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【LIXILグループ】LIXILグループの温室効果ガス削減目標が
国際イニシアチブ「Science Based Targets」の承認取得

2017年11月24日

株式会社LIXILグループ(本社:東京都千代田区、社長:瀬戸欣哉、以下LIXILグループ)では、当社が設定した温室効果ガス削減目標が、国際的なイニシアチブである「Science Based Targets(SBT)イニシアチブ※1」により科学的根拠に基づいた削減目標として承認されました。世界のBuilding Products セクターの企業の中で初めての承認取得となります。

※1 産業革命前からの気温上昇を2℃未満に抑えるための科学的根拠に基づいた温室効果ガスの排出削減目標達成を推進することを目的として、CDP、国連グローバル・コンパクト、WRI(世界資源研究所)、WWF(世界自然保護基金)の4団体が2015年に共同で設立。

LIXILグループは2016年3月にコーポレート・レスポンシビリティ(CR)戦略を刷新し、「グローバルな衛生課題の解決」「水の保全と環境保護」「多様性の尊重」という特に緊急性の高い3つの重要課題への取り組みを進めています。この戦略の一環として、「環境ビジョン2030」を設定し、2030年までに製品・サービスによる環境貢献が、事業活動による環境負荷を超える「環境負荷ネットゼロ」の実現を目指しています。

今回、SBTイニシアチブから承認された目標は、「環境ビジョン2030」を実現する上での「事業活動による環境負荷」の削減目標であり、2030年までに2015年度比で、スコープ1、 2※2を30%削減、製品使用によるスコープ3※3を15%削減するものです。この目標達成に向けて、より一層の効率的なエネルギーの利用や再生可能エネルギーの導入、優れた環境性能を持った製品・サービスやZEH※4の普及促進を実施していきます。

※2 スコープ1、 2:自社で使用した燃料、電気に伴う温室効果ガス排出

※3 スコープ3:調達や製品の使用など、サプライチェーン上での温室効果ガス排出

※4 ZEH(ネット・ゼロ・エネルギー・ハウス):住まいの断熱性・設備効率を上げ(省エネ)、太陽光発電などでエネルギーを創ることにより(創エネ)、年間の一次エネルギー消費量の収支をプラスマイナス「ゼロ」とする住宅。

環境ビジョン2030について:http://www.lixil.com/jp/sustainability/activities/environment.html

LIXILグループ社長兼CEO 瀬戸欣哉のコメント

「LIXILグループは、原材料調達から製品廃棄に至るまで、サプライチェーン全体における環境負荷の低減に取り組んでいます。より豊かで快適な住まいと暮らしの実現に向けて、優れた環境性能と利便性を両立する製品・サービスを提供し、気候変動という社会課題の解決に貢献します」