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【旭トステム外装】「ジャパン・レジリエンス・アワード2015」において
「AT耐震改修システム工法」が優良賞を受賞
〜耐震補強壁工法「壁王」と、透光型耐力壁「パンチくん」による新しいリフォームの形が高い評価〜

2015年03月27日

LIXILグループ傘下で、外装建材総合メーカーの旭トステム外装株式会社(本社:東京都江東区毛利1-19-10、社長:条生秀人)は、耐震補強壁工法「AT‐WALL壁王(へきおう)」(以下、壁王)と、採光性・通風性に優れた透光型耐力壁「パンチくん」を組み合わせた「AT耐震改修システム工法」が、「ジャパン・レジリエンス・アワード(強靭化大賞)2015」(主催:一般社団法人レジリエンスジャパン推進協議会)において、企業・産業部門の優良賞を受賞しました。

(画像左)耐震補強壁工法「壁王」、(右)透光型耐力壁「パンチくん」施工例

「ジャパン・レジリエンス・アワード(強靭化大賞)」は、次世代に向けたレジリエンス社会を構築するために全国各地で展開されている先進的な活動を発掘し表彰する制度です。この度発表された「ジャパン・レジリエンス・アワード(強靭化大賞)2015」では、約200 件の応募の中から、厳正な審査を経て各賞が選出されました。

旭トステム外装では、リフォーム住宅向けとして2009年に外装仕上材による耐震補強壁工法「壁王」を、さらに2014年には光や風を通す補強材で、明るく開放的な空間を実現する耐震リフォーム用の透光型耐力壁「パンチくん」を発売し、耐震リフォームの提案に取り組んできました。一般財団法人日本建築防災協会の技術評価も取得している両商品を組合せることで、より効率的で経済性の高い屋内外からの耐震補強を可能としました。

従来の工法とは異なり、意匠性や採光性・通風性を高める商品の開発・提案により、耐震リフォームをより身近なものとする取り組みが評価され、今回の受賞に至りました。

今後も旭トステム外装では、「壁王」や「パンチくん」をはじめ、金属外装材「Danサイディング」などの商品を通じ、耐震リフォームを広く提案していくことで、“お客さまの安全と資産価値を守り続ける”より高品質な住まいづくりをサポートしていきます。

〈参考資料〉

【商品特長】

■耐震補強壁工法「壁王」

国土交通省の「住宅・建築先導技術開発助成事業」に採択され開発し、業界で初めて一般財団法人日本建築防災協会より公的技術評価※1を取得した、外装仕上げ材による耐震補強工法です。外装仕上げ材である窯業系サイディングを耐力面材として利用できる仕様(構造用合板とほぼ同等の壁基準耐力5.2kN/m)にしているため、外壁を取替えるだけで耐震補強ができ、仕上がりは通気構造となるため、劣化対策の構造となります。既存壁撤去と外装材工事だけなので、耐力壁工事などの工程を省くことも可能で、住みながらの工事が可能です。

※1:(財)日本建築防災協会による技術評価を取得(評価番号:DPA−住技−29)

準不燃材料認定番号:
QM‐0668

■透光型耐力壁「パンチくん」〜高い採光・通風性で開放的な空間を実現

耐震性を確保しながら、採光・通風を可能とするパンチングメタルを採用。従来の耐震リフォームにおいて、壁を新たにつくる必要があった大きな部屋がある間取りでも、圧迫感のない開放的な空間を確保しつつ、耐震補強することができます。筋交いや合板を使わずに合板張りの約1.5倍、壁基準耐力7.8kN/mという高い耐震性を実現しました。一般財団法人日本建築防災協会より住宅等防災技術評価※2を受けています。せん断補強金物を柱頭・柱脚に設置し、各部材を専用ビスで留めるだけの簡単施工。ボードや筋交い取り付けクロス張りなどの仕上げに代わる工法のため、短い工期でのリフォームが可能です。

※2:評価番号:DPA-住技-57

<イメージ>

従来の補強工事の場合

「パンチくん」使用の場合

「ジャパン・レジリエンス・アワード(強靭化大賞)」

次世代に向けたレジリエンス社会を構築するために全国各地で展開されている“強靭化”(レジリエンス)に関する先進的な活動を発掘、評価、表彰する制度で、"強くてしなやかな国づくり、地域づくり、人づくり、産業づくりに資する活動、技術開発、製品開発等"を実施している企業・団体に対し表彰するものです。「ジャパン・レジリエンス・アワード(強靭化大賞)2015」では、全国から約200 件の応募があり、その中から、一次選考(書類審査)と最終審査(審査委員審査)を経て、グランプリ、金賞以下各賞が決定しました。