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【新発想】窓から壁、床まで“一部屋まるごと断熱”「インプラス」
“ココだけ簡単快適エコリフォーム”「ココエコ」を新提案
〜 薄型真空断熱材を用いた新開発の「ウォール インプラス」「フロア インプラス」により、
短工期かつ手頃な価格で断熱リフォームを実現 〜

2011年11月07日

 住宅設備機器・建材の総合メーカーである株式会社LIXIL(本社:東京都千代田区、社長:藤森 義明)は、「暖房しても足元が暖まらない」、「夏の西日が強くエアコンの効きが悪い」といった住まいの困りごとを解決するため、住宅エコポイントで好評を博した内窓「インプラス」の“今ある『窓』の内側に簡単に取付ける”といった発想を部屋全体に広げ、今ある『壁』と『床』の内側に簡単に取付けるだけでエコリフォームができる新工法「ココエコ(ココだけ簡単快適エコリフォーム)」の提案を開始します。

 「ココエコ」は、家全体ではなく“一部屋単位”で施工できるため、3日から1週間という短い工事期間かつ手頃な価格でのエコリフォームを実現します。また、従来の防音・断熱内窓「インプラス」に加え、厚さ215mmの一般的な断熱材(グラスウール16kg)の断熱性能に相当する、厚さ12mmの“真空断熱材”を断熱パネルとして使用する「ウォール インプラス」「フロア インプラス」を開発し採用しています。

 「ウォール インプラス」、「フロア インプラス」を使ったリフォームでは、既存の壁や床の上に取付けても、部屋がほとんど狭くなりません。また解体工事不要の内張施工のため工期も短く、住みながら一部屋単位でリフォームできます。

 LIXILではこれらを組み合わせ、窓から壁、床まで一部屋まるごと、短納期かつ手軽な価格でエコリフォームができる新工法「ココエコ(ココだけ簡単快適エコリフォーム)」の普及促進を図り、住まいの困りごとを解決するとともに、日本の住宅の省エネ化、さらには昨今の節電問題に大きく寄与していくことを目指します。

特長
一部屋まるごと(窓、壁、床)の断熱リフォームが部屋の内側から簡単にできます。
あわせて壁紙やフローリングも新しくなるので、部屋の美しさも格段に向上します。



 概要

1.主な特長
 「ココエコ」とは、室内側から「必要な部屋だけ」を、「短工期」で「リーズナブル」に断熱リフォームすることができる新しい工法です。
 <ご参考> 従来の一般的な工法との比較

  従来の一般的な断熱リフォーム
(大規模断熱改修工法)
新しいエコリフォーム「ココエコ」
工事規模 家全体 必要な部屋だけ(一部屋から可能)
工期 1〜2ヶ月 3日〜1週間(一部屋)
費用 約1,000万円 目安として1畳10〜15万円
(6畳の場合 約60〜90万円)
※工事込

2.効果
 当社の実験結果では、冬の室内空調の快適指標である上下温度差が7℃から3℃以内に改善されました。冬のつらい底冷えを緩和します。

      Before(築年数27年)

断熱仕様/壁:GW 10k 50mm
       床:無断熱
       窓:単板ガラス アルミサッシ
撮影日時/2011年1月12日19時20分
外気温/3.8℃




  After
  
  断熱仕様/壁:ウォールインプラス
         床:GW 24k 80mm
         窓:インプラス 断熱ペアガラス仕様
  撮影日時/2011年2月8日19時20分
  外気温/4.4℃
  <条件>立地:千葉県野田市、建物:木造2階建て 築27年、エアコン運転時間:18時00分〜20時30分

3.構成部材

窓:「インプラス」
壁:「ウォール インプラス」  New
床:「フロア インプラス」   New
※ 省エネ性の高い冷蔵庫に使用されている「真空断熱材」を採用した“高断熱”で“薄い”内張用断熱パネルです。


<施工イメージ>

   

   

 


<ご参考>断熱材の比較(同等の断熱性能にした場合)
 ウォール インプラス(真空断熱材中心値) パネル厚さ15o 真空断熱材厚さ12mm
 一般的な断熱材(グラスウール16kg)    厚さ215oに相当
 ※上記比較はウォールインプラスで採用している真空断熱材と一般的断熱材との比較です。

4.対象物件
 木造住宅、RC集合住宅
                  ※2012年4月より対応予定

5.発売エリア
 2012年4月より全国(次世代省エネ基準W地域以南)で発売スタート
 ※関東エリアでは一部先行発売済み