2016年05月27日
シャッター・防災商品の専門メーカーである株式会社LIXIL鈴木シャッター(本社:東京都 豊島区、社長:牛尾清明)は、地下駐車場の出入り口や工場など建物外構部の出入り口への浸水対策に最適なシートタイプの防水板として、最大開口幅8mでも1mの水位まで浸水を防止できる「アピアガード 防水シートⅢ」を、2016年6月1日より全国で新発売します。
シートタイプ防水板「アピアガード 防水シートⅢ」施工イメージ
シートタイプ防水板は、持ち運びがいらず、その場で設置可能なシートを引き上げるタイプの防水板です。鋼製防水板などと比べ軽量で設置に時間がかからない点や保管場所が不要な点から、近年増加している集中豪雨による建物への浸水被害対策としてご好評いただいています。
今回発売する「アピアガード 防水シートⅢ」は、最大開口幅8mの出入り口まで対応できます。従来品は設置するのに2人で作業を行う必要がありましたが、シートの固定方法の仕様変更により、シートを引き上げる際の負担を軽減し、開口幅8mでも1人での設置が可能となりました。
メンテナンス面では、収納時の防水シート汚れを防ぐため、保護シートを新たに追加しています。さらに、これまで排水パイプを下部レール側面に設置していたものを、下部レールの底にする新構造により、防水シートが水に浸らずシートの経年劣化を抑えます。組み立てに必要なシート、部材はすべてあらかじめ取り付けたレールの中に収容でき、持ち運びの必要がなく景観を損ねません。
LIXIL鈴木シャッターでは、今後も時代の変化に対応した防災商品を開発し、安心と安全をお届けしてまいります。
<参考資料>
これまで2人で約5分かかっていたセッティング作業を、シートを引き上げる際の負担の軽減や、シート固定方法の改良により、1人で約4分30秒で可能となりました。さらに、これまで組み立てに必要だった工具が不要となり、従来よりも簡単にセッティングできます。
下部レール内に水が溜まりにくくするため、これまで下部レール側面についていた排水パイプを、レールの底へ設置することにより、水が底にたまらず防水シートの経年劣化を抑えます。
収納時に防水シートの汚れを防ぐ、保護シートを新たに追加しました。 さらに、防水シートの取り外しが行え、防水シートの交換時には従来のような大規模な工事が不要になりました。
本体価格:1,300,000円(税別)(サイズ:W6,000mm H500mm)
※価格には、取付費・配管工事費用が含まれません。