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(とう)(とう)の日(10月10日)』
イベント開催のご案内
〜INAXライブミュージアムを全館無料開放

2011年10月03日

 住宅設備機器・建材の総合メーカーである株式会社 LIXIL(本社:東京都千代田区、社長:藤森義明)が運営するINAXライブミュージアム(所在地:愛知県常滑市)では、10月10日(月)常滑市で開催する「陶と灯の日(とうととうのひ)」イベントに参画し、全館を無料開放するほか、コンサート、ローソクやLEDライトによるライトアップなどの催しを実施します。

 平安時代末期から現代に続く常滑焼の歴史は、陶祖、鯉江方寿(こいえほうじゅ)をはじめとする先人の気概と鍛錬によって脈々と受け継がれてきました。初代常滑市長で、名誉市民である故伊奈長三郎は、常滑の陶業・陶芸の発展のために多額の寄付を行い、陶芸研究所や長三賞の運営などに活かされています。1980年10月10日、90才でこの世を去りました。
 常滑市では、常滑窯業の歴史を振り返って先人の功績、職人魂を再認識し、新たな決意とともに常滑焼の伝統、文化を次世代に引き継ごうと、伊奈長三郎の命日にちなんで10月10日を「陶と灯の日」と定め、「LED照明によるライトアップ」「ローソクの灯りの点灯」「お囃子の披露」「交流会」など、故人を偲ぶ催しを開催します。また、陶芸研究所が50周年を迎えることから、記念式典や企画展も開催されます。

 INAXライブミュージアムでは、INAXの創業者である伊奈長三郎の常滑市への貢献に鑑み、常滑窯業文化への理解を深めるため、INAXライブミュージアムの各施設*1を無料開放するほか、「コンサート」「ローソクを活用した『灯(ともしび)の海』」などのイベントを行います。
 常滑の伝統・文化に触れながら、窯業や地元の歴史を確認し、地域の良さをあらためて見つめる機会として『陶と灯の日』イベントを開催します。
*1 工事に伴う一事閉鎖のため「窯のある広場・資料館」を除く



■ INAXライブミュージアムのイベント ■

10月10日 INAXライブミュージアム 無料開放 (10月10日 10:00〜17:00)

「土・どろんこ館」 13:30〜14:00 フルートおよびピアノ演奏 *整理券が必要
Centrair Flute Freaks(フルート)伊奈輝三氏+セントレアピアノ愛好家3名(ピアノ) 
15:00〜16:00 池田京子ソプラノ・コンサート〜秋風にのせて *整理券が必要
「窯のある広場」 18:00〜18:10 LED照明1500個の点灯式典
18:10〜18:40 お囃子披露 市場常磐車囃子方
「世界のタイル博物館」 18:45〜20:15 交流会 *有料
「どろんこ広場」 17:00〜21:00 ローソクを活用した「(ともしび)の海」
*来場者に、東日本大震災の復興への祈りを込めたメッセージを、火屋に書き込んでいただきます。



■他会場でのイベント■

陶と灯の日事業
* 即売市・セラモール探検ラリー(セラモール各店舗)
* LED350個の照明・「陶と灯の日」記念碑点灯(名鉄常滑駅前ロータリー)
* 市民参加の灯し火(ともしび)ロード・「陶と灯の日」記念碑点灯(とこなめ中央商店街・
  大落川の堤防)

陶芸研究所50周年記念事業
* 陶芸研究所創立50周年 記念式典  (民俗資料館 2階講座室)
* 講演会「陶研50周年の歩み」      (民俗資料館 2階講座室)
* 陶芸研究所創立50周年 企画展    (陶芸研究所 本館展示室)
* 第30回 長三賞記念展          (民俗資料館 特別展示室)


【主催】
陶と灯の日事業委員会(平成22年4月7日発足)
構成 :常滑市、とこなめ焼協同組合、常滑陶磁器卸商業協同組合、とこなめ焼卸団地協同組合、常滑商工会議所、
    愛知県常滑窯業技術センター、常滑市観光協会、知多半島ケーブルネットワーク株式会社、とこなめ中央商店街、
    INAXライブミュージアム

【事務局】
  常滑商工会議所  TEL:0569-34-3200

【会場】
  セラモール、名鉄常滑駅前ロータリー、とこなめ中央商店街、陶芸研究所、民俗資料館、INAXライブミュージアム


■ INAXライブミュージアム
URL:http:// inax.lixil.co.jp/ilm/

INAXライブミュージアムは、土とやきものの魅力を発見し体感できる「5つの発見館」から成る文化エリアです。
大正から昭和にかけて、土管等やきもの製品の製造で活気付いた往時の常滑の面影を残す大窯と煙突や、世界の装飾タイルコレクションを展示した日本で唯一のタイル博物館といった展示施設に加え、体験教室やワークショップ、展覧会の開催など、様々な活動を通じて土とやきものの魅力を伝えています。