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国際NPOと協働で
水に関する環境教育活動を実践中
水の大切さを現地の子どもたちと一緒に考え行動します

2011年09月15日

 株式会社LIXIL(本社:東京都千代田区、社長:藤森義明)は、タイルや衛生陶器を製造販売しているベトナム社会主義共和国(以下ベトナム)で、「ブリッジ エーシア ジャパン(Bridge Asia Japan)」(以下BAJ)と「Seed to Table(シード トゥ テーブル)」(以下STT)の2つの国際NPOと協働で、現地の子どもたちを対象に、水に関する環境教育活動を2007年から展開しています。

 ベトナムにおける環境教育活動は、旧(株)INAXが、現地子会社INAX VIETNAM SANITARY WARE Co., Ltd.(以下VINAX)と進めてきたもので、LIXIL統合後も、グローバルな視点で地球環境保全や社会に貢献できる活動の一つとして積極的にかかわっていくものです。経済発展の進むベトナムですが、郊外には依然として衛生設備の整っていない地域も多く、人々の水や環境への知識も十分とはいえません。単なる資金援助活動にとどまらず、オリジナル教材「水について考え、調べてみよう」の支給や講師派遣などを行い、現地の社会情勢や環境に沿った内容と提案で、継続的に環境教育を実施しています。

 5年目となる2011年は、LIXIL環境経営推進部のスタッフが現地を巡り、ハノイ北部ホアビン省や中部フエ、南部ホーチミンなどでの環境教育活動を実施したほか、VINAXの工場見学も行い、子どもたちや国際NPOとの交流を深めました。7月27日(水)〜8月2日(火)の7日間に渡って、BAJやSTTのスタッフとともに現地で活動した様子を紹介します。

 目 次
■ ブリッジ エーシア ジャパン(BAJ)との協働活動概要
■ Seed to Table(STT)との協働活動概要
■ 現地で広がっていく活動/7月28日フービン村
■ 活動の成果をVINAXの工場で発表/7月29日
■ フエ トゥイビェウ地区農家で、市場で、環境授業/7月31日
■ フエからホーチミンへ 小学校で環境授業/8月1日、2日
■ ホーチミン市トゥオイチェー新聞社でBAJIKO発表会/8月2日
■ ベトナム ハノイ・フエ・ホーチミン訪問の行程概要
■ ベトナム環境教育活動の考え方とこれまでの歩み


■ ブリッジ エーシア ジャパン(BAJ)との協働活動概要  http://www.baj-npo.org/

 1993年設立のBAJは、その名の通りアジアと日本の架け橋となって国際協力を行っています。ベトナムでは貧困層の子どもたちへの支援を中心に行い、環境教育については2002年ごろから準備を始め、ベトナム中部のフエ市で2004年から子どもたちへの教育を本格始動しています。プラスチックなどの有価物回収や、生活排水を直接川に流さないように浄化槽を設置するなど、BAJの実践的なサポートにより、現地の子どもたちが自ら考え行動する活動が広がっています。
 2007年、旧INAXはBAJとフエ市街地やフォン川上流の農家の子どもたちを対象に「水の環境教育活動」を開始。4年前に参加し水質調査の方法とその重要性を学んだ青年たちは、後輩に「パックテスト(水質調査キット)」の使い方や数値の読み方を教えながら活動を引き継いでいます。フォン川に船を浮かべて暮らしていた水上生活者の陸への移住が進み、川への関心が薄れつつあり、BAJは船で川を巡りながら、川と生活の関りについて学ぶ活動にも注力しています。

■ Seed to Table (STT) との協働活動概要  http://seed-to-table.org/

 STTは、2009年7月設立の日本のNPO法人で、ベトナムの人々と共に、地域の種、自然、そして文化を守り、自給と収入を改善するための経済基盤を整えながら、家族や友人と楽しく暮らしていけるようになることを目指しています。農法などの地域の知恵を記録し伝えることをはじめ、人々の出会いと話し合いの場をつくり、次世代を担うリーダーを育てながら、食と農と地域づくりに取り組んでおり、ハノイ北部ホアビン省はその活動の中核拠点です。
 旧INAXは、このように地域に入り住民の信頼を得ながら支援を続けるSTTの活動に共感し、2010年からホアビン省ナムソン村で「水の環境教育活動」を開始しました。

7月30日はBAJの活動に同行。 船で川を下りながら、川辺の生活の様子を視察。洗濯や水浴が行なわれていました。


■ STTとともに 現地で広がっていく活動 7月28日

 2010年7月と2011年1月、旧INAXのスタッフは、ハノイ北部ホアビン省ナムソン村でSTTとともに、「水の環境教育活動」を実施しました。(2010年8月19日旧INAXニュースリリース参照 )この活動を視察していた隣接するフービン村の青年団から、STTを通じて「ぜひフービン村でも環境教育を実施して欲しい」との要望があり、7月28日の環境授業開催となりました。フービン村は、ハノイから北へ車で約3時間のホアビン省タンラック郡にあり、約790世帯、約3900人が12の集落に暮らしています。

 当日は、11集落の73名が参加し、午前中はイラストを多用したオリジナルテキスト「水について考え、調べてみよう」を使って授業を行いました。地球の面積の約70%を海が占めていても、地球の水のうち飲み水など生活に使える水はほんのわずかであることや、水は気体や固体となって地球を循環していることなど、地球の水についての基本的な知識や、水の汚染が下痢などを引き起こす原因になっていること、手や身体を清潔にすることで病気が予防できることなど、ベトナムの村の実情にそった内容で生活の中の“水”について学びました。小休止を含め約2時間半の座学でしたが、年少の子どもたちも問いかけに答えながら、自分たちの暮らしと照らし、考えを深める授業となりました。

 午後は、集落ごとにグループに分かれて、それぞれが村で採取してきた食事に使っている水や農業用水の水質調査を行いました。水の透明度を測る透視度計は、ペットボトルを利用して自分たちで製作し、水の状態を目で確認します。そして簡易の水質調査キット「パックテスト」を使って、水のPH値やCOD値、リンや窒素などの含有量を測り、科学的に水質を確認していきます。ナムソン村での実習に参加経験のある青年団員が小中学生に指導するなど、確実に実習を通して得た知識が地元の力になっていく様子も見られました。実習後は、測定結果をまとめてお互いに発表しあい、同じフービン村のなかでも地形などによって水質に幅があることが確認できました。





上:フービン村での授業の様子
中:イラストをふんだんに使ったテキスト
  「水について考え、調べてみよう」で勉強
下:手作りの透視度計で水の透明度を目視する

■ 活動成果を、VINAXの工場で発表 7月29日

 ホアビン省ナムソン村では、2010年7月、2011年1月の「水の環境教育活動」開催後も、STTの支援で、自主的な環境活動を続けてきました。月に1回の「パックテスト」を生活用水9カ所と灌漑用水8カ所ずつで継続実施しており、今年度はさらに「水の生き物調査」や「水の絵地図作成」の活動も加わりました。
 今回、ナムソン村の7集落77名が、ベトナムの首都ハノイ市にあるVINAXの工場を訪問し、1年の活動成果を発表し、工場見学を行いました。青年団や子どもたちだけでなく、日々の暮らしのほとんどを村の中で過ごし、ハノイなどの都会を訪ねたことのない村民も参加しました。このツアーは、ナムソン村のブイ・タイン・チュエン村長の「村では情報を得る機会が少ない。青年団や子どもたちにスタディツアーをやってあげたい。今住んでいる環境には森も川もあるけれど、他の地域がどうなっているか見ることで、ここの環境の素晴らしさに自信を持てるだろう」という要望にSTTとLIXILがこたえる形で実現しました。








上:同行の村民やVINAX社員が発表を見守る
中2点:水の生物、水の絵地図の調査結果発表
下:工場の排水設備を見学し、感心する参加者たち
 暑さの厳しいなか、長時間のバス移動や慣れない都会の空気に触れ、疲れもあったと思いますが、各集落の青年団を中心とした子どもたちが、大きな用紙にわかりやすく調査結果をまとめ、村民やVINAXの社員らが見守るなか、自信をもって発表しました。

 カエルや魚、虫など水の中に棲む生物の調査を通じて、地域の水辺に親しみながら村への理解を深め、自分たちで村の環境を守っていこうという意思の感じられる発表でした。また、農作物への農薬の影響を懸念する集落では、生活用水や農業用水の取水の経路や排水についても調査を実施し、その結果を「水の絵地図」で表現しました。この「水の絵地図」作成は、水環境の専門家として助言を求められたLIXIL社員との交流の中で出てきたアイデアを青年団のみなさんが実行に移したものです。

 発表会に参加したVINAX伊藤慎二社長は「子どもたちが、身近な水中生物や水質に関心を持ち、その実態をよく調べ、元気に発表してくれました。清らかな水は豊かな未来に不可欠です。発表を通してベトナムの明るい未来を垣間見たように感じました。」と感想を述べました。

 発表後、工場や衛生陶器の製造現場を訪れたことのない子どもたちや村民たちがVINAXの工場内を見学。その広さや大型の機械に驚く参加者も多く、特に排水処理施設では、汚水が透明な水になって排水される様子に「日本の技術はすごい」との声も聞かれました。

 28、29日の活動にはVINAX社員のソンさんが同行しました。ソンさんは2007年からこの活動に参加、講師として学校でも環境授業を行なっており、今回も子どもたちと触れあいながら実習を指導したり、発表会の司会を務めたりしました。環境教育活動はLIXILグループの一員であるVINAX社員の意識啓発となり、社員の誇りにもつながっています。


■ BAJとともに フエ トゥイビェウ地区の
  農家で、市場で、環境授業 7月31日


 ベトナム中部に位置する古都フエ市は、国内外からの観光客でにぎわうベトナム有数の観光地で、市内を流れるフォン川の上流では農業も盛んです。BAJでは、地域の暮らしや農業を見学しながら、子どもたちと一緒に水の調査をし、自分の村でとれる野菜のことや地域の自然を守っていくことの大切さの理解を広める活動をしています。

 これまでBAJと旧INAXは、水の循環を遡るようにフォン川下流の市街地から上流の農村地域で活動してきました。今回、ハノイから移動した30日午後は、船で川辺の生活を視察するBAJの活動に同行。翌31日は、フエ市近郊農村の1つ、トゥイビェウ地区へ出かけ、BAJスタッフのトエさん、片山さんらとともに環境授業を行ってきました。

 まず訪れたのは、トゥイビェウ地区の農家です。家主の快い対応に飲み水や水道水、井戸水の水質を「パックテスト」を使って測定しました。身近なデータを蓄積することで地域の実態が明らかになり、また家主の方の環境意識を高めてもらう機会にもなっています。

 農家の見学調査後は、近くのトゥイビェウ市場に出かけ、市場の様子を見学しながら、課題を探していきます。見学した市場は、以前は排水設備もなく汚水が農作物の近くで垂れ流されていました。現在は浄化槽が設置され、少しずつ環境が改善されています。しかしながら、今も農作物を床に置いて売買が行なわれており、衛生的とはいえません。見学し、話し合いながら自分たちで問題点を見つけ、改善策を実行していくというBAJの基本姿勢に則った活動が行なわれています。

 早速、市場で働く女性たちを集め、オリジナルテキスト「水について考え、調べてみよう」を見せながら、環境授業を実施。水についての基本的な講義のほか、市場を清潔に保つためにも水が重要であることや、昔から地元で育ててきた野菜や農薬に頼らない農法の大切さなどについてお話しました。昼食後には、今回初参加の青年団員の方々にも、同様に環境授業を行いました。30分ほどの短い時間でしたが、通訳も兼ねているトエさんが、現地の水の利用状況を聞きだし、対話のなかで、自分たちの課題を確認していくことができました。

 その後、同じトゥイビェウ地区のルオンクワン地域を訪問し、環境授業と水質調査を実施しました。「パックテスト」は、ルオンクワン地域内でも水路等にゴミの投げ捨てが多いと言われている場所で行い、ゴミを捨てることの影響を数値で確認し、ゴミ置き場を作ることも水を守ることにつながっていることを学びました。人が自然に与える影響を身近なところから学んでいきます。

フエ郊外トゥイビェウ地区 田んぼが広がる


井戸水の水質を「パックテスト」で測定


庭の植物の様子も観察します


地面にシートを敷いて作物を売買


市場で販売している女性たちに水の大切さを伝えます

■ フエからホーチミンへ それぞれ小学校で環境授業 8月1日、2日
 滞在6日目となる8月1日は、午前中にフエのトゥイビェウ小学校で3年生を対象に、翌2日の午後には、ホーチミン市のゴイサオ学校で7年生を対象に、環境授業を実施しました。

 BAJは中部のフエや南部のホーチミンが活動の中心で、それらの地域では学校での環境教育にも携わっており、その一環として水の環境教育も行ないます。LIXILでも、2010年からトゥイビェウ小学校とゴイサオ学校で、環境授業を続けており、社員が講師を務めるLIXILの授業スタイルは、先生方からも好評です。

 ゴイサオ学校は私立の学校ですが、公立小学校で活動するBAJの授業のことを知った校長先生の依頼からはじまったそうです。本年1月に「水の環境教育」授業を行なった際、「ほかのクラスでもぜひ授業を」との強い要望で、学年が上がってしまいましたが、前回実施時の隣のクラスが今回の授業対象となりました。

 LIXILがBAJの協力で作成した「水について考え、調べてみよう」のテキストで、学年の違う子どもたちにも、青年団にも、市場で働く女性たちや農家の主人にも、受け入れられるよう工夫をこらして授業を行います。大切なことを年齢や立場に関係なくきちんと伝えていきたいと考えています。



上2点:トゥイビェウ小学校での授業の様子
上3点:ホーチミンに移動し、ゴイサオ小学校での授業の様子

■ ホーチミン市 トゥオイチェー新聞社で、BAJIKO活動発表会 8月2日

子どもたちによるBAJIKOの活動発表
 ゴイサオ小学校の授業の前に、一行はホーチミン市内のトゥオイチェー新聞社を訪問しました。BAJでは、BAJIKO(ばじこ)という子どもたちを対象にした科学・工作・環境問題を学ぶ教室を開催しています。年に2〜3回ほど、子どもたちによる学習成果発表会が、市内の会場を借りて開催されており、今回、トォイチェー新聞社での発表会にお邪魔しました。

 日ごろの活動の様子が会場内に展示され、子どもたちがBAJIKOで学んだ内容を発表します。この日は、ベトナムのホーチミン市 省エネルギーセンターのプレゼンテーションも行なわれました。日本のエネルギー事情を説明すると、同席者から原子力発電について質問もあり、世界のエネルギー事情や今後のエネルギー配分などへの関心の高さが伺えました。LIXILスタッフも「水の環境教育授業」を実施し、参加者からの質問に丁寧に答えました。農村部とは違って、都会の所得水準の高い子どもたちに、地球の水への理解を深めてもらう機会となりました。

 駆け足のベトナム滞在でしたが、子どもから大人まで幅広くベトナムの人々に接し、それぞれの暮らしや生活環境にあった学習や実習の必要性を強く感じる機会となりました。2時間をベースとしたカリキュラムを、30分のダイジェストで紹介するなど工夫しましたが、対象や授業時間に合わせた教材の作成などにも今後取り組み、さらに活動の質を高めていきます。



上:新聞社に展示された活動の様子
下:「水について考え、調べてみよう」の
  ダイジェスト版での授業


【ベトナム ハノイ・フエ・ホーチミン訪問の行程概要】
7月27日 LIXILスタッフ ベトナム ハノイ到着
7月28日 ホアビン省フービン村にてSTTと環境授業・実習実施
7月29日 ハノイVINAX工場を訪問し、ナムソン村での活動の
      成果発表会と工場見学(STTとともに)
7月30日 フエに移動。フォン川にてBAJの活動に同行
7月31日 BAJとともにトゥイビェウ地区の農家、市場で環境授業
      水質調査実施。
8月 1日 フエのトゥイビェウ小学校で3年生に環境授業。
      ホーチミンへ移動
8月 2日 トゥオイチェー新聞社でBAJIKO発表会。
      午後、ゴイサオ小学校で7年生に環境授業
環境教育活動参加者
ホアビン省  フービン村 環境授業・実習   73人
        ナムソン村から工場見学     81人
フエ      フォン川視察            約25人
        農村部 環境授業実習     約30人
ホーチミン  ゴイサオ学校 環境授業    約40人
        BAJIKO発表会          約40人
BAJ同行者 ブリッジ エーシア ジャパン
         ベトナム事務所 Huynh Hue Tue(フィン ホゥイ トエ)
                   片山恵美子
         東京本部     新石正治
STT同行者 Seed to Table代表 伊能まゆ
LIXIL     環境経営推進部   芦田亜紀、熊崎千恵美
VINAX    総務部   Khuat Duy Son(グアット ズイ ソン)

【ベトナム環境教育活動の考え方とこれまでの歩み】

 株式会社LIXILの子会社である合弁会社INAX VIETNAM SANITARY WARE Co.,Ltd.(以下VINAX)は、1996年設立以来、ベトナムで水洗トイレや洗面器などの衛生陶器を製造販売してきました。VINAXは順調に売上を伸ばし、ベトナム国内の衛生陶器ではトップシェアとなり、現在、第7工場が建設中です。また、タイル製造販売のINAX VIETNAM TILE Co.,Ltd.、水栓金具製造販売のINAX VIETNAM PLUMBING FIXTURES Co.,Ltdも創設し、事業活動の幅を広げています。

 一方、ベトナムの国情は、急激な経済発展にともない、貧困層と富裕層の格差拡大や公害問題、衛生問題、子どもの人権保護問題などが生じ、社会的制度が追いつかない状況にあります。ベトナムの発展とともに、現在の地位を築いてきた企業として、少しでもベトナム社会の役に立つ活動を行っていきたいと考えています。

 2006年、旧INAXは単に資金や物資の提供ではなく、現地の人に喜んでもらえ、未来につながる活動を支援するパートナーを探し、2007年から実績あるNPOと具体的な活動を開始しました。INAXブランドならではの蓄積を活かし「水」をテーマに、ベトナムの今後を担う子どもたちにとって本当に必要とされる教育の支援を目指しています。それは、「水が汚れるからゴミを川に流さないようにしよう」ではなく、「何が原因で川が汚れるのかを理解して、どうしたらよいかを子どもたち自身が考える」ための教育です。LIXIL統合後も、この考えに基づき、BAJ、STTとVINAXの現地スタッフとともに、現地の実情にそった、実践的な環境教育を継続していきます。




上2点:ベトナムの国情を踏まえながら、水の大切さを学ぶ「水について考え、調べてみよう」のテキスト
下2点:水質調査「パックテスト」 試薬の入った小さなチューブに水を入れて反応させ、色で成分を確認する

主な活動記録    活動記録詳細はこちら 

2007年 BAJ、セーブ・ザ・チルドレン ジャパン(SCJ)と活動を開始 (3ヵ年契約)
オリジナル教育テキストの作成(4月)
VINAXスタッフの講師養成教育、政府機関・学校関係者への説明実施
ハノイ北部イエンバイ、フエで学校関係者および子供たちへの環境教育開始(6月〜8月)
2008年 エコプロダクツ国際展(ハノイ)にイエンバイやフエの子どもたちを招待。VINAX工場見学(3月)
イエンバイ、フエで環境教育実施 (6月)
イエンバイ、フエ、ホーチミン、クイニョンで環境教育実施 (12月)
2009年 イエンバイ、フエ、ホーチミンで環境教育実施 (7月)
2010年 BAJ、STTと活動を開始
フエ、クイニョンで環境教育実施。INAX VIETNAM TILE Co.,Ltdのタイル工場見学 (1月)
ホアビン省ナムソン村、フエ、ホーチミンで環境教育実施 (7月)
2011年 ホアビン省ナムソン村、フエ、ホーチミンで環境教育実施 (1月)