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LIXILギャラリー 【やきもの展】のご案内

2014年10月17日

和田 的 わだ あきら 陶展

会期:2014年11月28日(金)〜2015年1月13日(火)
会場:LIXILギャラリー

香合「馬」と「A-chair」 2014
香合W42×D42×H96mm A -chair W470×D380×H1370mm

LIXILギャラリーでは2014年11月28日(金)〜2015年1月13日(火)の期間、「 和田 的 わだ あきら 陶展」を開催します。和田 的は現在36歳の若さですが、すでに日本陶芸展や日本伝統工芸展、パラミタ陶芸大賞展などで数々の賞を受賞している実力、人気とも注目の若手陶芸家です。千葉県佐倉市に窯をかまえ、彫刻刀で彫り出す手法で独自の白磁の作品を生み出しています。シャープで端正な作品の数々は観る者を魅了します。本展では土の特性を生かした新たな表現に挑戦したオブジェ作品「岩清水」などを含む新作10点と旧作2点を展示します。

「岩清水」 2014
W130×D130×H462mm

「ENERGY」 2014
W380×D380×H170mm

「満月」 2014
W222×D222×H201mm

│開催概要│

会 期
2014年11月28日(金)〜2015年1月13日(火)
★アーティスト・トーク&レセプション
日時:2014年11月28日(金)18:00〜19:30
休館日
水曜日、2014年12月27日(土)〜2015年1月4日(日)
開館時間
10:00 〜18:00
企 画
株式会社LIXIL
会 場
LIXILギャラリー
観覧料
無料
会場写真
http://www1.lixil.co.jp/gallery/

│展覧会の見どころ│

1. 新たな表現に挑戦したオブジェ作品「岩清水」など12点展示

本展では、自然界をテーマにした作品「満月」「ENERGY」、都会のビルをイメージしたシャープなフォルムが魅力的な作品「東京」、ミニマムな造形の美しさが光る香合の作品、そしてこれまでリスクに感じていた乾燥による亀裂や焼成による色や形の変化といった土の特性を生かし、新たな表現に挑戦したオブジェ作品「岩清水」など新作10点と旧作2点を展示します。

2. 丹念な彫り出しから生まれる白磁の作品

和田的の白磁の作品は、天草陶石を主原料にした磁土をろくろで挽き、乾燥後、彫刻刀で形を彫り出し、焼成することで生まれます。繊細で集中力が必要な彫り出し作業は時間がかかり、1年の大部分をこの作業に費やします。「仕上げにはヤスリを使うこともあるが、手の温もりを残すためになるべく彫刻刀で彫るようにしている」と和田は言います。機械的になりがちな直線は彫刻刀で彫り出すことによってやわらかさを帯び、観る者の心に訴えかけます。

3. 「光と影」「明と暗」「生と死」を意味する"コントラスト"がテーマ

和田は“コントラスト”をテーマに多くの作品を制作しています。和田は、コントラストには「光と影」、人の心の「明と暗」、「生と死」の意味があり、それらは常に表裏一体でどこかで交わっていると考えます。作品「馬」と「A-chair」(本資料1ページ目に掲載)からもそうした和田の考えを伺うことができます。「A-chair」は8年前に自らがデザインしたものです。2種類の木材を使用し、異なるものが交わっている様を表しています。また、「A-chair」に乗っている香合「馬」は、ミニマムに作られることで、生死のコントラストが観る者の印象によって異なるよう、想像の余地が与えられています。

*天草陶石
熊本県天草郡下島西海岸一帯の地域で産出され、陶磁器の原料となる良質な陶石。日本を代表する白磁原料として知られている。

│作者略歴│

和田 的 (Wada Akira)

1978年
千葉県千葉市生まれ
2001年
文化学院芸術専門学校 陶磁科卒業、上瀧勝治氏に師事
2005年
窯を持ち独立 日本工芸会正会員認定
2007年
文化庁新進芸術家海外研修員として渡仏
現在
日本工芸会正会員 千葉県美術会理事

個展

2007年
日本橋三越本店(以後 '09/'11/'14/東京)
2010年
千葉三越(千葉)
2011年
柿傳ギャラリー(以後 '13/東京)
2012年
現代陶芸 寛土里(東京)、やまに大塚 ギャラリー緑土里(栃木)

企画展

2009年
第60回記念千葉県美術展覧会選抜展(千葉県立美術館/千葉)
2010年
現代工芸への視点―茶事をめぐって―(東京国立近代美術館工芸館/東京)
2011年
第6回パラミタ陶芸大賞展(パラミタミュージアム/三重)
茶陶 造形と意匠にみる現在性Ⅱ(ギャラリーヴォイス/岐阜)
「白の時代」展(益子陶芸美術館/栃木)
野外彫刻半世紀展(北九州市立美術館分館/福岡・ときわミュージアム/山口)
REVALUE NIPPON PROJECT(茨城県陶芸美術館/茨城)
2012年
現代の造形−Life&Art−ふれる器 Feel Ceramics(東広島市立美術館/広島)
2013年
現代の名碗(菊池寛実記念 智美術館/東京)、清州ビエンナーレ(韓国)
2014年
展開するチカラ展(益子陶芸美術館/栃木)、現代陶芸 現象(茨城県陶芸美術館/茨城)
関東のうつわ展(伊丹市工芸センター/大阪)

彫刻展

2010年
大分アジア彫刻展(朝倉文夫記念館/大分)
2011年
UBEビエンナーレ(現代日本彫刻展)(ときわ公園/山口)
2012年
鹿島彫刻コンクール(鹿島KIビル・アトリウム/東京・大阪)

受賞

2004年
千葉県美術展(以後 '06/'11)
2007年
第35回新作陶芸展 白器「表裏」日本工芸会賞
2009年
第3回菊池ビエンナーレ 白器「ダイ/台」 奨励賞
第20回日本陶芸展「ザ!オブジェ」 池田満寿夫賞
2010年
第50回東日本伝統工芸展 白磁「はこ」 第50回展記念賞
2011年
パラミタ陶芸大賞展 大賞
UBEビエンナーレ(現代日本彫刻展)山口銀行賞

ワークショップ・講演

2012年
多治見意匠研究所(ワークショップ・スライドレクチャー/岐阜)
2013年
第43回茶道夏期大学 講演「自作を語る」(柿傳・安与ホール/東京)
茨城県窯業指導所(ワークショップ・スライドレクチャー/茨城)
2014年
茨城県窯業指導所(ワークショップ・スライドレクチャー/茨城)

パブリックコレクション

宮内庁、パラミタミュージアム(三重)、茨城県陶芸美術館(茨城)

「東京」 2012
W110×D98×H370mm