2013年04月10日
住まいと暮らしの総合住生活企業である株式会社LIXIL(本社:東京都千代田区、社長:
藤森義明)では、このたび、LIXILが手掛ける「スーパーウォール工法(以下、SW工法)」の
「SMART SUPER WALL パッケージ(軸組工法)/(枠組壁工法)」※が、省エネルギー住宅のトップランナーを選定する表彰制度「ハウス・オブ・ザ・イヤー・イン・エナジー 2012」
(主催:一般財団法人 日本地域開発センター)において、「優秀賞」を受賞しました。
あわせて、前身となる「ハウス・オブ・ザ・イヤー・イン・エレクトリック」の第1回目から数えて5年連続での受賞が評価され、3年以上連続受賞の企業に授与される特別表彰の「優秀企業賞」を受賞しました。
※国が定めた次世代省エネルギー基準の地域区分V地域において、「SMART SUPER WALL パッケージ(軸組工法)」、IVb地域において「SMART SUPER WALL パッケージ(枠組壁工法)」が受賞しています。
「ハウス・オブ・ザ・イヤー・イン・エナジー」は、省エネルギーやCO2削減等へ貢献する住宅の普及と質的向上の促進を目的に、建物の躯体と設備を一体として捉えた省エネルギー性の評価をおこない、優れた住宅を表彰する制度です。
具体的には、(1)外皮・設備の省エネルギー性能値、(2)バランスのとれた省エネルギー手法の導入(数値で表現できない取り組み等)、(3)省エネルギー住宅の普及への取り組みなどの視点を基準に評価し、優秀と認められた住宅が表彰されます。
「SW工法」は、(1)1995年の発売以来、守りつづけてきた省エネ性能(SWパネル、換気システム、断熱サッシ等の特性・工夫)、(2)安心を提供するソフト面の充実(各種認定取得によるトータル性能の向上、CO2ダイエット診断書発行等の独自の工夫)、(3)省エネ住宅普及への活動(全国一斉SW住宅見学会における全国の光熱費データ事例の公開等)が高く評価されました。
また今回、SW加盟店様で組織するSW会のお客さま3団体も、「SW工法」を採用した住宅において優秀賞を受賞しました。
今後も省エネルギー住宅のさらなる普及のため、全国のSW加盟店約9000社(2013年3月末現在)と共に、今回受賞した設計思想を取り入れたCO2排出ゼロの暮らしを実現する家づくりを促進していきます。
「SW工法」構造体モデル(軸組)
「スーパーウォール工法」は、LIXILが開発した独自の高性能SWパネルを用いた、高気密・高断熱・高耐震構造の工法です。地震への安心感や、優れた省エネルギー性能はもちろん、冷暖房や計画換気システムを組み込むことで、快適な温熱環境を実現しました。 累計棟数は、1995年の発売以来約38,000棟(2013年3月末現在)にのぼります。