2018年02月07日
染織の学校 川島テキスタイルスクール(京都市左京区)は、1年間の成果を披露する「川島テキスタイルスクール修了展」を開催します。
タペストリー制作の様子
「川島テキスタイルスクール」は株式会社川島織物セルコン(本社:京都市 社長:山口進)の子会社が運営する本格的な染め・織りが学べる学校です。修了展では、ラグをはじめとするインテリアファブリックやきものなど、学生たちが1年間の学びの集大成として制作した作品を展示します。
例年出展しているタペストリーは、今年、初の試みとして近隣の施設に作品展示のご協力をいただくことになりました。タペストリーを飾って頂くそれぞれの施設に相応しい作品にすべく、3グループ6名は話し合いを重ね構想を膨らませ、介護施設向けには癒しを添える花々が咲き誇るガーデンを表したもの、児童館向けには大海原を泳ぐ親子のクジラを配したもの、保育園向けには子供たちの無限の可能性や明るい未来を願って羽ばたく鳥をイメージしたものなど、思いの詰まった作品が揃いました。
学生たちの真摯な思いから生み出された作品を、是非ご覧ください。
<参考資料>
■川島テキスタイルスクール 概要■(http://www.kawashima-textile-school.jp/)
川島織物セルコンが、1973年に創業130周年記念事業として設立した染め・織りを本格的に指導する学校。染織の実技を学べる学校は珍しく、国内外から高い評価を得ている。
入学には特に資格は設けず、年齢・性別・国籍を問わず様々な学生を受け入れ、近年では海外からの留学生も増えている。
織り実習
グループ制作
校舎外観