2014年03月28日
住まいと暮らしの総合住生活企業である株式会社LIXIL(本社:東京都千代田区、社長: 藤森義明)は、業界に先駆け、低層マンションの窓リフォーム市場向けに開発した専用カバーサッシ 「ビルサッシ サーモス−S RF/H RF」を2014 年4 月1 日より発売します。
これから窓改修の時期を迎える築25〜35 年のマンションの内、 50%以上※1は5 階建て以下の低層タイプが占めています。
※1:出典…住宅・土地統計調査
そこで今回LIXIL では、従来品より最大30%フレームを細くしたことでガラス面積を拡大 させ、優れた断熱性とスッキリとした意匠を実現させた低層マンションの窓リフォーム向け商品「ビルサッシサー モス−S RF/H RF」を開発しました。
障子は、アルミ障子の「S タイプ」のほか、カバー工法では業界初となるアルミ樹脂複合 障子の「H タイプ」も選べます。これにより、マンションリフォームサッシでは、業界初の断熱性H−4※2 と高い採光性が得られ、従来にはない快適なマンションの窓リフォームを実現します。
※2:Low-E S+A12+FL5 同等以上の断熱性能を有するガラス使用時のJIS A 4706・ JIS A 4702 による断熱性能等級 (H タイプの場合)
また、枠(室内側)を樹脂構造とすることで、額縁やクロスを濡らす結露の発生を抑えます。
マンション窓リフォーム 専用カバーサッシ「ビルサッシ サーモス−H RF」施工例
施工は、既存のサッシ枠をそのまま利用して専用の新設枠、新障子、額縁を取り付ける “カバー工法”で、大がかりな工事が不要です。1窓あたり1時間程度の短時間施工で簡単にリフォームができます。
さらに、防犯性能としてカギの空かけを防止する「空かけ防止機構付きロッククレセント」 や、窓を2重にロックする「サブロック」を標準設定としたほか、従来の「PRO-SE・RF」の売れ筋オプションに加え、 後付けで段差を解消する「フラットアタッチメント」など戸建住宅用窓で人気のオプションも設定することで、 お客さまのご要望に幅広く対応しています。
LIXILでは、今後もさらに「ビルサッシ サーモス−S RF/H RF」 をはじめとする断熱窓の普及促進を図ることで、日本の住宅の断熱化を促進し、 豊かで快適な住生活の未来に貢献していきます。
<参考資料>
【商品特長】
フレームの極小化とガラス面積の拡大を実現したことで断熱性能を向上させ、 シンプルで美しいデザインと高い採光性の確保を可能としました。
■スマートシナジーシステム
アンカー式グレチャン
框を極限まで細くし、断熱性能を向上するために専用のグレチャン 「アンカー式グレチャン」を採用。
ビルサッシ サーモス−S RF
ビルサッシ サーモス−H RF
Sタイプ(アルミ形材) | 引違い窓(3色) |
Hタイプ(アルミ樹脂複合形材) | 引違い窓、 FIX窓(外観:3色、内観:3色)※FIX窓は9月発売予定 |
既存の窓枠に専用の新設枠、新障子、額縁を取付ける“カバー工法”を採用しております。 サッシ周辺のハツリ工事や内装工事が不要となり、居ながらの施工が可能です。施工時間は1窓あたり1時間程度の 短時間で簡単にリフォームすることができます。
既存障子撤去
新設枠取付
新障子・額縁取付
枠の室内側に、リフォーム用サッシでは業界で初めて樹脂構造を採用。 アルミと比較し熱を伝えにくいため、額縁を濡らす結露が発生しにくくなります。また、 障子が室内側枠外へ出張らず結露水が枠内で処理しやすい構造としました。
障子が確実に閉まっていない場合にクレセントが回らない仕組みの 「空かけ防止機構付ロッククレセント」、および侵入しにくいと思わせる効果もある「サブロック」 を標準設定としています。その他、後付けで段差を解消できる「フラットアタッチメント」など、 戸建住宅用窓で人気のオプションも追加し、お客さまのご要望に幅広く対応しています。
<標準部品>
「空かけ防止機構付ロッククレセント」
「サブロック」
<オプション部品>
■鍵付クレセント
■アシスト引手
■フィルター付上桟一体型換気框
■フラットアタッチメント
段差をなくし、ユニバーサル配慮した後付けで取り付け可能なアルミ製アタッチメントを ご用意しました。
■召合せ指挟み防止ストッパー
マンション窓リフォーム時期の目安は一般的に約25〜35年です。 共用部になりますので、管理組合の許可が必要です。