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世界トイレ機関(WTO)が主催する国際会議
「世界トイレサミット 2013」でLIXIL社員が招待講演
〜 LIXILは世界の公衆衛生の充実に寄与していきます 〜

2013年11月14日

2013年7月24日、国連は毎年11月19日を「世界トイレの日」に制定しました。これは、途上国で深刻な衛生問題への取組みを強化するために制定されたもので、トイレの普及促進をグローバルに展開しているNPO「世界トイレ機関(WTO:World Toilet Organization、代表:Jack Sim、シンガポール)」の活動を後押しするために、同団体の設立日(2001年11月19日)を「世界トイレの日」としています。

その世界トイレ機関が「世界トイレの日」を前にインドネシアで国際会議「世界トイレサミット2013」(会期:10月2日〜4日)を開催しました。会議にはLIXIL社員2名が招聘され、世界各国の出席者に対して、水をテーマにしたLIXILのグローバルな社会貢献活動と、新たなトイレイノベーションへの挑戦について発表し、出席者の高い関心を集めました。

LIXILとしては、2010年以来、2回目の招待講演となります。

<発表テーマ>

①  Setting New Standards for Social Contribution」
(社会貢献の新スタンダードの構築)
発表者:LIXILグローバルカンパニー Victoria Bolam

②  「The Innovation of Toilet System from Rural」
(地方からのトイレシステムのイノベーション)
発表者:LIXIL総合研究所 今井 茂雄

LIXILは世界トイレ機関の活動に賛同しています。これからもトイレを中心に、貴重な地球の水資源や衛生的な住生活のあり方についての研究開発に取り組んでいくとともに、世界の公衆衛生の充実に寄与していきます。

<参考資料>

■「世界トイレの日」について

国連は、下水処理から屋外排泄の根絶まで多岐に渡る衛生の問題提起ならびに政策化を促進するために、2013年7月24日の国連総会において、全会一致で11月19日を「世界トイレの日(World Toilet Day)」と定めました。
2001年11月19日に、シンガポールで世界トイレ機関(WTO:World Toilet Organization)が創設され、「世界トイレサミット」が開催されました。以降、世界各地で11月19日にトイレの問題を考える取組みが行われ、その広がりを受け、制定されました。

■ 「世界トイレサミット 2013」について

世界トイレ機関が2001年11月19日に初めて開催し、 今回で13回目。衛生・健康・サニテーションと トイレの重要性について議論する国際イベントで、 今年はインドネシアのソロ市で開催されました。

▲世界各国の関係者が議論を交わします。

お知らせ:「世界トイレの日」プロジェクトについて

公益財団法人 日本ユニセフ協会は「世界トイレの日」にあわせ、『「世界トイレの日」プロジェクト』を発足し、LIXILはこのプロジェクトに、プロジェクト・サポーター企業として協力しています。 WEBサイト: http://worldtoiletday.jp/

■“見えないトイレ”展示

「世界トイレの日」プロジェクトの一環として、11月19日(火)の「世界トイレの日」に、「トイレの問題は子どもの命にかかわる問題」であることを知っていただくため、“見えないトイレ”を昭和記念公園(東京都立川市)に設置します。イベントでは、“見えないトイレ”をご覧いただけるほか、個室内に入っていただくことも可能です。

・ “見えないトイレ”とは

“見えないトイレ”イメージ

3つの個室が並ぶ“見えないトイレ”。中央の扉を開けると、そこには本来“あるはず”の便座は無く、目の前には『「トイレがあるのは当たり前」だと思っていませんか?』とのメッセージ。便座が地面に埋まり、草と土がむき出しの個室は、屋外を“トイレ”として使う人たちのトイレ、すなわち“見えないトイレ”を表現しています。