2012年03月08日
住宅設備機器・建材総合メーカーである株式会社LIXIL(本社:東京都千代田区、社長:藤森義明)では、北陸地域におけるアルミ建材の生産体制の再編を目的に、小矢部工場(富山県小矢部市)に新しく設備を設置し、2013年4月以降順次操業を開始いたします。
なお、建屋ならびに生産設備の老朽化により閉鎖を予定している高岡工場(富山県高岡市)につきましては、今回の小矢部工場の増設ラインが本格稼動するまで、一部ラインのみ生産を継続します。
小矢部工場は、ビル建材の一貫生産工場として1992年に操業を開始し、現在はビル用サッシ、住宅用サッシ、エクステリアの北陸地域の生産拠点として製品を供給しています。
今回、鋳造、押出、表面処理のラインに新しく設備を設置することで、北陸地域におけるLIXILのアルミ建材の安定供給体制を図ります。
今後も小矢部工場は、下妻工場(茨城県下妻市)、前橋工場(群馬県前橋市)、久居工場(三重県津市)、有明工場(熊本県玉名郡長洲町)、タイ工場(タイランド)と共に、LIXILのアルミ建材の一貫生産工場の一翼を担っていきます。
1.小矢部工場 設備設置計画概要
(1)内容
鋳造ライン: 溶解炉を1炉新設し、既存の溶解炉と置き換えます。
押出ライン: 押出機を3機増設※し、計4ラインの体制とします。
※1機は高岡工場から移設
表面処理ライン:表面処理を1ライン増設し、計2ラインの体制とします。
(2)設備投資額 : 約93億円
2.小矢部工場の概要
(1)所 在 地 : 富山県小矢部市浅地130
(2)工 場 長 : 飯島 晋
(3)従業員数: 747名(うち正社員509名) ※2012年3月現在
(4)敷地面積: 176,550m2(約51,500坪)
(5)建築面積: 94,858m2(約28,750坪)
(6)生産品目: ビル用サッシ、住宅用サッシ、エクステリア