2014年06月11日
住まいと暮らしの総合住生活企業である株式会社LIXIL(本社:東京都千代田区、社長: 藤森義明)では、森ビル株式会社が特定建築者として建設し、本日6 月11 日に開業した、地上52 階建て、高さ247mの超高層複合タワー 「虎ノ門ヒルズ」において、外観を機能的に飾るカーテンウォール(ビルの外装材)約63,262㎡をはじめとし、壁・床タイル、 重量シャッターや耐火スクリーン、タイルカーペット、浴槽など、LIXIL グループの総合力と独自の高い技術力を活かした商材が 多数採用されました。
虎ノ門ヒルズの外観
今回、LIXIL では、店舗・事務所・住宅・ホテル・カンファレンスと多様な用途を持つ複合ビルの外装として、 様々な平面構成に対応でき超高層に対応した高い性能を持った当社のオーダーカーテンウォールが採用されています。
また、ホテル階や店舗階のパントリー・厨房等には、LIXILおよびダイナワンのタイルが採用されているほか、 LIXIL 鈴木シャッターの重量シャッターおよび耐火スクリーン計79ヶ所、川島織物セルコンのタイルカーペット(床材) などの商材も採用されています。
さらに、日本初進出となるホテル「アンダーズ 東京」の全客室164室およびスパ&フィットネスルームには、 JAXSONの浴槽も採用されるなど、外観から居住空間まで、LIXILグループの多様な技術によって、快適性を実現しています。
「虎ノ門ヒルズ」は、地上52 階建て、高さ247mの超高層複合タワーです。東京都が外国企業誘致を推進する 「アジアヘッドクォーター特区」に位置し、日本初進出となる革新的ホテル「アンダーズ 東京」をはじめ、最高スペックを備えたオフィス、 眺望抜群なハイクラス住宅「虎ノ門ヒルズレジデンス」、国際水準のカンファレンス施設「虎ノ門ヒルズフォーラム」、 多様な都市活動を最大限サポートする商業施設、約6,000 ㎡のオープンスペース等で構成され、 東京の新たなランドマークとして注目を集めています。
<参考資料>LIXILグループ商材 採用部位
基準階(オフィス・住宅・ホテル階)
・オフィス階は、外部熱負荷を軽減させるLow-Eペアガラスの採用や、エアバランスユニットに対応した環境配慮型設計。
・住宅階は、室内環境へ配慮し自然換気装置を内蔵。
・地上に向かって広がる異なる3タイプの外装傾斜面が22階レベルで収束し垂直面に切替わる意匠に対応するため、
ユニットジョイント部に複雑な角度に対応できるジョイントシステムを採用。
屋上階
・特徴的な形状の地上250mの屋根部分は、スリットで分割された三日月の様な2面のトップライト、
およびその側面に配置されたルーバーで構成。
・最大風圧7000Paに対応する性能を有し、メンテナンス性・清掃作業に配慮した外装システムを採用。
・常時風速の上がる高層部の風鳴りに対応するため、風洞試験を繰り返し行い、ルーバー形状を決定。
住宅・ホテル階
オフィス低層階(商業棟含む)
ビル共用部
・採用商材: タイルカーペット
ホテル階
ネーミングの由来である“月”思わせる、清楚な印象の円形バスタブ「Luna(ルナ)」をベースとした特注円形浴槽を全客室に納品。 たっぷりと深く浸かることができ、半身浴も可能な浴槽は、日本の入浴文化を体験できる。
※1 株式会社LIXILの子会社
※2 株式会社LIXILグループの子会社
虎ノ門ヒルズ 施設概要