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「女性活躍推進法」に基づき厚生労働大臣から認定
最高位の認定マーク「えるぼし」を取得
〜働き方の環境整備を促進し、ワークライフバランスを支援する〜

2017年02月01日

住まいと暮らしの総合住生活企業である株式会社LIXIL(本社:東京都千代田区、社長:瀬戸欣哉)は、2017年1月16日付で、厚生労働大臣から「女性活躍推進法」に基づく女性の活躍推進が認められた企業に与えられる「えるぼし」認定を受けました。

認定マーク「えるぼし」
(3段階目)

LIXILは、2016年4月1日の「女性活躍推進法」施行に伴い、女性がより活躍するためには社員全体の働き方を含む環境の整備が必要との考えから、女性活用にとどまらない多様な人材の活躍を促進する「一般事業主行動計画」を策定し、各種制度の導入を進めています。

「えるぼし」は、行動計画の策定・届出を行った企業のうち、女性の活躍促進に関する取り組みの実施状況が優良な企業に対して、厚生労働大臣が認定する制度です。認定基準には①採用②継続就業③労働時間等の働き方④管理職比率⑤多様なキャリアコース、があり、基準を満たした項目数により3段階で認定を受けます。LIXILは、全項目で基準を満たしており最高位の認定を受けました。

LIXILは、これからも多様な人材が能力を最大限発揮できるような働き方の改革や企業風土づくりを推進していきます。

■「女性活躍推進法」とは

女性の職業生活における活躍の推進に関する法律(女性活躍推進法)が2015年8月28日に国会で成立しました。これにより、働く場面で活躍したいという希望を持つすべての女性が、その個性と能力を十分に発揮できる社会を実現するために、女性の活躍推進に向けた数値目標と取り組みを盛り込んだ行動計画の策定・公表や、女性の活躍に関する情報の公表が事業主(国や地方公共団体、民間企業等)に義務付けられました。

※常時雇用する労働者が300人以下の民間企業等にあっては努力義務

<参考資料>

「女性活躍推進法」に基づく「一般事業主行動計画」

LIXILでは女性の活躍を積極的に進めるために2014年8月に『We Doアクション』を策定し、数値目標を掲げて取り組んできました。今般の「女性の職業生活における活躍の推進に関する法律」成立を受けて分析を行った結果、女性がより活躍するためには働き方を含む環境の整備を更に進める必要があることから、次のような行動計画を策定しています。

1.計画期間

平成28年4月1日 〜 平成31年3月31日

2.当社の課題

(1)男性の育児休業の取得率が低い
(2)有給休暇の取得率が低い

3.目標と取組内容・実施時期

目標1:

男性の育児参画を促すため育児休暇制度(仮称)を整え、平成30年度には取得率を50%以上とする。
〈取組内容・実施時期〉
■平成28年4月〜 育児休暇制度(仮称)の導入を検討
 ※同年6月、上記制度として「配偶者出産・育児休暇(ぱぱの子育て休暇)」制定、導入
■平成29年4月〜 上記制度の導入、及び取得促進活動を展開
■平成30年4月〜 平成29年度の実績を把握し、必要に応じて目標達成のための促進活動を実施

目標2:

長時間労働の是正を目的として、平成30年度の正社員の有給休暇取得率を平成26年度実績から10ポイント以上アップする(取得率55%以上)。
〈取組内容・実施時期〉
■平成28年4月〜 平成27年度の実績を分析し、対応策を検討
■平成29年4月〜 取得促進のための対応策を展開
■平成30年4月〜 平成29年度の実績を把握し、必要に応じて目標達成のための促進活動を強化