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LIXIL久居工場が「日本緑化センター会長賞」を受賞
〜LIXIL「工場の杜」プロジェクト植樹祭の実績が高い評価〜

2012年11月01日

住まいと暮らしの総合住生活企業である株式会社LIXIL(本社:東京都千代田区、社長: 藤森義明)は、財団法人日本緑化センターが主催する「第31回工場緑化推進全国大会」にて、LIXIL久居工場(三重県津市、工場長:下長 愛史)が、日本緑化センター会長賞に選出・受賞しました。

日本緑化センター会長賞は、都道府県、政令指定都市から推薦された工場等を対象とし、工場緑化の推進に顕著な功績のあった工場および製造業にかかる研究所、または工場団地等の緑化推進に顕著な功績のあった個人・団体に対し、財団法人日本緑化センターより授与されます。

LIXIL久居工場では、2011年9月10日に、LIXIL「工場の杜」プロジェクト植樹祭として、“ふるさとの木48種7000本”の植樹を実施しました。LIXILでは、横浜国立大学名誉教授  宮脇 昭 博士の提唱する“本物の森つくり”に賛同し、地球の未来そして地域の風土と文化を守るため「工場の杜」プロジェクトを発足。植樹に先駆け2011年2月9日に、地域本来の植生”を把握するため宮脇博士指導による久居工場周辺の土壌・植生調査を実施。その結果を踏まえ、選定された苗木7,000本を植樹しました。植樹祭には、野口 正副市長をはじめ、行政、地域の方々、弊社従業員及びその家族など約1,000名が参加しました。

今回、これらの活動が高く評価され、日本緑化センター会長賞を受賞いたしました。同賞に推薦いただいた三重県の推薦書では次のように述べられています。
「工場周辺との環境調和および地域風土の保全をめざし、緑地等を適宜に応じて植樹し、その地域本来の植生の保全を重視した付加価値を持った緑地等を工場敷地内に設けるとともに、地域住民等との連携・交流を図り、地域と一体となり緑化の推進に取り組む姿勢は、工場の緑化のみならず地域の緑化推進に多大な功績を有しているものとして高く評価されるものである」

(左)親子で植樹をする様子

(右上)宮脇先生の植樹講義風景
(右下)参加者数は総勢1000人

LIXILでは、地球の未来そして地域の風土と文化を守るため「工場の杜」プロジェクトに取り組んでいます。LIXIL久居工場の他にも、LIXIL下妻工場(茨城県下妻市)、LIXIL前橋工場(群馬県前橋市)、LIXIL知多事業所(愛知県知多市)でも植樹祭を実施しております。

<参考資料>

■LIXIL「工場の杜」プロジェクト植樹祭概要

実施日 :2011年9月10日(土)
参加者数 :約1000名
植樹本数 :7000本
後援 :津市、津市教育委員会、津商工会議所

(左) 寒暖からの保護、土砂流失防止、防草などのため藁を敷く参加者
(中央)在来種48種類、7000本の苗木を混植
(右) 植樹を指導する宮脇博士

■株式会社LIXIL 久居工場 概要(2012年9月末現在)

操業開始 :1979年7月(昭和54年)
工場長 :下長愛史(しもなが よしふみ)
従業員数 :810名
生産品目 :住宅用アルミサッシ、住宅用シャッターサッシなど
敷地面積 :234,227m2
所在地 :三重県津市戸木町5081-4

−LIXIL「工場の杜」プロジェクトによる効果−

1)樹木にCO2を吸収して森の中にカーボン(炭素)を閉じ込める地球温暖化抑制効果
2)防音、防塵、空気浄化および水質浄化などの環境保全効果
3)地震、台風および大火などから人間の命を守る防災保全効果