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低炭素建築物認定制度の申請を総合サポート
「認定低炭素住宅 適合サポート」 をスタート
〜 2013年2月から全国※1のビルダー様向けに展開〜

2013年02月18日

住宅設備機器・建材の総合メーカーである株式会社LIXIL(本社:東京都千代田区、 社長:藤森義明)は、2012年12月4日に国土交通省より施行された「低炭素建築物認定制度」の申請を総合的にサポートするサービス「認定低炭素住宅 適合サポート」を2月より全国※1のビルダー様向けにスタートします。

※1沖縄を除く

「低炭素建築物認定制度」とは、日本のCO2排出量が1990年比で最も増大している民生部門(家庭・業務)、特に住宅・建築物における取り組みを強化するために、省エネ基準の見直しとあわせて施行された新しい制度です。自治体から低炭素建築物に認定されると、税制優遇や住宅ローン優遇、容積率緩和などが適用されます。

低炭素住宅の認定を取得するには、①家の躯体の断熱性能が次世代省エネ基準(平成11年基準相当)相当であること、②一次エネルギー消費量を省エネ基準より10%以上削減すること(家電分を除く)、③低炭素化の措置として8つの選択項目※2から2つ以上を満たすか、CASBEE※3などの環境性能評価で自治体の認定を受けること、以上3つの条件※4全てを満たす必要があります。

※2 8つの選択項目につきましては<参考資料>をご参照ください
※3 CASBEE:建築環境総合性能評価システム
※4 非住宅建築物については、別基準となります。

LIXILの「認定低炭素住宅 適合サポート」は、木造戸建住宅を対象にスタートします。今まで培ってきた住宅設計サポートのノウハウを活かし、ビルダー様が認定申請するために必要な“躯体の断熱性能”や“一次エネルギー消費量”の計算、その基準をクリアするための建物・設備仕様の検討、ならびに申請図書作成などを総合的にサポートします。

▲「認定低炭素住宅 適合サポート」では、建物・設備仕様の検討から、申請図書の作成まで、総合的にビルダー様をサポートします。

LIXILでは、今までも「長期優良住宅 適合サポート」「エコポイント 申請サポート」「フラット35S 申請サポート」「トップランナー基準 適合サポート」など、行政の住宅関連法制度に対応すべく、ビルダー様の総合的なサポート体制を整えてきました。今回の「認定低炭素住宅 適合サポート」をスタートさせたことで、ビルダー様の更なるサポート強化を図っていきます。

<参考資料>

1.「認定低炭素住宅 適合サポート」概要

① 特長

ビルダー様が木造戸建住宅を認定申請するために必要な“躯体の断熱性能”や“一次エネルギー消費量”の計算、その基準をクリアするための建物・設備仕様の検討、ならびに申請図書作成などを総合的にサポートします。

② サポート内容

  • 設計図書記載事項漏れチェックおよび仕様アドバイス
  • 認定申請書の作成
  • 技術的審査依頼書の作成
  • 設計内容説明書の作成
  • 技術的審査に必要な計算書の作成
  • 使用部材のカタログ、認定書の添付
  • 登録住宅性能評価機関への技術的審査代行申請
  • 評価機関から交付された適合証の送付

注)所管行政庁への認定申請はビルダー様にて行っていただきます。

③ 対象住宅・対象エリア

木造戸建住宅(3階建て以下)・沖縄を除く全国

④ 価格(税抜)

1棟 130,000円〜
※ 建物規模等により異なりますので、詳細は弊社営業担当にご確認ください。

2.「低炭素建築物認定制度」認定基準

① 家の躯体の断熱性能が次世代省エネ基準(平成11年基準相当)相当であること

② 一次エネルギー消費量を省エネ法の省エネ基準より10%以上削減すること(家電分を除く)

③ 低炭素化の措置として8つの選択項目から2つ以上を満たすか、CASBEEなどの環境性能評価で自治体の認定を受けること

<8つの項目>のうち2つ以上を採用

  • 節水機器の設置
  • 雨水または雑排水の利用のための設備を設置
  • HEMS(ホームエネルギーマネジメントシステム)などの設置
  • 太陽光などの再生可能エネルギー発電設備と連携した定置型の蓄電池の設置
  • ヒートアイランド対策の取り組み
  • 住宅の劣化の軽減に資する措置
  • 木造住宅もしくは木造建築物
  • 高炉セメントまたはフライアッシュセメントを主要構造部に使用

【ご参考】

LIXILのホームページでは、「省エネ基準改正・低炭素建築物認定制度 情報コーナー」を公開しています。
URL:http://www.lixil.co.jp/shoenekaisei/