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【LIXILグループ】LIXIL、LIXIL住宅研究所、ジャパンホームシールドの3社の取り組みが、
「ジャパン・レジリエンス・アワード(強靭化大賞)2018」を受賞
〜商品やサービスを通じた、災害時に備えた強い地域づくりや産業づくりが高く評価〜

2018年03月22日

株式会社LIXILグループ(本社:東京都千代田区、社長:瀬戸欣哉、以下LIXILグループ)は、事業会社である株式会社LIXIL、ならびにLIXIL傘下の株式会社LIXIL住宅研究所、ジャパンホームシールド株式会社による次世代に向けたレジリエンス社会構築に向けた3つの活動が、「ジャパン・レジリエンス・アワード(強靭化大賞)2018」(主催:一般社団法人レジリエンスジャパン推進協議会)において表彰されました。

LIXIL住宅研究所、ジャパンホームシールドの活動がそれぞれ最優秀レジリエンス賞、LIXILの活動が優秀賞を受賞しました。

「ジャパン・レジリエンス・アワード(強靭化大賞)」は、次世代に向けたレジリエンス社会構築のため、強くてしなやかな国づくり、地域づくり、人づくり、産業づくりに資する活動、技術開発、製品開発等を表彰する制度です。

本年度の表彰では、LIXILが、地域工務店との協働による安心・安全で健康・快適に暮らせる住宅「スーパーウォール工法」の普及促進活動において優秀賞を受賞したほか、LIXIL住宅研究所による万が一大規模災害が発生した際に自立型避難所として地域住民に開放する住宅展示場の取り組み、さらにジャパンホームシールドによるSDS試験を用いた戸建住宅地盤における液状化調査が、それぞれ最優秀レジリエンス賞を受賞しました。

いずれの活動も、次世代に向けたレジリエンス社会構築のための、商品やサービスを通じた、災害時に備えた強い地域づくりや産業づくりにつながる活動として評価を受けての受賞となりました。

※ジャパン・レジリエンス・アワードwebサイト:http://www.resilience-jp.org/award/

LIXILグループでは今後も、商品やサービスを通じて、安心・安全で健康・快適に暮らせる住生活の未来に貢献します。

<参考資料>

受賞活動リスト

LIXIL住宅研究所 避難所になるレジリエンス展示場 最優秀レジリエンス賞
ジャパンホームシールド SDS試験を用いた戸建住宅地盤における液状化調査 最優秀レジリエンス賞
LIXIL 建材メーカーと地域工務店さまによる安心・安全で
健康・快適に暮らせる住宅の普及促進
優秀賞

受賞活動について

1.LIXIL住宅研究所

「避難所になるレジリエンス展示場」

万が一大規模災害が発生した際に、普段は住宅展示場として使用しているモデルハウスと併設する事業所棟及びその敷地を、自立型避難所として地域住民に開放します。高気密・高断熱で省エネ性能が高く、制震システムが搭載されているため、災害時には家族の命を守り、日常に近い生活が送れる建物となっています。さらに事務所棟には非常時にも使えるレジリエンストイレや貯水設備が設置されており、災害時により多くの人を助けられる展示場となっています。

2.ジャパンホームシールド

「SDS試験を用いた戸建住宅地盤における液状化調査」

戸建住宅の地盤調査にスクリュードライバーサウンディング試験(SDS試験)と地下水位測定を組み合わせることで、低価格で短納期に液状化調査を行うことが可能になりました。液状化のリスク判定を提供し、必要であれば対策工法を提案します。これまで液状化の可能性を把握するにはボーリング調査などの高額な調査を実施することが主流でしたが、SDS試験により戸建住宅の建設時にも液状化調査が導入しやすくなりました。

3.LIXIL

「建材メーカーと地域工務店による安心・安全で健康・快適に暮らせる住宅「スーパーウォール工法」の普及促進」

2020年に新築住宅で義務化となる省エネ基準や、より高い水準の性能が求められるZEHの採用を見据え、LIXILでは、業界に先駆け、1995年に高気密・高断熱・高耐震構造の「スーパーウォール工法」を開始し、高性能住宅の普及促進に取り組んできました。同時に、「スーパーウォール」は、建築基準法で木造最高レベルとなる「壁倍率5倍※1」を実現したパネルで、「耐震等級3※2+制震構造」標準化に向けて普及促進に取り組んでいます。地域工務店さまと協働で活動することで、地域に密着した災害後の生活サポートなど地域のレジリエンス性を高めることができます。

※1 国土交通大臣認定を取得
※2 国土交通省が定める住宅性能表示制度の中で、最高等級

ジャパン・レジリエンス・アワード(強靭化大賞)2018について

「ジャパン・レジリエンス・アワード(強靭化大賞)」は、次世代に向けたレジリエンス社会を構築するために全国各地で展開されている“強靭化”(レジリエンス)に関する先進的な活動を発掘、評価、表彰する制度で、“強くてしなやかな国づくり、地域づくり、人づくり、産業づくりに資する活動、技術開発、製品開発等”を実施している企業・団体に対し、一般社団法人レジリエンスジャパン推進協議会により選定されます。第4回となる今回は、「企業・産業部門」、「教育機関部門」、「NPO・市民活動部門」の4つの部門で構成されています。全国から多数の応募があり、一次選考(書類審査)と最終審査(審査委員審査)を経て、グランプリ以下、各賞を決定します。