2016年06月29日
住まいと暮らしの総合住生活企業である株式会社LIXIL(本社:東京都千代田区、社長:瀬戸欣哉)は、 屋根とソーラーパネルを一体化することで、シンプルな外観デザインと高い施工性を実現した屋根一体型太陽光発電システム「ソーラールーフ」に、現場でのジャストフィットを可能とする1mm単位での寸法対応や、屋根材との組み合わせによる軒先張分け仕様など、多彩な設置ニーズに応えるバリエーションを新たに設定※1し、2016年8月1日より受注開始します。
※1:LIXILの高出力太陽光パネル「ソーラーパネル デイズ」「ソーラーパネル セテラ」に対応
屋根一体型 太陽光発電システム「ソーラールーフ」(軒先張分け仕様)施工例
「ソーラールーフ」は、屋根材が不要な構造により一度の工事で施工できる点や、屋根置き型に比べ屋根材分のコストを抑えて設置することが可能な点が好評いただいている、高効率タイプの屋根一体型 太陽光発電システムです。
今回、さらに現場対応力を強化し、あらゆるニーズに対応するため、さまざまな屋根寸法に対応できるようアルミ調整材による調整機能を採用、1mm刻みでの調整が可能となりました。調整材は幅方向だけでなく、流れ方向にも採用しており、業界初となる幅方向・流れ方向ともジャストフィット対応が可能です。加えて、軒側欠け・棟側欠けにも対応することで、流れ屋根や切妻屋根などの屋根形状にあわせたバリエーションを豊富に揃えています。
さらに、搭載量を調整するためのダミーモジュールを新たにご用意したほか、パネルと屋根材を張り分けることで搭載量の調整を可能とし、さらに積雪地域では雪を落としながら発電を促すこともできる軒先張分け仕様もご用意しています。張分け構造とすることで、後から屋根材だけをメンテナンス交換することも可能となるほか、LIXILの屋根材「T・ルーフシェイク」や「セネター」と組み合わせることで、屋根全面をまとめて長期保証※2します。
※2:保証内容:ソーラーパネル出力20年、太陽光発電システム15年、屋根基材保証30年、屋根美観保証10年
LIXILは、今後も発電効率が高く、1年を通じて安定した発電を実現する太陽光発電システムを提供し、ソーラー時代のニーズに応えます。
<参考資料>
幅方向・流れ方向の双方に設けられたアルミ調整材をスライドさせることで、ソーラーパネル寸法に合わない屋根面積にも1mm単位でのジャストフィット対応が可能となりました。
また軒側欠けに加えて、棟側欠け対応が可能となり、片流れや切妻などさまざまな屋根に対応できるバリエーションを揃えております。
屋根を軽くしつつ、搭載量を調整できる軒先張分け仕様もご用意。積雪地域での落雪にも配慮し、雪を落としながら発電を促すことが可能な構造となっています。張分け構造としているため、後から屋根材だけを交換することも可能となるなど、メンテナンス性にも配慮しています。
LIXILの屋根材「T・ルーフシェイク」や「セネター」と組み合わせることで、業界で初めて屋根全面(ソーラー部分+屋根材部分)をまとめて長期保証します。
「ソーラーパネル デイズ」性能表
新技術で世界トップクラス300W出力を実現したLIXILの高出力太陽光パネル「ソーラーパネル デイズ」に対応。太陽光をセルの中で光拡散させて、効率よく発電させる「PERC」技術により、従来品には無かった低照度特性と出力UPが可能となり、さらに光吸収リボン「LCR」を合わせて採用することによって、通常の「PERC」以上の高出力を実現しました。またこの新技術により、季節や天気に左右されることが少なく、1年を通じて安定した発電を実現します。また狭小地など限られたスペースでも、多くの発電量を確保出来ます。
このほか、単結晶セルで270Wと高い発電量を実現する「ソーラーパネル セテラ」にも対応しています。
屋根全体へのモジュール搭載量を調整したい場合に自然に設置可能なダミーモジュールをご用意。また影がかかると予想される箇所にモジュールの代わりに設置することで、回路全体の発電量の低下を回避することも期待できます。
2016年8月1日
全国