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LIXILギャラリー新企画
清水敏男氏・宮田亮平氏・伊東豊雄氏・隈研吾氏監修による
「クリエイションの未来展」を2014年9月からスタート

2014年07月03日

住まいと暮らしの総合住生活企業である株式会社LIXIL(本社:東京都千代田区、社長: 藤森義明)は、東京・銀座のLIXILギャラリーで、2014年9月から、日本の建築・美術界を牽引する4人のクリエイター、清水敏男氏(アートディレクター)、宮田亮平氏(金工作家)、伊東豊雄氏(建築家)、隈研吾氏(建築家)を監修者に迎え、独自のテーマで現在進行形の考えを具現化する「クリエイションの未来展」を展開します。

左から:清水敏男氏(アートディレクター)、宮田亮平氏(金工作家)、伊東豊雄氏(建築家)、隈研吾氏(建築家)

新たに展開する「クリエイションの未来展」は、3カ月ごとの会期で開催します。

初回は2014年9月からで、建築科出身の美術家木村恒介氏による風景を考察した作品を、 清水敏男氏の監修で展示します。2014年12月からは、日本の金属工芸の伝統技術や最新技術を用いた多様な表現を宮田亮平氏の作品で紹介します。また、2015年3月からは、伊東豊雄氏によるこれからのライフスタイルについて考える展示を行います。さらに2015年6月からは、映画作家の岡博大氏が隈研吾氏に密着したドキュメンタリー映画を中心に、隈研吾氏監修のもと、建築とアートはいかに創造されるのかについて考える展示を行います。

LIXILは今後も、住生活をめぐる幅広い情報発信を行っていくことで、心豊かな未来の暮らしを創造していきます。

<参考資料>

■監修者と展示内容のご紹介

清水敏男  美術評論家、キュレーター。学習院女子大学大学院教授。東京都庭園美術館、水戸芸術館現代美術センター芸術監督などを経て、最近では東京ミッドタウン、豊洲フロント、名古屋ルーセントタワーなど、多数のアートプロデュースを行っている。
展示概要  会期:2014年9月〜11月
世界の現代美術作家を紹介。建築科出身の美術家木村恒介氏による、風景を考察した作品を展示。

木村恒介
みえない景色(2011)


宮田亮平  金工作家。東京藝術大学学長。イルカをモチーフとした「シュプリンゲン」シリーズなどの作品で、 国内外で個展を開催するほか、多数の展覧会に参加。
展示概要  会期:2014年12月〜2015年2月
日本の金属工芸の伝統技術や最新技術を用いた多様な表現を自身の作品で紹介。

「シュプリンゲン」シリーズ


伊東豊雄  建築家。近作に「今治市伊東豊雄建築ミュージアム」「台湾大学社会科学部棟」など。ヴェネチア・ビエンナーレ金獅子賞、プリツカー建築賞など受賞。2011年私塾「伊東建築塾」設立。これからのまちや建築のあり方を考える活動を行う。
展示概要  会期:2015年3月〜5月
「東京に住む若い人々に変化が起こっています。均質で孤独なマンション暮らしより、自然に開かれた地域で、つくり、食べ、仕事を見つけ、子育てをしたいという人が増え始めています。これからのライフスタイルはどうあるべきか、一緒に考えましょう」

HOUSE VISION 住の先へ(2013)
撮影:中村絵


隈研吾  建築家。東京大学教授。作品に「那珂川町馬頭広重美術館」「根津美術館」「アオーレ長岡」「歌舞伎座」など。著書「負ける建築」「小さな建築」ほか。
展示概要  会期:2015年6月〜8月
建築、アートはいかに創造されるのか。映画作家の岡博大氏が、隈研吾氏に密着したドキュメンタリー映画を紹介。時代を超えて継承できる創作の智恵を探る。会場では、 隈氏設計のモバイルシアターも展示し、アーティストや職人らの制作プロセスに迫った映像作品を上映する予定。

撮影:岡博大


■LIXIL:GINZAのギャラリー活動について

LIXILの情報発信拠点「LIXIL:GINZA」(所在地:東京都中央区)2階にて、ギャラリー活動を展開しています。

<LIXILギャラリーの概要>

所在地 東京都中央区京橋 3-6-18 東京建物京橋ビル LIXIL:GINZA 2F
電話 03-5250-6530
URL http://www1.lixil.co.jp/gallery/
開館時間 10:00〜18:00
休館日 水曜日、年末年始、夏季休暇
交通 [電車]
・地下鉄銀座線「京橋」駅より徒歩1分
・地下鉄有楽町線「銀座一丁目」駅より徒歩3分
・都営浅草線「宝町」駅より徒歩3分
・JR「有楽町」駅より徒歩7分
※駐車場はございません。公共交通機関をご利用ください。

LIXIL:GINZAが入居する東京建物京橋ビル外観(左)と会場となる2階ギャラリーフロア(右上・右下)※展示はイメージです