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【ニュースレター】 多様性を理解して互いを受け入れることを学ぶ
「ユニバーサル・ラン<スポーツ義足体験授業>」体験児童が6,000人を突破

2018年04月25日

株式会社LIXIL(本社:東京都千代田区、社長:瀬戸欣哉)では、自分とは違う誰かを思いやり、配慮できる心を育てていくことを目的に2017年4月よりスタートした「ユニバーサル・ラン<スポーツ義足体験授業>」が、2018年3月末で1周年を迎えました。これまでに80校で開催し、6,000人以上が体験授業に参加しています。

義足体験授業の様子 山下千絵選手(左)

授業に参加した子どもたちと池田樹生選手(真ん中)

本プログラムは、国内義足メーカーと提携して行う小学5・6年生向けの体験型授業で、東京2020オリンピック・バラリンピック競技大会組織委員会による東京2020公認教育プログラムにも認定されています。「スポーツ義足の体験」と「座学」を通じ、義足を使いこなすことの難しさを体感したり、義足使用者のリアルな経験談に触れたりすることにより、子どもたちが多様性への理解を深める機会となっています。

体験した児童からの手紙

授業終了後には、受講した生徒から、イラストや切り絵などで飾ったバラエティ豊かで気持ちのこもった手紙が届き、それぞれの手紙には選手への感謝や授業で学んだことの感想などがたくさん綴られています。

LIXILは、コーポレート・レスポンシビリティ戦略における重要課題のひとつとして掲げている「多様性の尊重」を推進し、理解を深めるために本プログラムを実施しています。東京2020組織委員会は、東京2020大会のビジョンの1つとして、「多様性と調和」を掲げており、本プログラムもそのビジョンと想いを同じくするものです。東京2020組織委員会や各自治体と連携しながら、様々な地域での体験授業実施をより加速させていきます。

LIXILは2020年に向けて、“Feel the Moment 感動を、暮らしの数だけ。”というスローガンを掲げています。東京2020オリンピック・バラリンピック競技大会のゴールドパートナー(住宅設備部材&水回り備品カテゴリー)として、年齢、性別、国籍、性的指向、言語、障がいの有無などに関係なく、誰もが暮らしやすい「ユニバーサル社会」の実現に、ハードとソフトの両面から貢献します。