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熱の侵入を防ぎ、湿気を外に逃がす屋根用下地材
遮熱・透湿防水シート「遮熱ルーフエアテックス」新発売
〜高遮熱と透湿性で、快適・省エネ・高耐久の住まいづくりをサポート〜

2013年10月24日

住まいと暮らしの総合住生活企業である株式会社LIXIL(本社:東京都千代田区、社長: 藤森義明)は、高い遮熱性と雨水を通さず湿気を逃がす透湿性を両立し、快適・省エネ・高耐久の住まいづくりをサポートする屋根用下地材 遮熱・透湿防水シート「遮熱ルーフエアテックス」を、トステムブランドより、2013年10月から新発売します。

「遮熱ルーフエアテックス」施工例

遮熱・透湿防水シート「遮熱ルーフエアテックス」は、屋根用下地材として一般的によく使われるアスファルトルーフィング材に比べ高い遮熱性を持ち、屋根から室内に入る太陽熱を遮り室内の温度上昇を防ぎます。真夏の日差しを想定した片面照射実験では、アスファルトルーフィング材を施工した場合と比べ、野地板裏面温度を6〜8℃低減する高い遮熱性を実証しています。これにより、強い日差しによる室内の温度上昇を抑制し、夏場の冷房費を下げるなど、省エネで快適な住まいづくりをサポートします。

また、「遮熱ルーフエアテックス」は、雨水の侵入を防ぐ高い防水性を確保しつつ、室内の湿気を排出する透湿性を兼ね備えた“特殊シート”を採用しています。室内に湿気がこもりがちな梅雨時期などでも、屋根全体から湿気を外に排出することが可能です。これにより、野地板や屋根裏のカビの発生を抑制し、木材の腐食対策にもつながるため、住まいの耐久性を向上させることができます。

さらに施行面においても、従来のアスファルトルーフィング材に比べ、滑りにくく、軽量 (アスファルトルーフィング材に比べ約1/3)なため、施工時の運搬作業も容易に行えるだけでなく、施工後の屋根葺き時にも足元が滑りにくく、作業性の向上とより安全な施工が可能になります。

LIXILでは今後も、省エネと快適さを両立し、また永く住み続けることができる住まいづくりをお手伝いする商品を、積極的に提供していきます。

<参考情報>

◆主な特長

1.遮熱性

野地板裏面温度のサーモグラフィー結果

屋根用下地材として一般的によく使われるアスファルトルーフィング材に比べ高い遮熱性を持ち、屋根から室内に入る太陽熱を遮り室内の温度上昇を防ぎます。強い日差しによる室内の温度上昇を抑制し、夏場の冷房費を下げるなど、省エネで快適な住まいづくりをサポートします。
真夏の日差しを想定した片面照射実験では、下地材として一般的によく使われるアスファルトルーフィング材を施工した場合に比べ、野地板裏面温度を6〜8℃低減する高い遮熱性を実証しています。

2.透湿性

屋根全面から効率よく湿気を排出します

高い透湿性により、室内に湿気がこもりがちな梅雨時期などでも、屋根全体から湿気を外に排出することが可能です。これにより、野地板や屋根裏のカビの発生を抑制し、木材の腐食対策にもつながるため、住まいの耐久性を向上させることができます。

3.防水性

特殊シートの採用により、雨水を球状にして弾き、しっかりと雨樋に流します。室内への雨水の侵入を防ぎ、野地板をカビや腐食から守ります。

4.施工性

従来のアスファルトルーフィング材に比べ、滑りにくく、軽量(アスファルトルーフィング材に比べ約1/3)なため、施工時の運搬作業も容易に行えるだけでなく、施工後の屋根葺き時にも足元が滑りにくく、作業性の向上とより安全な施工が可能になります。

◆本体仕様

規格(1巻):巾1,000mm × 長さ40m × 厚み0.9mm

◆施工上の注意

  • タッカー釘は、シート重ね部分に、約200mm間隔で施工してください。
  • 壁面との取り合い部は壁面にそって300mm以上立ち上げてください。
  • 屋根勾配が3寸以上としてください。
  • 湿気の排出を妨げる屋根材・納まりになる場合は使用できません。
  • 下地は合板野地板としてください。
  • 施工中タッカー釘や釘の打ち損じにより、シートを損傷(破れ・穴あきなど)した場合や、タッカー釘が下地合板野地板の隙間に打ち込まれた場合などは、漏水の恐れがありますので、防水テープで補修してください。
  • 遮熱ルーフエアテックス施行完了後、2週間以内に屋根葺き材の施行を行ってください。
  • タッカー釘および釘部の防水の観点から、施工後、かなりの降雨が予測される場合は、保護シートで覆うなどの処置をお願いします。

◆価格

26,300円/巻 (税込:27,615円/巻)

◆発売日
2013年10月
◆発売地域
全国