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住生活の変遷がわかる年表型データベース
「日本の住生活のあゆみとLIXILのものづくり」サイトオープン
〜 住生活史を読み解き、これからの暮らしを考える 〜

2015年07月02日

住まいと暮らしの総合住生活企業である株式会社LIXIL(本社:東京都千代田区、社長:藤森 義明)が運営する「LIXIL資料館」(所在地:東京都江東区、館長:晝間 幸雄)は、日本の住生活の進歩とともに歩んできたLIXILの歴史をご紹介する「日本の住生活のあゆみとLIXILのものづくり」WEBサイト( http://www.lixil-history.com/ )を本日より公開します。

日本の住生活のあゆみとLIXILのものづくり

「日本の住生活のあゆみとLIXILのものづくり」WEBサイトは、LIXIL資料館オープン(2012年10月)の際に込められた“歴史を重んじ、見つめ直すことにより、未来への歩みに活かしたい”という思いのもと、ゆたかな暮らしの未来を見据えて住生活の歴史を学びたいと考える学生や研究者、住宅業界の方々、開発者だけではなく、広く一般の方にも興味を持ってもらいたいという目的で制作しました。

また、歴史的な出来事『一般史』、住宅の歴史『住生活史』とあわせて、LIXILの『製品史』を年表形式で一覧にすることで、時代背景とともに開発されてきた製品を読み解くことができる構成にしています。

LIXILの歴史は、2011年にトステム(1923年創業)、INAX(1924年設立)、新日軽(1899年創業)、サンウエーブ工業(1936年創業)、東洋エクステリア(1974年設立)の5社が統合し誕生しました。また、創業170年の歴史を持つ日本の織物メーカー株式会社川島織物セルコン(1843年創業)も、同年にLIXILグループに加わっています。日本の住生活とともに発展し、その時代が必要とした製品を供給してきたことはもとより、時代を先取りする製品も生みだしてきました。特に日本の生活様式が大きく変化した高度成長期を住生活の面から支えてきたLIXILの歴史は、まさに日本の住生活文化の歴史ともいえます。

今や日本が世界に誇る“シャワートイレ(温水洗浄便座)”が、海外からの輸入品が1964年に初めて国内で販売され、その後1967年に伊奈製陶(後のINAX、現LIXIL)が国産第1号を製造したことや、1956年“三種の神器(白黒テレビ、冷蔵庫、洗濯機)”と言われていた時代に、プレス成型によって大量生産が可能となったサンウエーブ工業のステンレス深絞り流し台が誕生するなど、その時代背景とあわせてLIXIL製品の歴史を読み解くことで、きっと未来の住生活の発展に寄与できると私たちは考えています。

LIXILでは今後も、いい住まい、いい暮らしを実現するための情報発信を通じ、より快適で安心・安全な住まいの実現に貢献していきます。