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「第67回 国際通貨基金(IMF)・世界銀行年次総会」に
日本の技術として「保水セラミックス」が紹介されます。
〜日本がIMF・世界銀行に加盟して60年目の節目の年 〜

2012年10月02日

住まいと暮らしの総合住生活企業である株式会社LIXIL(本社:東京都千代田区、社長:藤森 義明)が2010年より実用化に向け実証試験している新環境素材「保水セラミックス」が、10月9日(火)から10月14日(日)まで東京で開催される「第67回 国際通貨基金(以下、IMF)・世界銀行年次総会」にて、日本が生んだ技術の一つとして紹介されることになりましたので、お知らせいたします。

今年は、日本がIMF、世界銀行に加盟して60年目の節目の年で、日本での総会開催は、東京オリンピックが開催された1964年以来2度目となります。

「IMF・世界銀行年次総会」とは、IMFと世界銀行、それぞれの最高意思決定機関である総務会が合同で開催する会議です。188の加盟国の財務大臣・中央銀行総裁に加え、国際機関の幹部、民間金融機関の幹部など、合計約1万人が参加する世界最大規模の国際会議です。

今回、LIXILの新環境素材「保水セラミックス」は、総会の会場の一つである東京国際フォーラム(東京都千代田区)の政府展示の中で、日本が生んだ先進技術の一つとして紹介される予定です。

新環境素材「保水セラミックス」について

「保水セラミックス」は、耐久性・耐候性に優れ、高い保水性能と蒸発性能を持つ環境素材で、都市部のビルの屋上などに簡易に敷設できます。保水率60%以上という性能により、ゲリラ豪雨による雨水を一時的に貯留し、局地的な大雨が短時間で下水道や河川に流出することを抑制し、都市型水害の防止に役立ちます。また、晴天時には、貯留した雨水の蒸発冷却作用によって建物や周囲の温度上昇を抑え、ヒートアイランドの緩和にも寄与します。

「保水セラミックス」敷設の様子

開発品サンプル 1個約12g