2011年04月01日
サッシ・住宅設備機器・建材の総合メーカーである株式会社LIXIL(本社:東京都千代田区、社長:杉野正博)は、4月1日(金)に2011年度入社式を執り行いました。社長 杉野からの挨拶(要旨)は以下の通りです。
記
本日は172名の皆さんが入社式を迎え、社会人として、また LIXILの社員として第1歩を踏み出す記念すべき日ですが、同時に住生活グループにとっても歴史的な日です。 当グループは4月1日付で、トステム・INAX・新日軽・サンウエーブ工業・東洋エクステリアの5社が一つになり、新たに株式会社LIXILを発足しました。皆さんはその第1期生として入社し、この住生活グループにとって歴史的な場面に立ち会う機会を得たわけです。 さて、去る3月11日に日本を襲った未曾有の自然災害、「東北地方太平洋沖地震」は、わが国にとってこれまでに類を見ない被害となりました。衣食住の中の「住まい」に関わる事業に取り組んでいる日本のトップメーカーとして、被災地の復興に向けて総力を挙げて貢献しなければならないと考えています。新生LIXILにとってはスタート直後から大きな試練ですが、業界のリーダーとして、このような非常時にこそグループの結束力を発揮し、危機を乗り越えるため一致団結して頑張らなければなりません。 また、この10年の間に、経済環境は大きく変化しました。日本の住宅需要は、新設住宅着工数をベースにした需要から、新しい住宅環境へのニーズに応えた「質の需要」へとその変化のスピードが一気に加速したのです。 この需要を捉えるために、LIXILは統合前の信頼の商品ブランドを維持し、更に磨きをかけ、住まいに関わるあらゆる商品とサービスを提供する「住生活サービス企業」へと生まれ変わり、あらゆる場面で顧客満足の最大化を目指していきます。 皆さんは、LIXIL社員であるという誇りと、未来に大きな希望を持って、このLIXILという大きな舞台で活躍し、仕事を通して学び、成長し、社会に貢献してください。また、我々の共有すべき「9つの価値〜LIXIL VALUE」は、1番目が「目標達成への熱意」であり、2番目に「変化し挑戦する」と言う項目があります。人は多くのことに挑戦して失敗から学び成長します。そして失敗が許されるのは新人の特権です。失敗を恐れず挑戦し、目標達成への熱意ある積極的な行動を期待します。 <参考>
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