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「2012年夏 LIXIL節電アクション」を5月1日からスタートします

2012年05月01日

株式会社住生活グループ(本社:東京都千代田区 社長:藤森義明)と、その傘下の株式会社LIXILをはじめとした各事業会社で構成されるLIXILグループは、全社を挙げて「2012年夏 LIXIL節電アクション」を5月1日からスタートします。昨夏の節電を振り返り、ベストプラクティスを横展開することで全国レベルの取り組みを展開し、グループ全体で「ていねいな節電」をすすめていきます。

LIXILグループ「2012年夏LIXIL節電アクション」主な取り組み

① オフィスでの主な取り組み

LIXILグループの全事業会社の各拠点で、オフィス照明の50%間引きや休憩時の消灯を徹底します。「クールビズ」も昨年より前倒しして5月1日から開始。室温28度を徹底します。その他、コピー機の常時節電モード設定、未使用時のパソコンの電源オフなどを徹底し、「電気使用量」を増やさない節電に努めます。

② 生産現場での主な取り組み

衛生陶器、キッチン、ユニットバスなどを生産する工場では「節電アクション」プロジェクトをスタートします。照明、コンプレッサー、集塵機の休憩時の停止、待機電力カットなど、昨年効果の高かった事例を継続、他部門へも展開し、省エネ管理標準として定着していきます。アルミサッシ、エクステリアなどを生産する工場では工場屋根への散水、非断熱折板屋根への遮熱塗装実施、シャッター開閉回数の低減などを実施します。それぞれの工場の特性に合わせた節電対策により、「エネルギー原単位」を改善していく取り組みを実施します。

③ 店舗での主な取り組み

(株)LIXILビバの大規模店舗「スーパービバホーム」では、CO2排出量の約80%が電気(照明・空調)によるものです。引き続きLED照明導入やデマンドコントロールの導入を推進するほか、タイマースイッチの増設や室内機薬品洗浄を実施。「デマンド対策」+「デイリー対策」を通じてお客さまや従業員の環境を変化させることなく、エネルギー使用量の削減活動を展開し、「電気使用量」を増やさない節電に努めます。

■イントラネットでの社内啓発活動

「2012年夏 LIXIL節電アクション」イントラネットポータルサイトイメージ

社内ポスターで節電を呼びかけます。

イントラ・ポータルサイトを5月1日に開設。全従業員に各部門の「節電アクション」に関する情報を発信、共有化します。主なコンテンツとしては、従業員が「夏の節電」をテーマに職場や家庭での節電アクションやアイデアを投稿し共有化する「私たちのエコ・アクション」、事業所が参加する「緑のカーテンプロジェクト」の紹介のほか、生産部門での取り組みや全社部門別電力使用量(月次データ)を公開。各部門の取り組みを「見える化」することで、ベストプラクティスの横展開を図ります。

■「緑のカーテンプロジェクト」開催

LIXILグループ全社で、「緑のカーテンプロジェクト」を推進しています。「緑のカーテンプロジェクト」とは、ゴーヤ、きゅうり、ヘチマなどツル性の植物を建物の窓や外壁に沿って生育させ、太陽の日射熱を遮り、室内の温度上昇を抑制して冷房の効率アップを図る取り組みのことです。

昨年は、事業所約20か所がプロジェクトに参加。3年目の実施となる大和工場では、2009年度実施の際に屋内床面温度が約8℃低くなった実績があります。今年は事業所だけでなく、ショールームにも積極的に参加を呼びかけます。

今年は昨年に引き続き、社内コンテスト「LIXIL GREEN CURTAIN AWARD 2012」を開催。ショールーム部門と工場部門に分け、従業員投票により表彰を行います。出来映えや、アイディア・コミュニケーション活動などの取り組みを事業所間で競い合うことで、相乗効果を狙うとともに、来年度にむけて未実施の事業所の参加を促進します。また、(株)LIXILビバではグループ会社向けに「緑のカーテン」制作キットを販売。グループ会社との連携により活動促進を図ります。