2016年09月29日
住まいと暮らしの総合住生活企業である株式会社LIXIL(本社:東京都千代田区、社長:瀬戸欣哉)は、地域社会に貢献するため、地域の建築関係者さまや小学生と共に、中四国地域観光名所における公共施設のトイレ清掃活動「観光名所トイレ おもてなし一斉清掃」を2016年9月2日(金)に実施しました。
「観光名所トイレ おもてなし一斉清掃」は2014年に高知県でスタートし、2015年からは対象エリアを中四国地域全域へ広げ、LIXIL従業員と地域の建設関係者さまとでトイレの清潔を守る「LIXIL GUARDIANS」を組織しました。3年目となる今年は、中四国の各地域で働く従業員と、参加者のおよそ30%を占める地域の方々との総勢727名で、世界遺産である広島県の原爆ドーム(平和記念公園)、岡山県の後楽園公園、愛媛県の松山城公園、島根県の出雲大社、など中四国地域を代表する22の観光名所77か所のトイレを一斉清掃しました。
今回、香川県のトイレ清掃活動には、地元の香川大学教育学部付属高松小学校の児童37名が参加頂きました。同小学校とは、LIXILが行っているオリジナル出前授業「製品安全教育」を実施したことが縁となり、家庭科の授業の一環として参加いただきました。児童からは「外国人がたくさんきている。きれいにしないと次の人が使えないと思った」との感想もあり、地元の誇るべき観光名所へ訪れた際のおもてなしとして、「清潔なトイレで迎えたい」と思いを持ちながら取り組むことができました。
高松の活動写真 ※小学生との活動
平和記念公園での集合写真
「現在、そして未来の世界の人びとの暮らしをより豊かで快適なものにしたい」という思いがLIXILの活動すべてにおける原点です。LIXILは、さまざまなステークホルダーと対話を重ね、インテグリティに基づいて事業を行い、社会的責任を果たしていきます。
LIXILは「観光名所トイレ おもてなし一斉清掃」などの地域活動を通して、地域の方との交流をもち、地域社会の一員として信頼される企業を目指し、持続可能な社会の実現に向け活動を続けていきます。
<参考資料>
広島県では総勢250名による活動となりました。広島営業所のメンバーは原爆ドームと平和公園、広島東営業所のメンバーは、周辺の呉、東広島地域で西条酒蔵通りと音戸の瀬戸公園の清掃を行いました。
地域の建築関係者さまからは「いざやってみると普段使っているトイレがこんなに綺麗になるならやってよかった。清々しい気持ちでいっぱいです」と感想がありました。
岡山県では県内の営業所メンバーに加え、熊山工場、岡山物流センターの従業員合わせて90名で実施しました。
後楽園では、トイレ以外にも藻が発生してしまう曲水の宴の清掃も行いました。ここでは前年の倍以上の藻が発生しており、清掃道具を改良することにより、藻の除去に取り組みました。
高知県はLIXILのおもてなし清掃発祥の地です。きっかけは高知県が推進している「おもてなしトイレ」でした。この活動の趣旨に賛同し、その普及促進と地域活性化に貢献するため「観光名所トイレ おもてなし一斉清掃」が始まりました。
3年目の活動となる今回は、桂浜・高知城・高知駅前の認定トイレを社外の方も含め総勢79名で清掃いたしました。
県 | 清掃場所 | 参加人数 |
広島県 | 平和記念公園、広島城周辺、西条酒蔵通り、錦帯橋、音戸の瀬戸公園、鞆の浦エリア、尾道市千光寺 | 250人 |
岡山県 | 後楽園・烏城公園 | 90人 |
鳥取県 | 大山寺周辺 | 46人 |
島根県 | 出雲大社 | 20人 |
山口県 | 萩の城下町 | 36人 |
香川県 | サンポート高松、小豆島 | 98人 |
徳島県 | 鳴門公園、うずの道・記念館 | 39人 |
愛媛県 | 松山城、城ノ内公園、今治城、宇和島城 | 69人 |
高知県 | 桂浜、高知城、高知駅 | 79人 |
中四国エリアでは「おもてなし一斉清掃」の他にも各事業所で数々の地域活動に取り組んでいます。
米子市には、山陰中央支店・米子ショールームがあり、年2回市内一斉清掃を行なっています。
2015年春以降恒例となり、今年も近隣自治会である観音寺3丁目の清掃に有志従業員で参加し、地域住民の方々と共にゴミ拾い、草取りを1時間弱行いました。
今後も地域の方々にLIXILが身近に根付いていくよう活動を続けていきます。
15,000人が駆け抜けるとくしまマラソン2016の給水ボランティアに徳島支店メンバーが参加しました。ボランティアの方々と一致団結しての地域貢献はもちろん、一期一会の出会い等、従業員にとって得るものがとても多いイベントとなりました。
愛媛県立松山北高等学校の1年生36名の生徒が松山ショールームと営業所で職場訪問を行いました。業務紹介をはじめ、仕事のやりがいや難しさなど従業員の経験をもとにお話をし、当日は七夕で用意した短冊と大きな笹に願い事を書いてもらい、ショールームに展示いたしました。
国立米子工業高等専門学校の建築学科4年生40名を米子ショールームへ招待し、昨年に続き建築資材の課外授業を商品別に実施しました。事前に質問内容を送って頂き、担当者が回答用紙を作成して商品説明にあたりました。多くの質問内容に熱心さが感じられ、「今後もLIXILを訪問して頂けるよう我々もしっかりと勉強をしなくては」と再確認する機会になりました。
福山市立中央中学校の「チャレンジウィーク・ふくやま」体験プログラムで2名の生徒が3日間、福山ショールームと営業所で職場体験をしました。商品勉強や接客補助、接客疑似体験などを通して、仕事に対する姿勢やあいさつの大切さを学んでいただくことができました。帰り際の大きな声での挨拶に、従業員も元気をもらいました。