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LIXIL東京総合ショールームに新展示
「みんながうれしい暮らしのヒント体感コーナー」オープンイベント
「夏の快適な暮らしと江戸すだれのコースター作り教室」を開催

2011年08月08日

 住宅設備機器・建材の総合メーカーである株式会社LIXIL(本社:東京都千代田区、社長:藤森義明)は、LIXIL東京総合ショールーム(東京都江東区)に、2011年7月1日に住まいのエコの仕組みを体験学習できる「みんながうれしい暮らしのヒント体感コーナー」を開設したことを記念して、同コーナーにおいて、夏休み中の小学生とその親を対象にしたイベント 親子で学ぶ先人の知恵「夏の快適な暮らしと江戸すだれのコースター作り教室」を、8月8日に開催しました。


<風コーナーで実験しながら学ぶ子どもたちの様子>

<すだれ作りに取り組む親子と田中耕太朗氏の様子>

 本イベントでは、公募で選ばれた9組21名の親子を対象に、まず、最新の実験・体感展示が揃った体感コーナーを利用し、夏、家で涼しく快適に過ごすために、“風を通すこと(通風)”と“光を遮ること(遮熱)”が大切であることを、実験を交えながら説明しました。その後、通風・遮熱対策の必須アイテムとして人気となっているすだれのコースター作りを、東京都の伝統工芸品“江戸すだれ”を製作する伝統工芸士のすだれ職人、田中耕太朗氏(田中製簾所)を講師に迎えて実施しました。製作には職人が実際に使用するものと同じ、木製の「桁(けた)」を使用し、全て手作業で仕上げました。

 LIXIL東京総合ショールームでは、今後も、家にまつわる環境対策に関する様々な啓発活動を積極的に展開してまいります。


<参考資料>

■田中製簾所、江戸すだれ職人 田中耕太朗氏について

 明治初年から続く「江戸すだれ」の老舗。
田中義弘氏(父)、田中耕太朗氏(子)の親子2代の東京都伝統工芸士を中心とした職人達によって作られる製品は、材料の吟味から仕上げまで、一貫した手作りです。伝統に培われた高い技術と、現代の生活にもマッチしたデザインにより、各界で高い評価を受けています。今回講師を務めていただく田中耕太朗氏は5代目。東京都伝統工芸品「江戸すだれ」の東京都伝統工芸士に認定された職人です。なお、現在、江戸すだれの伝統工芸士には義弘氏、耕太朗氏の2名しか認定されておりません。

■「みんながうれしい暮らしのヒント体感コーナー」について

 「みんながうれしい暮らしのヒント体感コーナー」は、LIXIL東京総合ショールーム1階に開設。住まいの環境を考えるうえで大切な要素である、熱・光・風・水・湿(調湿)・電(電気)をテーマとした6つのブースを設けており、ブース内では、窓の一般複層ガラスと遮熱高断熱複層ガラスの日射熱の伝わり方の違いを体験できるコーナーや、かざぐるまを使った通風実験、最新トイレの節水能力がひと目で分かる展示など、あまり知られていない最新の住宅設備機器および建材の性能を、簡単な実験や分かりやすい展示を通して体感・実感していただけます。
  私たちの暮らしを支える住まいの設備・建材が環境に対しどのような配慮をしているか、また、環境に配慮した次世代の住まいの性能について、子供から大人まで楽しんで理解を深めていただけるコーナーとなっています。環境をテーマとする夏休みの自由研究のヒントとしても最適です。


【光コーナー・熱コーナー】

【風コーナー】

【水コーナー】


【電コーナー】

【湿コーナー】


■LIXIL東京総合ショールームについて

【住所】〒136-8535 東京都江東区大島2-1-1 TEL:03‐5626‐1001
【営業時間】 10:00〜17:00
【休館日】年末年始、夏期休業日(2011年8月10日〜8月17日)
 詳細は、HPでもご案内しています。
 URL:http://showroom-info.lixil.co.jp/tokyo/tokyo/index.html