障がい者の雇用促進に積極的に取り組む企業として
厚生労働省委託事業「精神障害者等雇用優良企業認証」を取得
〜誰もがいきいきと働くことができる環境づくりに取り組み、障がい特性に合わせた働き方をサポート〜

住まいと暮らしの総合住生活企業である株式会社LIXIL（本社：東京都千代田区、社長：瀬戸欣哉）は、精神障がい者等を中心とした障がい者の雇用促進に積極的に取り組む企業の社会貢献を評価する、厚生労働省委託事業「精神障害者等雇用優良企業認証」（事務局：一般社団法人障害者雇用企業支援協会）を取得しました。

性別、年齢、人種、国籍、文化などの違いによるダイバーシティを尊重することは、LIXILが追求する企業文化の一つです。LIXILでは、ダイバーシティ推進部の中に「障がい者雇用促進室」を設置し、雇用機会の創出という視点だけではなく、誰もがいきいきと働くことができる職場環境づくりに取り組んでおり、研究開発や生産、各種事務業務など、幅広い職場で障がい特性に合わせた働き方を提供、サポートしています。現在LIXILでは、282名の障がい者（2016年3月末現在の実人数。身体障がい者：189名、知的障がい者65名、精神障がい者28名）が在籍、障がい者雇用率は2.22%（法定雇用率2%）となっています。

LIXILでは、2014年7月に東京都江東区にある事業所内に障がい者就労センター「WING NIJI」をオープンし、さらなる雇用拡大に取り組んでいます。「WING NIJI」では、面談や日常のやり取り、支援機関との連携などを通して一人ひとりの違いを理解し、業務の質や量、仕事の進め方、環境などを考慮した上で業務内容を決定しています。また、障がい者が意欲的に取り組みたい業務へのチャレンジも応援しており、ストレスコーピング（ストレスの軽減や対処）と能力拡大との両立を図っています。

さらに、職場への定着を推進するために、現場のリーダーとなっている身体障がい者2名と精神障がい者1名に、室長、室長補佐を加えた計5名の「リーダー会」を組織しています。それぞれのチームで起こった問題を共有して自由な討議をすることで、問題の解決や環境の改善を迅速に進め、障がい者が安定して仕事に取り組めるような環境づくりに取り組んでいます。加えて、障がい者一人ひとりの自立支援を促す「ピアサポート（同じような課題に直面する人同士が互いに支え合うこと）」を促進しています。

LIXILは、今後も障がい者の雇用をさらに進め、その定着と活躍を支援するなど、ダイバーシティへの取り組みを加速していきます。