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住宅リフォーム廃材を収集・運搬し、再資源化を推進する
『エコセンター茨城』本格稼働
茨城県の産業廃棄物処分業の許可を取得、使用済み住宅設備機器類の引き受け開始

2011年06月30日

 住宅設備機器・建材の総合メーカーである株式会社LIXIL(本社:東京都千代田区、社長:潮田洋一郎)の運営する『エコセンター茨城(茨城県つくば市)』が、6月16日に茨城県の産業廃棄物処分業の許可を取得しました。『エコセンター茨城』は、住宅リフォーム工事に伴う廃材を収集・運搬し、処分を行う施設で、この取得により、住宅リフォームで発生する他社製品も含めた使用済み住宅設備機器類の収集を開始、廃材リサイクル事業を本格的にスタートします。

 サステナブルな社会の実現に向け、『エコセンター茨城』は、モノづくりの視点として重要な「つくる」「つかう」「もどす」の中の資源を再生・再利用する「もどす」の役割を担っていきます。手分解による徹底した分解・分別で、分別品種50種以上、マテリアルリサイクル率90%以上を実現し、資源の再利用、循環を推進します。

 住宅リフォーム廃材を収集、再資源化する事業は、2007年「エコセンター常滑」を開設以来、愛知県常滑市で進めてきましたが、今回の『エコセンター茨城』本格稼働に伴い、首都圏でも事業を開始します。東京・千葉・埼玉・神奈川・茨城県下の住宅リフォーム店に協力を働きかけながら、当面は、シャワートイレの収集・分解・再資源化から着手し、水栓金具、洗面台、キッチン、浴室扉など水まわり設備機器やアルミサッシなどへと拡大していき、最終的には全ての使用済み住宅設備機器類の収集・リサイクルを目指します。


■ 『エコセンター茨城』の概要

所在地 : 茨城県つくば市上大島字神明1863番地2
敷地面積: 建屋部分567m2
処理施設: 破砕機、圧縮機(県条例指定処理施設)
処理能力: 破砕施設 4.48t/日(8時間)(ガラス・陶磁器クズを破砕処理時)
圧縮施設 13.20t/日(8時間)(紙くずを圧縮処理時)