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住宅リフォーム廃材を収集・運搬し再資源化を推進する
『LIXILエコセンター仙台』稼働
〜住設機器・建材メーカーが建築業者さまとともに資源循環再生を図る〜

2013年02月13日

住まいと暮らしの総合住生活企業である株式会社LIXIL(本社:東京都千代田区、社長:藤森義明)の運営する『LIXILエコセンター仙台』(所在地:宮城県仙台市、チームリーダー:山本剛之)は、2012年12月13日に産業廃棄物収集運搬業許可(宮城県)を、同年12月27日に産業廃棄物処分業許可(仙台市)を取得しました。このセンターは、住宅リフォーム工事に伴う廃材を収集・運搬し、処分を実施する施設で、2013年1月21日から住宅リフォームで発生する他社製品も含めた使用済み住宅設備機器類の収集を開始し廃材リサイクル事業をスタートしました。

資源循環再生に取組む『LIXILエコセンター仙台』

サステナブルな社会の実現に向け、『LIXILエコセンター仙台』は、モノづくりの視点として重要な「つくる」「つかう」「もどす」の中の資源を再生・再利用する「もどす」の役割を担っていきます。手分解による徹底した分解・分別で、分別品種50種以上、マテリアルリサイクル率90%以上を目指し、資源の再利用、循環を推進します。

当社は、住宅リフォーム廃材を収集、再資源化する事業として、2007年に「LIXILエコセンター常滑」(愛知県常滑市)、2011年には「LIXILエコセンター茨城」(茨城県つくば市)をそれぞれ開設しました。『LIXILエコセンター仙台』は当社の全国3番目のエコセンターとなります。キッチン、浴室、洗面台、トイレなど水まわり設備機器や、アルミサッシ、玄関ドア、エクステリア商材など全ての使用済み住宅建材の収集・リサイクルを行います。

LIXILは震災復興の地で、住設機器・建材メーカーの責務として建築業者さまと一緒に資源循環再生を積極的に取り組んでまいります。

<参考資料>

■『LIXILエコセンター仙台』の概要

  • 所在地
: 宮城県仙台市宮城野区蒲生二丁目2番24号 (※)
  ※作業場は津波で被災した建物をリノベーションして活用しています
  • 建屋面積
: 約1200㎡
  • 処理施設
: 破砕機、圧縮梱包機
  • 破砕施設の処理能力
    廃プラスチック類:2.40 t/日
    紙くず:2.24 t/日
    木くず:2.88 t/日
    繊維くず:2.48 t/日
    ゴムくず:3.20 t/日
    ガラスくず・コンクリートくず及び陶磁器くず:4.48 t/日
    がれき類:5.36 t/日
  • 圧縮施設の処理能力
    廃プラスチック類:6.40 t/日
    紙くず:13.04 t/日
    金属くず:4.16 t/日
    ガラスくず・コンクリートくず及び陶磁器くず:2.96 t/日

■受入対象物

  • 産業廃棄物が対象となるため、震災がれきの受入はできません。

■対象地域

  • 宮城県内が対象ですが、当面は仙台市内・その近郊から収集予定です。