2011年11月24日
LIXILグループ傘下で総合防災メーカーの株式会社LIXILニッタン(本社:東京都渋谷区、社長:板倉秀樹)は、自動試験機能付きの誰にでも“シンプルで分かりやすい”自動火災報知設備“P型1級受信機「1PS0(イチ ピー エス ゼロ)」”を12月1日より、全国で本格発売します。
P型1級受信機「1PS0」
自動火災報知設備とは、感知器で、火災時に発生する煙・熱・炎を自動的に素早く感知し、受信機と地区音響装置(地区ベル)を鳴らして、建物内に火災を知らせることにより、避難と初期消火活動を促す設備です。また、受信機は、防災センターや管理室等に設置され、感知器や発信機からの火災信号を受信し、地区表示によって、火災の発生場所を管理者に知らせます。
P型1級受信機「1PS0」は、壁掛けタイプの受信機で、今回新たに「自動試験機能」を搭載しました。これにより、感知器の加煙試験や加熱試験を免除できるようになるため、点検作業時間の大幅な削減と、効率的に安全の維持管理ができるようになります。この「自動試験機能」は、P型1級受信機においては、業界最大となる60回線まで対応可能で、現場でも簡単に感知器の増設ができます。そのほかにも、感知器の脱落監視、部屋番号表示、プリンタ内蔵機能など、多彩な機能を装備しています。
操作性の面では、「NPO法人カラーユニバーサルデザイン機構」の認証を取得し、色弱者の方を含む全ての人に配慮したデザインとしているほか、視認性を高めるために、大きく且つ分かりやすいスイッチを設けているなど、誰にでも“シンプルで分かりやすい” 自動火災報知システムを実現しています。
<参考資料>
【商品特長】
◆自動試験機能に対応
自動試験機能を搭載することで、感知器の加煙試験や加熱試験を免除できるようになるため、点検作業時間の大幅な削減と、効率的に安全の維持管理ができるようになります。
自動試験機能は、P型1級受信機においては、業界最大となる60回線まで対応可能です。
◆誰にでも“シンプルで分かりやすい”ユニバーサルデザイン仕様
・「カラーユニバーサルデザイン」対応 盤面の配色やLEDの輝度を工夫することで、色弱者を含む全ての人に配慮した見やすく分かりやすいデザインにしました。 「NPO法人カラーユニバーサルデザイン機構」の認証を取得しています。 |
・視認性の高い大きなスイッチ 受信機表面には、緊急時に使用するスイッチを大きく且つ分かりやすく表示しました。 |
・音声警報・音声ガイダンス 警報内容に合わせた音声を自動的に流します。また、音声案内スイッチを押すと、ガイダンスが流れるようになっています。 |
・感知器のアドレス表示 火災時に感知器のアドレスを表示します。(自動試験機能付きの感知器に限る) |
◆オプション機能
・部屋番号の表示 火災が発生した部屋番号を表示できます。 (自動試験機能付の感知器に限る) |
・プリンタ搭載 プリンタによって、発生した警報履歴を容易に確認できます。 |
【商品仕様】
・製品リスト
・製品記号の読み方