ここに掲載されている情報は、発表日現在の情報です。
ご覧になった時点で内容が変更になっている可能性がありますので、あらかじめご了承ください。

開発途上国のトイレ普及に貢献する優れた取組み・仕組みを表彰する「GOODプロジェクト」で
LIXILの「グリーントイレシステムプロジェクト」が「新しい取組み賞」を受賞

2014年03月12日

住まいと暮らしの総合住生活企業である株式会社LIXIL(本社:東京都 千代田区、社長:藤森義明)の「グリーントイレシステムプロジェクト」が、開発途上国の衛生 施設(トイレ)の普及を飛躍的に進める可能性のある、優れた取組み・仕組みを表彰する「GOOD プロジェクト」(主催:特定非営利活動法人日本水フォーラム)において、「新しい取組 み賞」を受賞しました。

「GOODプロジェクト
新しい取組み賞」のマーク

ケニアでの「グリーントイレシステムプロジェクト」
現地住民説明会の様子

LIXILでは、GDP成長率が高く、成長が期待されているケニア共和国におい て、清潔で快適な衛生設備の提供を目指す「グリーントイレシステムプロジェクト」を進めています。 「グリーントイレシステム」は、貴重な水を使わず、地下水や河川、湖沼、海などの水資源を汚染しな い循環型無水トイレシステムです。開発途上国はもちろん、日本国内でも下水道など汚水処理システ ムが整備されていない地域に導入するための技術開発を行っています。

「GOODプロジェクト」において、こうした先進国への逆波及までを事業スコープに入れた取組みであ ることや、総体として革新的・企業的なアプローチであることが高く評価され、このたび「新しい取組み賞」を受賞しました。な お、副賞賞金の一部を、生理用品の支給など、ケニアの女子生徒たちを支援しているNPOの活動に寄付します。

LIXILは、し尿を適切に処理できる「グリーントイレシステム」の普及に向け、実証試験や技 術開発を重ねています。そして、新興国などの貧困地域の衛生問題解決に寄与し、清潔で安全な生活環境を提供する ことで、豊かで快適な住生活の未来に貢献していきます。

◆「GOODプロジェクト」について http://www.waterforum.jp/toilet-project/project/vol_2_2/

【主催】 特定非営利活動法人日本水フォーラム( http://www.waterforum.jp/jp/home/pages/index.php
【募集期間】 2013年9月20日(金)〜11月28日(木)
【表彰】 「世界を変えるトイレ大賞」(1点)、「新しい取組み賞」(1点)
「優れた取組み賞」(2点)、「トイプロ事務局特別賞」(2点)
【評価ポイント】 ・衛生施設(トイレ)の普及を飛躍的に拡大させる、もしくは衛生事情の改善を加速させる可能性を秘めている。 ・地域になじむ技術や材料が選ばれている。・衛生施設の維持管理のために必要な手間やコストが、利用者にとっ て手頃なものであり、かつ利用者によって負担されている。 など

【LIXIL「グリーントイレシステムプロジェクト」への評価コメント(抜粋)】
環境に配慮していても不便を強いる製品は社会に普及しない、というマーケティング的な考え方が背景にある。
必要な製品スペックを満たすために、積極的に技術開発を行う企業姿勢が見える。
技術的な実証試験終了後のプロモーションまで視野に入れた工夫がある。
先進国への逆波及(リバースイノベーション)まで事業スコープにいれたプロジェクトであることなどが評価されました。