2017年02月16日
住まいと暮らしの総合住生活企業である株式会社LIXIL(本社:東京都千代田区、社長:瀬戸欣哉)は、 当社のビルサッシ施工協力会社からなるLBTC協力会※と共同で、ビルサッシ・カーテンウォール工事に携わる若手新規雇用者の早期育成を目的として設立する「(仮称)LIXILビル建材技術専門校」を2017年4月1日に開校します。
※LBTC協力会(理事長:有限会社 市川窓業 代表取締役 加藤武):LBTC=LIXIL Building material Technical College(LIXILビル建材技術専門校)の略称。ビルサッシ・カーテンウォール事業における施工技能者(職人)の確保・育成を目指し、当社と施工協力会社が共同で設立。
建設業就業者数は急激な高齢化が進む中、29歳以下の若年層の就業者数の割合は依然として1割程度に留まっています。このような状況下において、ビルサッシやカーテンウォールを取り扱う建材業界においても、施工技能者(職人)や技術者(施工管理者)の雇用確保と育成が喫緊の課題となっています。
※総務省「労働力調査」および国土交通省の算出資料より
LIXILビル建材技術専門校の初年度となる2017年度のカリキュラムは、若年技能者向けの基礎コース(ビルサッシ施工知識・技能)・専攻コース(カーテンウォール施工知識・技能)の2コースを予定しています。両コースともに学科と実技が必須科目で、講師は経験豊かなLIXILの社員や協力会の熟練者らが担当し、丁寧に指導するとともに、その技と魅力を伝承します。
入学対象者は、LBTC協力会の加盟会社等のビル用建材工事会社に直接雇用されている新規就労者(概ね入社3年目以下の技能労働者)になります。
LBTC協力会として当社は、LIXILビル建材技術専門校の設立・運営を通して、若年技能者の確保と早期育成に力を入れるとともに、入職後のフォローアップとしての段階的な研修・多能工支援などを順次計画しています。
<「(仮称)LIXILビル建材技術専門校」の概要>