ここに掲載されている情報は、発表日現在の情報です。
ご覧になった時点で内容が変更になっている可能性がありますので、あらかじめご了承ください。

LGBTなどの性的マイノリティに関する取り組みを評価する
「PRIDE指標2017」において最高位「ゴールド」を受賞
〜誰もが働きやすい社内環境整備や、積極的な渉外活動が高い評価〜

2017年10月11日

住まいと暮らしの総合住生活企業である株式会社LIXIL(本社:東京都千代田区、社長:瀬戸欣哉)は、2017年10月11日、性的マイノリティに関するダイバーシティ・マネジメントの促進と定着を支援する任意団体 work with Pride(以下:wwP)による、LGBTなどの性的マイノリティ(以下、LGBT)に関する取り組みの評価指標「PRIDE指標」において、最高評価の「ゴールド」を受賞しました。

「ゴールド」表彰マーク

「PRIDE指標」は、日本で初めてとなる企業・団体等におけるLGBTに関する取り組みを評価する指標として、wwPによって2016年に策定されました。各企業・団体等の、Policy(行動宣言)、Representation(当事者コミュニティ)、Inspiration(啓発活動)、Development(人事制度・プログラム)、Engagement/Empowerment(社会貢献・渉外活動)の5項目について採点し、「ゴールド」「シルバー」「ブロンズ」の三段階で評価します。

今回LIXILは、5つの項目全てにおいて高い評価を得て、最高位である「ゴールド」を受賞しました。

LIXILグループでは、「グローバルな衛生課題の解決」、「水の保全と環境保護」と並び、「多様性の尊重」をコーポレート・レスポンシビリティ戦略の柱の一つとして位置づけ、ダイバーシティの推進に積極的に取り組んでいます。

それらの取り組みの一環として、性的マイノリティへの従業員の理解を促進するために、外部講師による勉強会の実施やオリジナルe‐ラーニングの受講を推進したほか、LGBTについて正しく理解した上でサポートしたいという意思のある人が「Ally」として登録できる制度をスタートしました。さらにAllyによるコミュニティとして「LIXIL Ally」という社内ネットワークを立ち上げ、そこでさまざまな情報や取り組みを共有するとともに、参加者が意見を伝えられる場を設けています。加えてAlly登録者には、当社オリジナルのLGBTフレンドリーマークのバッジやシールを配布し、登録者はストラップやPCなどに貼ることでAllyであることを明らかにしています。また、LIXIL本店の「LIXIL WINGビル(東京都江東区)」にジェンダーに関わらず利用できるトイレ5カ所を設置するなど、誰もが安心して働け、自身の能力を十分に発揮できる環境づくりに取り組んでいます。

さらに、2016年には、特定非営利活動法人 虹色ダイバーシティと共同で、性的マイノリティのトイレ問題に関する大規模意識調査を実施したほか、2017年8月には、国立大学法人金沢大学、ならびにパーティションのリーディングカンパニーであるコマニー株式会社と三者共同で「オフィストイレのオールジェンダー利用に関する研究会」を発足し活動を開始するなど、社会の理解を促進するための渉外活動にも積極的に取り組んでいます。

LIXILは、これからも多様な人材が能力を最大限発揮できるような働き方の改革や企業風土づくりを推進していきます。