2017年12月07日
住まいと暮らしの総合住生活企業である株式会社LIXIL(本社:東京都千代田区、社長:瀬戸欣哉)は、近年、社会問題のひとつとして注目されはじめたヒートショックに関する正しい理解の浸透と対策を促進するため、理念をともにする複数企業の共同での取り組みとなる「STOP!ヒートショック」活動に賛同・参画し、啓発のプロモーションを展開します。
「STOP!ヒートショック」とは、ヒートショックに関する正しい理解と対策方法を社会に広め、一人でも多くの方にリスクを回避いただけるように、企業協働で推進する啓発活動です。
ヒートショックは、急激な温度変化により身体が受ける影響で、暖かいリビングから冷たい浴室、洗面脱衣所、トイレ等の温度差の大きいところへ移動した際に発生しやすくなります。身体が温度変化にさらされ血圧が乱高下するため、さまざまな健康リスクを引き起こす恐れがあります。
LIXILでは、室内温度差のない“健やかで快適な住まい”を提案しています。家の中で熱の出入りがもっとも大きい窓の断熱性を高める内窓「インプラス」や、天井・壁・床に保温材を追加することで断熱性能を高めたシステムバスルーム「SPAGE(スパージュ)」など、断熱性能の優れた商品を提供しているほか、家を建てる前に断熱性をはじめとする住宅の基本性能の重要性を理解・実感してもらうため、住宅の快適性を体感していただく施設「住まいStudio」を本年10月にオープンしました。
【「STOP!ヒートショック」プロジェクト活動内容】
■一般財団法人日本気象協会 天気予報専門メディア tenki.jp 内コンテンツ
・ ヒートショック予報(https://tenki.jp/heatshock/)
お住まいの地域におけるヒートショックのリスクの目安を簡単にチェックできます。
・ ヒートショッククイズ(https://tenki.jp/promotion/2017-12-04.html)
ヒートショックについての正しい知識・対策をクイズ形式で学べます。
■ポスター/リーフレットでの啓発活動
■調剤薬局における啓発リーフレット配布
LIXILでは、今後も断熱性能を高める高性能な建材・設備機器や、サービスを通じて、豊かで快適な住生活の未来に貢献していきます。
<参考資料>
既存の窓はそのままに、室内側に樹脂製内窓を取り付けるだけの簡単施工です。窓1カ所あたり1〜2時間程度で施工が完了するので、住まいながら工事が可能です。既存の窓との間に生まれる空気層が熱や音を遮る壁の役割となり、断熱効果や防音効果を生みだします。
「SPAGE」は、“湯を愉しむ。時を、味わう。”をコンセプトに、お風呂の原点ともいえる“温泉/SPA(スパ)”を自宅で愉しめるシステムバスルームです。この「SPAGE」には、バスルームの天井・壁・床に保温材をプラスし、断熱性能を高める「まるごと保温」が標準搭載されています。
「住まいStudio」は、図面だけではわからない“健やかで快適な住まい”を体感できる新しい形の体感施設です。住宅の断熱性能の違いによる冬の室内温度の感じ方、夏の強烈な陽射しの対処方法など、一年を通して快適な暮らしを送るために必要なことを学んでいただけます。
「住まいStudio」冬体感ルーム(内観)
サーモグラフによる比較(イメージ)