2016年08月30日
住まいと暮らしの総合住生活企業である株式会社LIXIL(本社:東京都千代田区、社長:瀬戸欣哉)は、キッチンの機能をコンパクトにまとめた「ミニキッチン」をフルモデルチェンジし、サ高住(サービス付き高齢者向け住宅)やオフィスにも対応するバリエーションを加えて、2016年9月1日から新発売します。
「ミニキッチン オープンタイプ」施工例
サ高住は、高齢者の暮らしを支援するサービスを提供する住まいとして国が整備を進めており、2020年までにサ高住の登録数を全国60万戸に増やす計画が発表されるなど、今後もさらなる増加が見込まれています。
この度フルモデルチェンジする「ミニキッチン」には、間口の小さなキッチンが採用されることの多いサ高住向けに、椅子に座ったままでも作業しやすい「オープンタイプ」を新たに追加しました。座っても作業がしやすい深さ約12cmの浅型シンクを採用したほか、前後左右への移動の際に便利なサポートバーを取り付け、吐水・止水や湯温調節をレバーひとつで操作できるシングルレバー水栓を標準採用するなど、高齢者の使いやすさを追求しています。
さらに、「オープンタイプ」と従来ラインアップの「スタンダード 冷蔵庫タイプ/扉タイプ」では、オフィス向けに下台のみ・コンロなしでも設置できる「ハーフユニット」が新たに選べるようになりました。
LIXILは、サ高住やオフィス、ワンルームなど用途に合わせた「ミニキッチン」をご用意することで、毎日の暮らしを心地よく過ごすための住空間づくりのお手伝いをしていきます。
<参考資料>
間口の小さなキッチンが採用されることの多いサ高住向けに、座ったままでも作業がしやすいよう、足元のスペースを確保した「オープンタイプ」を新たにラインアップしました。幕板の色は、どの部屋にもなじみやすい「アンティックホワイト」と木目調の「クリエペール」(受注生産品)の2色をご用意しています。
浅型シンク 座ったままでの作業のしやすさを考慮した深さ約12cmの浅型シンクを採用しました。座った姿勢でも無理なく手元を確認できます。 |
サポートバー 前後左右への移動をスムーズに行えるサポートバーを取り付けています。キッチンで作業を終えて立ち上がる際にも便利です。 |
シングルレバー水栓 吐水・止水や湯温調節をレバーひとつで簡単に操作できます。水ハネが少なく、肌触りのやさしい泡沫吐水タイプを採用しています。 |
「オープンタイプ」と「スタンダード 冷蔵庫タイプ/扉タイプ」では、水切棚やビルトイン照明のある上台と下台を合わせた「フルユニット」の他に下台のみでも設置できる「ハーフユニット」が選べます。
右図:「ハーフユニット」のイメージ
コンパクトな中にもお料理に必要な機能を揃えたスタンダードなタイプとして、45Lのコンパクトタイプの冷蔵庫が付いた「冷蔵庫タイプ」や下台すべてが収納スペースとなっている「扉タイプ」、飲料用の熱湯と洗い物用の適温出湯ができる「飲料用電気温水器タイプ」をご用意しています。
スタンダード 冷蔵庫タイプ |
スタンダード 扉タイプ |
スタンダード 飲料用電気温水器タイプ |
「スタンダード 冷蔵庫タイプ/扉タイプ/飲料用電気温水器タイプ」
間口90cm、105cm、120cm、150cm
※飲料用電気温水器タイプは間口90cmの設定はありません
「オープンタイプ」
間口90cm、105cm、120cm
「オープンタイプ」
間口90cm、フルユニット 電気コンロ100V 189,500円〜
間口90cm、ハーフユニット コンロなし 106,500円〜
「スタンダード 扉タイプ」
間口90cm、フルユニット 電気コンロ100V 180,000円〜
間口90cm、ハーフユニット コンロなし 97,000円〜
※価格には、消費税及び搬入・取付・設置費等は含まれておりません
■受注開始日
2016年9月1日
■発売地域
全国