇降ボタンを押すだけで、防水板がセットされます。防水板のパネル部は丈夫で軽い樹脂パネル(厚さ:8mm)を採用しています。
LIXIL鈴木シャッターでは、今後も都市の進化に対応した防災商品を開発し、安心と安全をお届けしてまいります。
<参考資料>
■アピアガード 「簡易脱着タイプ」(特許出願中)商品特長
中柱を設置することで、防水板を2連装にすることが可能。
間口の広いエントランスにも対応できます。
浸水時には、建物内への水の侵入を
最小限におさえます。
床部がタイルでも設置できます。 | ||
使用しないときは防水板を分割してコンパクトに収納できます。 |
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■仕様
・ 下部パネル(アルミ) :1枚(約3.0kg/m)
・ ガイドレール(アルミ) :2本
・ 漏水量:280cc/m/min
・ 中間パネル(アルミ):2枚(約3.0kg/m)
・ 中柱(アルミW>2,000):1本(約2.5kg)
■設計価格
<簡易防水板タイプ>
198,000円(税別)(サイズ:W2,000mm H500mm)
※価格には、取付費が含まれません。
■アピアガード「上部収納タイプ」(業界初)商品特長
浸水時には、建物内への水の侵入を最小限におさえます。 | ||
床部がタイルでも設置できます。 |
■仕様
・ 防水板本体(透明樹脂パネル 厚さ8mm+アルミ枠):1体(最大15kg)
・ ガイドレール(アルミ):2本
・ 昇降装置:1体
・ 漏水量:280cc/m/min
■設計価格
<上部収納タイプ>
391,000円(税別)(サイズ:W2,000mm H500mm)
※価格には、取付費が含まれません