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節水によって4割強が夫婦の絆を強める
東日本大震災以降、夫も妻も約3割が節水を開始・強化!
暑さをしのぐために、全体の4割強が水の使い方を工夫
−LIXIL 東日本大震災と節水に関する意識と実態調査より−

2011年08月05日

①東日本大震災後の節水状況と夫婦の絆+エピソード
 ■約3割が、東日本大震災後に節水を開始・強化
 ■節水の理由〜「水道代を節約する」がトップ、60代は「水は大切な資源」
 ■節水派の約3割の配偶者が、震災後に節水を開始・強化
 ■節水を開始・強化した人たちの4割強が、「夫婦の絆が強まった」
 ■節水派のほとんどが、この夏以降も「節水を継続する!」

②節水場所と節水方法〜あれこれ
 ■節水する場所のトップは「風呂」、「トイレ」は最下位。しかし…
 ■トイレでの節水は、「大小レバーの使い分け」と「二度流しをしない」

③暑さをしのぐための水の使い方の工夫
 ■暑さをしのぐために、4割強が水の使い方を工夫している



■調査概要

◆ 調  査  名 : 東日本大震災と節水に関する意識と実態調査
◆ 調 査 方 法: Webモニターによるアンケート調査
◆ 調 査 対 象 者: 配偶者と同居している全国の20〜60代の男女
◆ 調査実施期間: 2011年7月20日(水)〜21日(木)
◆ 回収サンプル数: 1,550サンプル(男性775人、女性775人)
◆ 調 査 機 関: マクロミル



■回答者属性


①東日本大震災後の節水状況と夫婦の絆+エピソード

■約3割が、東日本大震災後に節水を開始・強化

 東日本大震災の後に節水をするようになったか尋ねたところ、「以前から節水をしていて、そのまま(している)」という既存の節水派が最も多かった(52.9%)が、「(初めて)節水をするようになった」7.4%と「以前から節水をしていて、さらにするようになった」22.8%を合わせると約3割(30.2%)が、東日本大震災後に節水を開始・強化していることが分かった。一方で、「もともと節水をしておらずそのまま」という非節水派は2割弱(16.5%)だった。
 震災後に節水を開始・強化した人たちの割合を男女別に比較したところ、男性のうち23.9%が該当したのに対して女性は36.5%。男性を12.6ポイント上回った。
 また地域別に同様の人たちの割合を比較してみたところ、被災地3県を含む東北地方では52.2%、茨城・千葉を含む関東地方では34.5%と、他の地方(全て20%台)より高率であることが浮かび上がった。

 

■節水の理由〜「水道代を節約する」がトップ、60代は「水は大切な資源」

 節水をしている人たち(節水を継続・開始・強化した人たち/以下、節水派という)にその理由を尋ねたところ、「水道代を節約するため」74.3%が一番多く、以下「水は大切な資源だから」60.3%、「節水するのは当たり前という意識があるから」47.6%、「節水することが節電につながるから」30.7%、「この夏の水不足が予想されるから」14.8%、「被災者に配慮して」13.3%の順だった。
 その他(0.8%)の中では、「震災により自身が水で苦労したから」や「何でも大事にすることが必要かと先の震災で感じたから」など震災がらみのものが目についた。
 節水の理由について年代別に分析してみたところ、60代だけは「水は大切な資源だから」がトップ(65.1%)に上がり、次が「水道代を節約するため」61.6%だった。
 また、地域別に見てみたところ東北地方と四国地方で、「水は大切な資源だから」がトップ(東北72.6%/四国66.7%)だった。

※四国は「水道代を節約するため」も同率首位。

 

■節水派の約3割の配偶者が、震災後に節水を開始・強化

 節水派に東日本大震災以降、同居している配偶者が節水をするようになったか尋ねたところ、「以前から節水をしていて、そのまま(している)」が最多(54.0%)だったが、「(初めて)節水をするようになった」8.6%と「以前から節水をしていて、さらにするようになった」17.5%を合わせると約3割(26.1%)の配偶者が、東日本大震災以降に節水を開始・強化していることが分かった。一方、「もともと節水をしておらずそのまま」という配偶者が2割弱(18.7%)いた。

■節水を開始・強化した人たちの4割強が、「夫婦の絆が強まった」

 本人も配偶者も節水派の人たちに対して、節水によって夫婦の絆が強まったかどうか質問したところ、約3/4(75.1%)が「どちらともいえない」と回答したものの、「強まった」3.2%と「どちらかといえば強まった」21.6%を合わせると約1/4(24.8%)が夫婦の絆が強まったと回答。さらに震災後に節水を開始・強化した人たちだけに絞ってみると、「強まった」5.3%と「どちらかといえば強まった」36.2%を合わせて4割強(41.5%)が強まったと回答し、節水が夫婦の絆の強化を支援した様子が浮かび上がった。一方、節水派と夫婦の絆の関係について年代別に分析してみたところ、もっとも高かったのが20代(32.8%)で、低かったのが40代(17.1%)。15.7ポイントもの差がついた。また、地域別の比較では東北地方(33.4%)がトップだった。

 

■節水派のほとんどが、この夏以降も「節水を継続する!」

 節水派にこの夏以降も継続するか訊いたところ、「継続する」54.8%と「たぶん継続する」43.1%を合わせた継続派がほとんど(97.9%)で、「継続しない」は皆無(0.0%)だった。残りは「分からない」2.0%、「たぶん継続しない」0.1%などだった。この継続意向について地域別に調べてみたところ、北海道と四国地方は全員(100.0%)が継続派であることが明らかになった。

<東日本大震災と節水にまつわるエピソード>

住まいは札幌ですが、3/11に子供の受験準備のため青森で震災にあい数日ですが、避難所生活をしました。飲み水と共に生活で使う水のありがたさを再確認しました。(46歳女性/北海道)
断水した家庭がシャワーを2リットルで行っているのをテレビで見て、水の大切さを感じた。それからなるべく少ない量でお風呂に入ることを心がけるようになった。(25歳女性/大阪府)
生まれて初めて自衛隊の給水車に並び給水を受けた。洗顔後の水をトイレタンクにいれ、水のありがたさを再確認した。(62歳男性/茨城県)
水の大切さを改めて感じ、エアコンから出る水を溜め植物の水遣りに使っている。(63歳女性/千葉県)
津波の恐ろしさをテレビで放映されてから主人の方が節水にうるさくなり、食器洗いは主人自ら行うようになり少し楽になっています。(45歳女性/神奈川県)
テレビ等で被災者の方々が「とにかく必要なのは水」だとおっしゃっていたのを見た。子供が節水をするようになった。(45歳女性/神奈川県)
近所の、飲用可能な沢水を利用するなど、飲用や洗濯に用いることが時々できるようになった。それによって、地域の方との交流が今まで以上に持てたりしている。(39歳男性/茨城県)
今まで飲料水を購入しておりましたが、震災後、店頭に品薄状態で並ばなくなったため、山の湧き水が汲める場所を探し、空のペットボトルに汲むようになった。「販売されている飲料水は被災地へ」とお金の節約にもなっています。(29歳男性/広島県)
震災翌日から近所の仲よし3家族で夕飯を一緒に作って食べた。計画停電を考え3月いっぱいだったが、水道代が安かったー!(59歳女性/東京都)
震災後、不安に思って10リットルのポリタンクを購入してきた夫。とりあえず水を溜めたものの、その後はそのままほったらかし。2か月に1回ぐらいは中の水を替えないと腐るかも?と思い、私が1人でその中の水を洗濯機に使おうかと思ったが、重くて持ち上がらなかった。夫に話して、夫にタンクを持ち上げて洗濯機の中に入れてもらった。なんだか共同作業をした気分で嬉しかった。(33歳女性/東京都)
急な震災に備え、お風呂の湯船は常に流さず溜めておくようになった。そのおかげで、植木の水遣りや玄関掃除等、他にも古い水を使うようになり節水につなげられるようになった。(36歳女性/東京都)
子供がまだ小さいのですが、節電、節水という言葉を覚え、家族が意識的に取り組んでいます。(39歳女性/東京都)



②節水場所と節水方法〜あれこれ

■節水する場所のトップは「風呂」、「トイレ」は最下位。しかし…

 節水派に節水している場所を訊いたところ、「風呂」87.7%をトップに、「キッチン」69.1%、「洗濯場」57.3%、「洗面室」47.9%、「トイレ」39.7%の順だった。
この節水状況について地域別に見てみたところ、東北地方のみ全ての場所で50%を超える数値を示し、震災による影響が窺えた。

■トイレでの節水は、「大小レバーの使い分け」と「二度流しをしない」

 トイレで節水している人たちに、その方法をたずねたところ、「大小レバーを使い分ける」71.8%と「消音のための二度流しをしない」48.9%が群を抜いて多く、以下「タンク内に水入りペットボトルを入れる」22.3%、「2〜3回排泄して、まとめて流す」20.7%、「エコタイプのトイレ(節水・節電タイプのトイレ)を設置している」17.8%、「市販の節水おもりや節水バルブを取付ける」12.7%、「大・小自動洗浄トイレを設置している」5.7%と続いた。その他(6.8%)の中では「風呂の残り湯を使用」、「雨水を利用する」といった回答が多かった。

<節水方法〜あれこれ>


 ● 風 呂
 ・配偶者と一緒に入る。(44歳男性/福岡県)
 ・全部取り替えずに、湯垢や毛をよくすくってから身体を洗い、水を足す。(62歳男性/埼玉県)
 ・家族全員で入って、水かさを増やす。(28歳女性/熊本県)
 ・お風呂に入る場合は、半身浴くらいまでしかお湯を入れない。(32歳女性/東京都)
 ・バスタブの水量は少なめにして、バスタブに備長炭を入れておき、水の入れ替えサイクルを長くしている。
  (57歳女性/栃木県)

 ● キッチン
 ・お湯を沸かすときに、分量を量って必要な分だけ水を入れるようにしている。(31歳男性/奈良県)
 ・桶に水を溜めてあらかじめ汚れをその中で落として、まとめて洗って、流すときは1つのお皿を流しながら下に別のお皿も
  置いて、全部に水が行くようにして流す。(23歳女性/広島県)
 ・食器はなるべく溜めて洗う。米もまとめて洗って炊いて冷凍する。(29歳女性/広島県)
 ・油ものを食べた時は新聞紙で油分をぬぐってから洗う。(35歳女性/千葉県)
 ・野菜を洗った後のきれいな水を、トイレを流す時に使用している。(55歳女性/東京都)

 ● 洗濯場
 ・すすぎ1回の洗剤を使い、洗濯は3日分溜めて洗う。(27歳女性/青森県)
 ・汚れの少ない物、白色の物から洗い、洗い桶に出し次に黒いもの汚れのひどいものを洗う。(45歳女性/愛知県)
 ・下着や靴下は固形石鹸で下洗いをしてから時間短縮で洗う。(60歳女性/東京都)
 ・今までは下着とアウター、色物と白物、と細かく分けて洗っていたが、まとめて一度に洗っている。(62歳女性/岩手県)

 ● 洗面室
 ・みんなで一緒に歯を磨き、歯ブラシ類をまとめて洗っている。(29歳男性/熊本県)
 ・朝の洗顔はお風呂の残り湯を使い、蛇口は全開にせず溜めてから洗顔する。(42歳男性/宮崎県)
 ・歯磨きする時にコップ1杯だけ水をくんで、それ以上使用しない。(38歳女性/神奈川県)
 ・コップなどを洗う比較的綺麗なすすぎ水は、バケツに溜めてトイレや拭き掃除に使う。(48歳女性/大阪府)



③暑さをしのぐための水の使い方の工夫

■暑さをしのぐために、4割強が水の使い方を工夫している

 東日本大震災以降、暑さをしのぐために水の使い方を工夫するようになったか質問したところ、「もともと工夫しておらずそのまま」という非工夫派が6割弱(57.6%)を占めたが、「(初めて)工夫するようになった」7.7%と「以前から工夫していて、さらにするようになった」10.3%を合わせると2割弱(18.0%)が、東日本大震災以降に水の使い方の工夫を開始・強化していることが分かった。これに「以前から工夫していて、そのまま(している)」という既存の工夫派(23.7%)を加えると、全体の4割強(41.7%)が暑さをしのぐために水の使い方を工夫していることになる。

<工夫〜あれこれ>

お茶は凍らせて、氷を作らなくても冷たく飲めるようにする。外で遊んでいる子供達にはミストで水をかけ、体温を下げる。(29歳女性/福岡県)
うちでは、節電のため、クーラーを使わないので、暑くなると、お風呂の残り湯(水)につかって暑さをしのいでいます。子供たちは「お風呂プール」と呼んでいます。(46歳女性/千葉県)
緑のカーテン用にキュウリを植え、霧吹きで葉全体をしめらし、体感温度を下げる。(37歳女性/千葉県)
ペットボトルに入れた水を凍らせて扇風機の前に置き、氷柱代わりにする。(40歳女性/北海道)
水を入れて凍らせたペットボトルをタオルでまいて、首筋や体の暑いところを冷やす。溶けてきたら飲む。(50歳女性/奈良県)
シャワーのお湯が出る前のお水をバケツにためて、打ち水に使用している。(44歳女性/滋賀県)
霧吹きに水を入れ、玄関ドアの下についている風通しに水を吹きかけている。またベランダにも同じく霧吹きで水をまいています。鉢植えの土もあるので単純にベランダにまくより冷却効果があると思います。(63歳男性/神奈川県)



【ご参考】MESSAGE FROM LIXIL

● 家庭で使用する水の多い場所:

  

 人は、朝起きてから夜寝るまで、家庭やオフィスなどのさまざまなシーンで水を使います。洗顔・手洗い・炊事・洗濯・風呂・掃除・トイレ・・・など。これに飲み水等を含めると、一日で非常に多い水の量を消費しています。上記グラフのように、一般家庭における水の用途を見てみると、ほとんどが洗浄目的です。なかでもトイレが一番多く、約28%を占めています。レバーを引けば一定量の水が流れるトイレは節水することが難しいとされています。


● 節水のソリューション:

 以前、節水は意識して行うもの(たとえばトイレだと2度流しをしないなど)でしたが、LIXILでは、INAXブランドで今年の4月から超節水ECO4トイレを発売するなど、これまでどおりの使い勝手にて節水できる製品群(@〜C)を提供しています。

トイレ:『サティスECO4』

少ない水でパワフルに
洗浄するトイレ

毎日たくさんの水を使うトイレ。
強い洗浄力はそのままに、従来
※1より大幅に洗浄水量を減ら
したトイレがエコロジー&エコノミ
ーを実現します。

※約15年前のトイレは大洗浄で13L。
超節水ECO4トイレは大洗浄4Lと約3分の
1強の洗浄水量。2011年8月現在で業界
最少の洗浄量。
・トイレの誤った節水方法:
タンク付きトイレで「タンクの中にペットボトルなどのものを入れる」などの誤った節水策は、機器の破損や逆流などの異常事態を招く危険があります。節水型トイレをそのまま適切に使うことが、最大の節水になります。
・トイレの豆知識:
仮に日本のトイレすべてが6リットル以下の節水トイレに置き換わった場合、1年で約6億2500万立方メートル(東京ドームに換算した場合:約504杯分)もの節水となります。(日本衛生設備機器工業会の試算より)

 また、汚れにくく、サッとひとふきでお掃除の用がたり、大量の水を必要としません。

・プロガード+ハイパーキラミック:
プロガードコーティングで表面ツルツル、汚れも
スルッと落とせます。さらにキズ、汚れに強く、
銀イオンパワーで細菌の繁殖も抑えます。
 
・お掃除リフトアップ:
機能部がしっかり上がって、掃除しにくかった
すき間汚れが奥まで楽に拭き取れます。


・ キレイ便座:
汚れが入りやすいつぎ目がありません。新素材に
より便座裏の汚れもサッとひと拭き。

  ご参考:「トイレはオンナゴコロ。」スペシャルサイト:http://inax.lixil.co.jp/onna-gocoro/

 そのほかトイレだけでなく、浴室、キッチン、洗面化粧台の主要水まわり品でもLIXILはこれまでどおりの使い勝手で節水できる製品を多数ご用意しております。

浴室:『ラ・バス』(スイッチシャワー<節水シャワー>)

節水ができて掃除もラクな
システムバスルーム

スイッチシャワー<節水
シャワー>で使用量を節約。
汚れがつきにくいタイプの
排水口・床・鏡・ドアなら、
掃除がラクで節水にもつな
がります。

キッチン:タッチレス水栓『ナビッシュ』

タッチレス水栓なら節水もカンタンに。

調理中に水を出したりとめたり。
面倒なので出したままという方も
多いのでは。レバー操作無しのタ
ッチレス水栓なら、手が汚れてい
てもこまめに止水できるため水を
ムダに使いません。

洗面化粧台:『ピアラ』(微細シャワー)

水の使用量をおさえる洗面化粧台。

つい、出しっぱなしで使ってしま
う洗面所の水。節水タイプの微細
シャワーで使用水量を減らします。

 仮に以上のトイレ、浴室、キッチン、洗面化粧台の4製品を同時に導入した場合のエコ効果:


● 社会貢献としての節電効果:

・水の仕組み:
 水道の蛇口をひねれば出てくる「水」は、「作る」、「運ぶ」、「使う」、「浄化する」の4つのプロセスすべてで、エネルギー(電気)を使っています。

 節水することによって、自宅の電気料金が下がることはありませんが、社会全体の節電活動に多少なりとも貢献することができます。

 上記トイレ、浴室、キッチン、洗面化粧台の4製品を同時に導入した場合の
 社会貢献としてのエコ効果:

※1:各水道局が公表する「水道事業ガイドライン」に基づく業務指標『配水量1m3当たり電力消費量(kWh/m3)』および「下水道維持管理 サービス向上のためのガイドライン」に基づく業務指標『水処理電力原単位((kWh/m3)』の平成21年度試算結果から引用。各自治体で数値が違うため今回は東京都水道局および東京都下水道局の指標値で各々上水0.52(kWh/m3)、下水0.164(kWh/m3)の合計0.684(kWh/m3)を使用し計算。
※2:エアコンの消費電力量は、省エネルギーセンター2011年夏版(6〜9畳用寸法フリーの平均値)を引用


● 賢い水の利用方法:

 一般家庭では、夏の日中(14時頃)全世帯平均で1,200Wの電力を消費しており、そのうちエアコンが約半分を占めています。このエアコンの使う時間をすこしでも少なくすることで、夏の節電はもちろん、環境にも配慮した暮らしが実現できます。
 そこで電気に頼らず、「水を賢く使う」この夏の過ごし方をご紹介いたします。

夏の日中(14時頃)の消費電力(全世帯平均)
出典:資源エネルギー庁

1:シャワーの利用:
エアコンで涼む代わりに、気持ちよく汗を流すシャワー浴にするだけで電力が約10分の1に。

2:雨水の利用:TOEX「エコリス雨水タンク」


雨水タンクに雨水をためて朝夕に打ち水。

⇒打ち水によって、気温が1〜2.5度下がり
涼風も発生します。

※出典「環境省チャレンジ25のホームページ」から





TOEX「エコリス雨水タンク」

3:気化熱の利用:

・新環境素材「保水セラミックス」<実証実験中>
 「保水セラミックス」は、耐久性・耐候性に優れ、高い保水性能と蒸発性能を持つ環境素材で、都市部のビルの屋上などに簡易に敷設できます。保水率60%以上という性能により、雨の日には雨水を一時的に貯留し、また、晴天時には、貯留した雨水の蒸発冷却作用(気化熱効果)によって建物や周囲の温度上昇を抑え、ヒートアイランドの緩和にも寄与することができます。


● 全国のLIXILショールームで「LIXIL暮らしの提案会」を11月まで開催。

 LIXILでは、「LIXIL暮らしの提案会」をショールームにて開催中です。
 ショールームにご来場のお客様には、展示製品の節電、節水効果などが一目でわかるPOPを用意し、今回ご紹介の製品を身近に体験することができます。またLIXILが考える「スマイルエコ」のコンセプトブックを無料配布します。
 LIXILでは、環境に配慮した製品、サービスを今後とも発信していきます。