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LIXIL × 伊東豊雄
「HOUSE VISION 2013 TOKYO EXHIBITION」に出展
LIXILブース:テーマ 「住の先へ」

2013年01月30日

住まいと暮らしの総合住生活企業である株式会社LIXIL(本社:東京都千代田区、社長:藤森義明)は、2013年3月2日(土)〜24日(日)、東京お台場で開催する「HOUSE VISION 2013 TOKYO EXHIBITION」に出展します。

「HOUSE VISION」とは、2010年、デザイナーの原研哉氏を中心に、現在の住生活の先にある日本人の暮らし方を具体的に提示するためにつくられた情報発信と研究のプラットフォームの総称です。研究会、シンポジウム、書籍、展覧会など様々な方法で、住まいの「新しい常識」を発信しており、今回の「HOUSE VISION 2013 TOKYO EXHIBITION」では、「新しい常識で家をつくろう−未来の産業ヴィジョンを可視化する」を企画コンセプトに、活動に参加してきた企業、建築家・アーティストの情報発信の場として開催します。

▲ 「HOUSE VISION 2013」ポスター

▲ LIXILブースの完成イメージ

今回LIXILは建築家の伊東豊雄氏と共に、これからの日本の新しい住まい・暮らし方を提案します。「住の先へ」をテーマに、内と外を明確に切り分ける従来型アプローチから脱却した“自然に開かれた快適な新しい住まい”を、総合住生活企業であるLIXILの多様な商品・要素技術の組み合わせで表現します。

LIXILは、これからも快適でエコな住生活の未来につながる商品・技術の開発と、暮らしに役立つ様々な情報発信を積極的に行っていきます。

<参考資料>(敬称略)

■ 「HOUSE VISION 2013 TOKYO EXHIBITION」開催概要

1. 展覧会ディレクター:原研哉
2. 企画コーディネーター:土谷貞雄
3. 主催:HOUSE VISION実行委員会
4. 制作・進行:日本デザインセンター原デザイン研究所
5. 後援:経済産業省、国土交通省、環境省
6. 会場構成:隈研吾
7. 参加企業・建築家:
LIXIL × 伊東豊雄、Honda ×藤本壮介、住友林業 × 杉本博司、無印良品 × 坂茂、
TOTO・YKKAP × 成瀬友梨・猪熊純、蔦屋書店 × 東京R不動産、
未来生活研究会 × 山本理顕・末光弘和・仲俊治、サントリーミドリエ × 東信
8. 会期:2013年3月2日(土)〜3月24日(日)・23日間
    11:00〜20:00(入場受付時間19:30)
9. 会場:お台場・青海駅前 特設会場(臨海副都心J区/東京都江東区青海2-1)
10. 会場面積:14,441㎡
11. チケット代:
前売りチケット 一般1,500円、学生1,300円、一般3回券4,000円、学生3回券3,000円
入場チケット  一般1,800円、学生1,500円、一般3回券4,500円、学生3回券3,500円
12. 公式サイト:http://house-vision.jp
13. 問い合わせ先:日本デザインセンター 原デザイン研究所 HOUSE VISION事務局
          担当 森田瑞穂(TEL.03‐6264‐0330)

■ LIXILブースの概要

1. テーマ:「住の先へ」〜懐かしい未来の家を考える〜

気密性・断熱性を高度に制御できる蔵のような空間と、半屋外的に外気と交わる土間の組み合わせによって内外を遮断するのではなく、自然をそのままに楽しめる新たな省エネルギーと住み心地を提案します。半屋外に置かれた風呂は、密閉空間に置かれた風呂とは全く異なる爽快感をもたらし、さらに半屋外空間の出現によって、中庭や縁側に代表される中間領域が新たに蘇生します。

2. 主な展示商品・技術:

名称 特長
「縦型ルーバー」
(参考商品)
上中下と3分割されたルーバーの角度可変により、季節や朝昼晩など太陽の方角・角度に応じた採光制御が可能。縦型のルーバーは道路など一定角度からの視線を遮りつつ採光・通風を可能にし、安全で快適な半屋外空間を作ります。
断熱改修工法「ココエコ」 壁を壊さず部屋の広さもそのままに、断熱性・防音性をアップ。施工も容易でリノベーションに最適な商品です。
次世代ウィンドウ「サーモスⅡ」 最高レベルの断熱性能を有しながら存在感を感じさせないサッシ。半屋外空間との連続性を保ちながら快適な室内空間を実現します。
「EDS」
(参考商品)
生育の早いインド実竹を利用した自然素材。煤(すす)竹の風合いを持ち一般の竹材以上の高強度・高精度が特長です。半屋外などのミッドテリア空間のみならず、エクステリア空間の商品を自然素材で作ることで、自然とつながりのある住まいづくりが可能になります。
「Foam Spa」 一般的な泡風呂とは根本的に異なる微細でクリーミーな泡「ベルベット・フォーム」。保温性が高く湯気が立ちにくいことから、ながら浴や半身浴などに最適です。浴室だけでなく、居室や半屋外での新しい入浴スタイルを可能にします。
「SATIS」 4Lですみずみウォッシュ、プラズマクラスターによる除菌や脱臭など基本機能に加え、スマートフォン連動機能(トイレリモコンとしての使用や電気水道代目安表示、トイレ日記など)が特長。
調湿建材「エコカラット」 エコカラットは多孔質セラミックス素材です。湿度の高低に合わせて湿気を吸収・放出し、快適な室内環境を保ちます。日本固有の高湿・乾燥の気候変動に関わらず湿度を安定させ、半屋外や室内でエアコンに頼らない暮らしをサポートします。
「パッシブクリーンウォール」
(参考商品)
蒸散・冷却効果のあるセラミックス素材でブロックをつくることで、壁を通過する空気を冷却、打ち水効果で涼気を得ることができます。素材の気孔径とスリット形状により吸保水と蒸散のバランスを長時間保ちます。
「囲炉裏 キッチン&テーブル」
(参考商品)
家族や仲間が集い団欒を楽しんだり、調理するような、昔ながらの囲炉裏をイメージしたキッチン&テーブル。テーブルには火や水に強い陶板を採用することにより半屋外での使用を可能にしました。

※ Ecology Diversity Synergyの略

3. 建築家 伊東豊雄

1941年生まれ。65年東京大学工学部建築学科卒業。69年にアーバンロボット設立。79年伊東豊雄建築設計事務所に改称。
主な作品に「せんだいメディアテーク」「TOD'S表参道ビル」「多摩美術大学図書館(八王子キャンパス)」「2009高雄ワールドゲームズメインスタジアム」など。日本建築学会賞、王立英国建築家協会(RIBA)ロイヤルゴールドメダル、ヴェネツィア・ビエンナーレ国際建築展「金獅子賞」など受賞多数。近著に『あの日からの建築』(集英社新書)など。