2011年11月08日
住宅設備機器・建材の総合メーカーである株式会社LIXIL(本社:東京都千代田区、社長:藤森義明)の知多事業所(愛知県知多市)で、2011年10月29日(土)に、その土地本来の“ふるさとの木”を植える植樹祭が開催されました。秋晴れの下、知多事業所の従業員やその家族、近隣住民や行政、関係団体など、総勢145名が参加しました。
知多事業所では、昨年6月、第1回目の植樹祭・地域交流会を市民参加で行い、タブノキ、ヤマモモなどの苗木を植えました。今回も、地域の植生にあった10種類の苗木240本を植え、倒木を防ぐために、時間がたつと自然に土壌に還る素材で作られた段ボールのシートを苗木のまわりに敷き詰めました。知多市の市議会議員や地域コミュニティの代表者らも、従業員やその家族と一緒に汗を流しました。植樹後には、どろだんごづくりやゲーム大会も開催し、参加者からは「昨年植えた苗木が、順調に育っている姿を見てうれしくなりました」「どろだんごづくりを初めて体験し、あれほど光を放つのには驚きました。家で飾ります」などの感想も届き、植樹を通して地域との交流も深まっています。今後も行政と協力しながら地域に開かれた活動を展開していきます。
植樹の様子 植樹した後、倒木を防ぐために、 土に還る素材で作られたシートをかぶせる |
LIXILでは、地球の未来そして地域の風土と文化を守るため「工場の杜」プロジェクトに取り組んでいます。今回の知多事業所での「工場の杜」プロジェクトは、LIXILとしては5回目の開催で、知多事業所のほかに、LIXIL下妻工場(茨城県下妻市)、LIXIL前橋工場(群馬県前橋市)、LIXIL久居工場(三重県津市)で展開しており、2012年春には、LIXIL有明工場(熊本県玉名郡長洲町)でも植樹祭を行なう予定です。
■ 「工場の杜」について
「工場の杜」は、工場や物流拠点で働く従業員や家族、近隣住民・団体、行政が交流しながら、その土地にふさわしい樹種の苗木をLIXIL事業所の敷地内に植樹する活動です。
自然環境保全のみならず、鎮守の杜のような地域の防災保全にも役立つことを目的とし、活動名を「工場の杜」としています。
−LIXIL「工場の杜」プロジェクトによる効果−
1)樹木にCO2を吸収して森の中にカーボン(炭素)を閉じ込める地球温暖化抑制効果
2)防音、防塵、空気浄化および水質浄化などの環境保全効果
3)地震、台風および大火などから人間の命を守る防災保全効果
■ LIXIL「工場の杜」プロジェクト 知多事業所 地域交流会 概要
実 施 日: 2011年10月29日(土)
参 加 者 数: 145名
植 樹 本 数: 全10種240本 タブノキ、スダジイ、ヤマモモ、シラカシ、エノキなど
参加者概要: 社外ボランティア 95名(地域住民、従業員家族、知多市議会議員、知多市新地コミュニティ会長、副会長)
社内ボランティア 35名(住設・建材カンパニー知多事業所長ほか)
スタッフ 15名(知多事業所従業員)
併催イベント:光るどろだんごづくり、クイズ・ゲーム大会開催
事業所ピロティでゲーム大会 | 光るどろだんごづくりの様子 |
■ LIXIL知多事業所 概要(2011年10月末現在) | |
名 称 株式会社LIXIL 知多事業所 所 在 地 〒478-8505 愛知県知多市北浜町25-7 設 立 1989年7月 敷地面積 378,102m2 施設概要 第1製造棟 第2製造棟(シャワートイレなどの製造工場) 知多物流センター 事務管理棟(お客さま相談センターなど) |