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株式会社LIXIL 2016年度入社式
社長兼CEO 瀬戸欣哉 挨拶 (要旨)

2016年04月01日

住まいと暮らしの総合住生活企業である株式会社LIXIL(本社:東京都千代田区、社長:瀬戸欣哉)は、4月1日(金)に2016年度入社式を執り行いました。社長兼CEO 瀬戸からの挨拶(要旨)は以下の通りです。

皆さん、入社おめでとうございます。

LIXILは今、すべての社員が毎日会社に来るのが楽しくて、LIXILの一員であることを誇らしく思える、そんな文化をつくろうとしています。

私たちは人生の中で多くの時間を会社で費やしているのですから、より意味のある目標が必要です。自分の会社を誇りに思い、月曜の朝が来ることが楽しみであるべきなのです。そうすれば、事業目標を達成するために全力を尽くすことができるでしょう。それは利益を上げることであれ、より良い商品をつくることであれ、変わりません。

企業というのは社会の縮図です。「社会」と「会社」という言葉が同じ漢字である通り、社会は多くの点で企業により成り立っています。それは単に企業が多くの人員を雇用しているだけではなく、モノをつくり、サービスを提供し、変革を起こすことが、健全な社会に貢献しているからです。だからこそ、LIXIL をより良い会社にすることが、お客さま、ビジネスパートナー、そして地域コミュニティに対して、より貢献することにつながると思っています。そしてこれは、LIXIL が友情、尊敬、信頼にあふれた企業であること、また、そこでの仕事を楽しむ社員の力があって初めて実現できるものです。

そしてこれらを実現するためにも、皆さんに2つの指針を紹介します。

まず1つ目は、「互いに敬意を持ちながら働く」ということです。相手に対して、礼儀以上の「敬意」を持つためには、まずお互いをよく理解しなくてはなりません。そのために大切なのは、コミュニケーションです。私はこの会社のリーダーとして、これを誠実に行っています。

2つ目に重要なことは、「失敗を恐れず新しいアイデアの実験とリスクを取る、そして多くのことを学ぶ」ということです。私はすべての社員に、小さな規模で実験をしなさい、と伝えています。もし、その過程で失敗があっても、その失敗から学ぶことができ、正しい方向を導き出すことにつながっていきます。もし、ミスを恐れず、多くの実験をすることができたなら、皆さんは楽しく働きながらも、会社にとって重要なゴールを達成することができるでしょう。

この2つが皆さんのLIXILにおける生活のスタートとして有効な指針となることを願っています。これらを通じて、起業家精神を育て、働くことを楽しみながら何か新しいことを生み出し、LIXILを素晴らしい会社にしていくことができるでしょう。働きがいのある会社、私たちが誇れる会社にするため、私たち1人ひとりが、自分の役割を全うする必要があります。

さぁ、いま日本で最も面白くてダイナミックでチャレンジに溢れた会社のLIXILが、エキサイティングな未来を用意して皆さんを待っています。LIXILは皆さんの積極的な行動、貢献を必要としています。

あらためて、LIXILへようこそ。これから皆さんと一緒に働けることを楽しみにしています。わたしたちが誇れる文化を一緒につくっていきましょう。

<参考>
2016年度入社式出席者:229名
入社式会場:ANAインターコンチネンタルホテル東京(東京都港区)