2017年04月10日
住まいと暮らしの総合住生活企業である株式会社LIXIL(本社:東京都千代田区、社長:瀬戸欣哉)は、リビングに奥行きと開放感を生み出すデッキ空間に、上質な大判タイルと新工法を採用した「タイルデッキ」を2017年6月1日から発売します。
「タイルデッキ」施工例
(タイル色:アイボリー、幕板色:ホワイト)
「タイルデッキ」は、施工性の良さに定評のある人工木デッキと同等の基礎部材(アルミフレーム)にタイルを接着剤張りする乾式工法を採用しました。乾式工法は、一般的なタイルの施工に用いる湿式工法に比べ、モルタル施工や養生期間が不要なため省施工と工期の短縮を実現します。さらに、住宅の床下換気口をふさがず設置が可能なため、室内の床とデッキの高さをほぼ同じにすることができます。
タイルは600角の上質な大判タイルを採用しています。さらに、厚さ20mmで従来のタイルよりも厚く、安心の強度です。カラーは、リビングや外壁の色と合わせて選ぶことができる「アイボリー」と「ブラウン」の2色をラインアップしています。タイルデッキのステップは2段まで設置することができ、敷地の広さや住宅の高さに合わせてレイアウトできます。
オプションとして簡単に取付けできるシームレスにつながるライン照明は、柔らかな印象を与える間接照明として、浮遊感を際立たせ、昼とは違った表情を演出します。照明には、「グッドデザイン賞2016」や「iFデザイン賞2017」などを受賞し、デザイン性が高く評価された「美彩シリーズ」の「シンプルラインライト」を採用しています。
LIXILは今後も、「タイルデッキ」をはじめとしたエクステリア空間を演出する商品を通じ、お客さまにより快適な暮らしが実現できる提案を行っていきます。
<参考資料>
従来の湿式工法とは異なるアルミ基礎構造により、シンプルで簡単施工を実現しています。床下換気口をふさがないので、室内の床とデッキの高さをほぼ同じにすることができます。
アルミフレームの基礎部材に接着剤でタイル張りを行うことで、モルタル施工と養生期間をなくし、省施工と短工期を実現しました。
600角の上質な大判タイルを採用することで、空間全体にゆとりある広々とした印象を与えてくれます。厚さ20mmで1800N/uの荷重にも耐えられる安心の強度です。また、雨の日でもすべりにくい素材でできており、お手入れもブラシで簡単にでき、安全性やメンテナンス性にも優れております。
タイルは、「アイボリー」と「ブラウン」の2色をラインアップしています。 また、上質感を際立たせる幕板は「ブラック」「ホワイト」「シャイングレー」の3色を取り揃えております。
タイル
アイボリーブラウン
アルミ幕板
ホワイトシャイングレー
ブラック
シームレスなラインライトがデッキに浮遊感を生み出し、スタイリッシュな空間を自由に演出できます。
ワンタッチ施工なので簡単に取付けが可能。
@ 幕板内側のスリットに照明取付け部品を差し込む。
A 照明取付け部品に「シンプルラインライト※」を取り付ける。
※「シンプルラインライト」
美彩(Bisai)シリーズの限界までサイズダウンを図ったLED照明。アルミ素材で覆われているため、捻じれることなく美しい光を演出します。また、幕板の内側に設置されたライトが間接照明として輝くため、柔らかく広がる光で安全性を確保することができます。
※価格には、取付費・束石代・配送費・消費税等は含まれません。
■販売地域
全国
■発売日
2017年6月1日