2013年07月23日
戸建住宅の地盤調査、改良工事を手掛けるジャパンホームシールド株式会社(所在地:東京都 墨田区、代表取締役社長:斉藤 武司)は、新築住宅における地盤品質保証を20年間保証する新しい「地盤サポートシステム」を8月より開始します。
2000年4月に、事業者様などの住宅供給者が、新築住宅の瑕疵保証を10年間(特約20年間)にわたり行うことを義務づける法律「住宅品質確保促進法(品確法)」が施行され、ここ数年建物の保証期間を20年保証とする事業者様が増えています。
当社では、従来10年間保証する「地盤サポートシステム」を展開しておりましたが、最新の “スクリュードライバーサウンディング試験(SDS試験)”を用いた地盤調査を導入したことによりこの新しいサービス提供が可能になりました。
一般的な地盤調査で用いられる“スウェーデン式サウンディング試験(SWS試験)”では“地盤強度のみ”の判定しかできませんでしたが、SDS試験では、その土地の“詳細な土質判定”まで行える、より詳しい地盤の状態を判断することが可能です。
これにより、長期保証の需要が高まる昨今の市場ニーズにも、単なる保証の長期化だけでなく、長期にわたって不同沈下などへの不安に対して、安心してご提供できる「地盤サポートシステム」を提供できます。
また、新築だけでなく、既存住宅についても、当社が調査を実施した日から10年間保証するサービス「地盤点検システム」も展開します。これにより、長くお住まいの方で一度も地盤調査を行っていない方、お住まいの売却を予定されている方、さらに新築時に当社の地盤調査を実施してから10年以上経過した方など、すべてのお客さまを対象にサービスをご利用いただけることになります。
今後ジャパンホームシールドでは、市場ニーズの変化に対し、地盤調査のプロとして最新の調査方法と豊富な実績による分析で、より豊かで快適な住生活の未来に貢献したいと考えています。
<参考資料>
高まる長期保証ニーズにも、当社の高度な調査と分析により安心してご提供します。
※20年保証対応の基準の注意点
圧密沈下とは別に、古い間地ブロックの埋戻し土砂の吸い出しについては、10年以降に懸念があるため、
擁壁の判定基準を厳しくしております。
新築時に地盤調査を行っていたとしても、長い年月が過ぎると、周辺環境の変化等により、地盤の状況が変わってしまうこともあります。日本弁護士連合会によると、住宅の不具合に関する相談のうち、その多くが不同沈下に関係するものだといわれています。お住まいが節目の築10年を迎えられる方はもちろん、居住後、地盤の安全性を今一度確かめたい方へ、これからも安心して暮らしていただくために新たに点検を実施し、10年間不同沈下しない地盤の品質を確認いたします。
SDS試験とは、地盤の土質をより正確に判断し、的確な地盤評価を支援するための試験法です。従来のSWS試験では測定できなかった詳細な土質(粘性土・砂質土・ローム層・腐植土層)の判定を可能にしました。
※(財)ベターリビングの建設技術審査証明取得済み。
【SDS試験】
【SWS試験】
◆ジャパンホームシールド株式会社<概要>
(1)商号 | : | ジャパンホームシールド株式会社 |
(2)代表者 | : | 代表取締役社長 斉藤 武司 |
(3)本社所在地 | : | 東京都墨田区両国2-10-14 両国シティコア17F |
(4)会社設立 | : | 1990年3月1日(平成2年) |
(5)事業内容 | : | 地盤調査及び関連業務、地盤補強業務、地盤環境診断業務 |
(6)親会社 | : | 株式会社LIXIL |
(7)ホームページ | : | http://www.j-shield.co.jp/ |