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“学生が考える、将来の家”をテーマに、先進的な技術や新たな住まい方を提案する
「エネマネハウス2015」参加3大学でLIXILのハイブリッド窓が採用
〜“エネルギー”“ライフ”“アジア”をコンセプトに横浜みなとみらいにモデルハウスを建築・展示〜

2015年10月15日

住まいと暮らしの総合住生活企業である株式会社 LIXIL(本社:東京都千代田区、社長: 藤森義明)では、“学生が考える、将来の家”をテーマに、先進的な技術や新たな住まい方を提案 する「エネマネハウス2015」(主催:エネマネハウス事務局、共催:横浜市、後援:国土交通省、 一般社団法人日本建築学会)において、本年度参加の5大学のうち、早稲田大学、立命館大学、 関東学院大学の3大学のコンセプトを実現するための建材として、LIXIL のアルミと樹脂のハイブ リッド窓が採用されました。

「エネマネハウス 2015」は、大学と民間企業の連携により、“学生が考える、将来の家”をテーマに、“エネルギー”、“ライフ”、“アジア”の 3 つのコンセプトの下、先進的な技術や新たな住まい方を提案するモデルハウスを実際に建築し、実証および展示公開を行う事業です。

ネット・ゼロ・エネルギー・ハウス(ZEH)の推進による多様な価値の創出、さらに質の高い生活を実現する住まいの提案、革新的アイデアを生むプラットフォームとしての産学官連携を狙いとして、世界の課題解決に貢献する「日本のエネマネ技術」を標榜し、大学と民間事業者等との協働によるコンペティションとして実施されます。

2回目の開催となる今年は、審査で選ばれた関東学院大学、芝浦工業大学、山口大学、立命館大学、早稲田大学の5校が参加しています。

今回、早稲田大学、立命館大学、関東学院大学の3大学で、コンセプトを実現するための建材として、LIXILのアルミと樹脂のハイブリッド窓が採用されています。LIXILでは、省エネルギー基準の義務化やZEHの促進を見据えた省エネルギー住宅の加速化に対応すべく、熱の流出入への影響が大きい開口部の断熱性能向上に取り組んでおり、今回、これらの製品の断熱性能や、デザイン性、採光性、実用性といった点が総合的に評価され、採用に至りました。

<採用商品名>
・ 早稲田大学、立命館大学:高性能ハイブリッド窓「サーモス X」
・ 関東学院大学:アルミ樹脂複合窓「シンフォニーマイルド」

3大学を含む各校のモデルハウスは、2015年10月17日(土)〜20日(火)、30日(金)〜11月1日(日)の期間、横浜のみなとみらい地区にて一般公開され、来場者からの投票により最も住みたい “People's Choice Award”を決定します。

LIXILでは今後も、開口部の断熱化を実現することで、日本の住宅の高性能化と低炭素社会の構築に貢献していきます。

<参考資料>
■採用商品と採用理由

・ 早稲田大学「ワセダライブハウス」/採用商品:高性能ハイブリッド窓「サーモスX」

【採用理由】
住まい手が建築から介入し、日々の生活、ライフスタイルの変化を楽しみながら ZEHを実現するコンセプトの「ワセダライブハウス」。
その特徴の一つが、日本家屋を思わせる大きな開口です。この開口で現在の省エネルギー基準のUa値を満たし、かつ納まりも含めたデザイン面や価格などが我々の希望と適合した窓が「サーモスX」だったことから、採用を決定しました。

・ 立命館大学「水と暮らしの重ね箱」/採用商品:高性能ハイブリッド窓「サーモスX」

【採用理由】
「ZEH+水」をメインコンセプトとした提案では、中央の「コア」を「中間領域」で囲った「入れ子構造」が特徴の一つとなっています。 コアを屋外のさまざまな変化から守ると同時に、中間領域の自由な使い方につながっています。
アルミと樹脂のハイブリッド窓である「サーモスX」は、断熱性、気密性が高く、中間領域のさまざまな使い勝手に応じた環境性能を確保できると共に、採光性に優れ、コアへも十分な自然光が確保できると考えています。

・ 関東学院大学「グリーンハット2030」/採用商品:アルミ樹脂複合窓「シンフォニーマイルド」

【採用理由】
「グリーンハット2030」は、南面ファサードの全面にわたって3組の3枚建サッシを連続させ、長さ8mを超える開口部を持つ「現代の縁側」を作っています。 優れた断熱性能を有していることに加えて、比較的安価であり、かつ、枠形状がシンプルで連窓を自然にデザインできることから、LIXILの「シンフォニーマイルド」を選定しました。

■LIXILのハイブリッド窓について

・ 高性能ハイブリッド窓「サーモスX」

サーモス X は、アルミに代わり主流となりつつある、アルミと樹脂の複合構造をベースに、断熱性を飛躍的に向上させた次世代の高性能ハイブリッド窓です。フレームを極限まで細くし、ガラス面積を最大化する「スマート・シナジー・システム」の採用に加え、高い断熱性能を可能にする新構造のハイブリッドのフレーム、さらにはトリプルガラスを搭載したことで、従来のアルミ樹脂複合窓では実現できなかった樹脂窓同等の断熱性能を実現し、明るい室内と開放感のある高い眺望性を可能にします。スリムなフレームが活きるスリット窓や自由に窓を組み合わせる連段窓など、ハイブリッド窓ならではの豊富なラインアップを取り揃えています。

・ アルミ樹脂複合窓「シンフォニーマイルド」

室内側に熱伝導率の低い樹脂形材、室外側に耐候性・耐久性に優れたアルミ形材を採用。異なる 2つの素材の特長を活かし一体化させた複合構造により、高い断熱性を発揮します。 住宅の省エネルギー化はもちろん、躯体内結露を防ぎ、住宅の長寿命化にも貢献します。

■「エネマネハウス2015」とは

大学と民間企業の連携により、“学生が考える、将来の家”をテーマに、“エネルギー”、“ライフ”、“アジア”の3つのコンセプトの下、先進的な技術や新たな住まい方を提案するモデルハウスを実際に建築し、実証および展示公開を行う事業です。
第1回大会となった「エネマネハウス2014」では、3日間の展示期間で約 6,700 の来場者を集めました。

主催:
エネマネハウス事務局
共催:
横浜市
後援:
国土交通省、一般社団法人日本建築学会
公式HP:
https://sii.or.jp/emh2015/

<一般公開情報>

日時:
2015年10月17日(土)〜20日(火)、30日(金)〜11月1日(日)
一般公開時間:10:00〜16:30  ※10/17、10/31は 13:00〜16:30
場所:
神奈川県横浜市西区高島1丁目2-73
入場方法:
事前受付不要
参加費:
無料
参加大学(五十音順):
関東学院大学、芝浦工業大学、山口大学、立命館大学、早稲田大学