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INAXライブミュージアム企画展のご案内
「だいすきトコナメ・アート展
〜 トイレはみんなの舞台(ステージ)だ!」
展覧会期:2011年10月9日(日)〜10月18日(火)

2011年10月03日

 住宅設備機器・建材の総合メーカーである株式会社LIXIL(本社:東京都千代田区、社長:藤森義明)は、10月9日(日)から10月18日(火)まで、INAXライブミュージアム「世界のタイル博物館」(所在地:愛知県常滑市)の企画展示室にて、企画展『だいすきトコナメ・アート展 〜トイレはみんなの舞台(ステージ)だ!』を開催します。
 この企画展では、ニシムラ マホさん、タキ ナオさんのアーティストユニットが、INAXライブミュージアム「ものづくり工房」に滞在して制作した絵付便器3台を中心に展示します。その世界観を展示室の床や壁にも展開し、仕上げにはミュージアムスタッフも参加して展示室全体をアート空間に仕立てます。
「ものづくり工房」での絵付け作業の様子
 INAXライブミュージアム「ものづくり工房」では、アーティストや建築家、デザイナーとのコラボレーションから、新たなやきもの製品の可能性を探る取り組みを行っています。その取り組みのなかで、作家が工房に滞在して作品の制作を行う“アーティスト イン レジデンス”として、今回、ニシムラ マホさん、タキ ナオさんをお招きし作品の制作を行いました。7月19日から7月22日、9月5日から9月8日の二度にわたる滞在と作品制作の様子は一般公開し、来場者も普段目にする機会の少ないアーティストによる衛生陶器への絵付けの様子をお楽しみ頂きました。

【展覧会開催の背景】

 ニシムラ マホさん、タキ ナオさんのアーティストユニットは、今年4月29日、30日、旧常滑高校の校舎を活用して開催された『常滑クラフトフェスタ2011』において、教室の壁面を利用したドローイングによるパフォーマンスとワークショップ『せかいをつくってあそぼ』を披露し、高く評価されました。二人の描きだす伸びやかな線や明るい色彩は、子どもから大人まで幅広い層の人たちに支持されました。その実績によって、INAXライブミュージアムとのコラボレーションが実現し、二人がかねてより興味を抱いていた“便器”をテーマに、自由な感覚でアート作品を制作、展示する展覧会の開催となりました。



【展覧会概要】

ニシムラ マホさん、タキ ナオさんのアーティストユニットが、INAXライブミュージアム「ものづくり工房」に滞在して制作した絵付便器3台を中心に展示し、展示室の壁や床にもその世界観を展開して、会場全体をアートの空間に仕立てます。
・会   期: 2011年10月9日(日)〜10月18日(火) 10:00〜17:00(最終入館16:30)
・会   場: INAXライブミュージアム「世界のタイル博物館」企画展示室
・展示作品: 「土・水・火」をテーマに制作した絵付便器3台
        タイル18点、床、壁へのドローイング
*観覧無料(他の展示施設の見学には、共通入館料が必要)


【オープニングイベント】

展覧会初日に、アーティストによるオープニングパフォーマンスを開催します。
・日   時: 10月9日(日) 17:00〜
・会   場: 「世界のタイル博物館」エントランスホール
・予約不要、参加無料


【アーティスト紹介】

ニシムラ マホ

1981年名古屋市生まれ
京都精華大学芸術学部デザイン学科
ビジュアルコミュニケーションデザイン専攻 卒業

イメージの連鎖反応を微細に描き留めることで生まれる有機的な世界をテーマにした作品を制作。
近年は、「描く過程そのものが表現したいことそのもの」という思いが強く、ライブドローイング、リクエストドローイングといったパフォーマンスにも取り組んでいる。
http://mimizu.pupu.jp/
タキ ナオ

1983年愛知県生まれ
広告デザイン専門学校 グラフィックデザイン科 卒業

暗い夜があたたかになり、重い足も一歩ふみだせる。日常と真摯に向かい合う姿は感動的で、幾度も私の世界を照らし励ましてくれました。それらの光をたよりにして、感謝や感動、不安や欲望と向き合いながら、動物や抽象的な形などを描いています。これが、また誰かの光となり、つながっていければ幸いです。
http://www.nahot.net/