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洗面化粧台に関する意識調査
〜小学校高学年および中学生の子供を持つ母親を対象に意識調査を実施〜

2012年11月16日

住まいと暮らしの総合住生活企業である株式会社LIXIL(本社:東京都千代田区、社長:藤森義明)は、東京に住む小学校高学年および中学生の子供を持つ母親1,032名を対象に、洗面化粧台に関する意識調査を実施いたしました。

調査の結果、洗面化粧台は子供の成長とともに利用時間が増加し、特に中学生の娘の平均利用時間は9.3分と最も長く、母親自身の平均利用時間の10.2分に迫ることが分かりました。また、現在使用している洗面化粧台に対して、約4割の母親が満足しておらず、そのうちおよそ3人に2人が「収納スペースを広くしたい」と考えていることが明らかになりました。家庭内における洗面化粧台の利用状況は家族のライフスタイルの変化によって多様化し、洗面化粧台に対するニーズが増えていくことがうかがえました。

〜 主な調査結果 〜

■子供の洗面化粧台の利用時間は平均6.4分。
中学生の娘の利用時間は平均9.3分で、母親の利用時間の平均10.2分に迫る!

子供の洗面化粧台の利用時間を尋ねたところ、子供の平均利用時間は6.4分であった。特に長かったのは、中学生の娘で、平均利用時間は9.3分だった。また、母親自身が洗面化粧台を使用する時間についても尋ねたところ、平均利用時間は10.2分で、中学生の娘の平均利用時間9.3分が母親の平均利用時間10.2分に迫る結果となった。

■洗面化粧台への不満、「収納スペースを広くしたい」が65.2%!

自宅の洗面化粧台に対する満足度を尋ねたところ、39.2%が「満足していない」と回答した。さらに、不満を持つ人に洗面化粧台をどのように変えたいかを尋ねたところ、最も多い回答が「収納スペースを広くしたい」(65.2%)で、次いで「物を整理整頓しやすいデザインにしたい」(58.5%)という結果となり、「収納」に関する要望が上位を占めていることが明らかとなった。

■中学生の娘のいる家庭の6割強が洗面化粧台の優先権は「子供」にあり!

朝の支度時などに洗面化粧台が混み合う時、家族で洗面化粧台の取り合いになることがあるかを尋ねたところ、40.2%が「ある」と回答した。さらに、取り合いになった際の優先権を誰が持っているかを尋ねたところ、45.3%が「子供」であると回答した。特に中学生の娘のいる家庭では62.6%が「子供」に優先権があるという結果が得られ、小学校高学年の息子のいる家庭(29.0%)と比較すると、2倍以上という結果が得られた。

■洗面台がもう一台欲しい理由は「朝の混雑を避けたいから」!

洗面化粧台がもう一台欲しいかを尋ねたところ、全体の17.1%が「欲しい」と回答した。さらに、「もう一台欲しい」と回答した人に理由を尋ねたところ、71.0%が「朝の混雑を避けたいから」と回答した。次いで、「家族の中で使用場所を分けたい」が45.5%、「収納を増やしたい」が43.8%という結果となった。また、約一割の人が「洗面用と以外で使用したい」と回答しており、草花への水やりや水仕事など、洗面化粧以外の使用に対するニーズがあることがうかがえた。

■調査の概要

調査方法:インターネット調査
対象エリア:東京都
調査対象:小学校高学年(4-6年生)から中学生の子供を持つ母親
サンプル数:1,032名(小学校高学年の娘:258サンプル、中学生の娘:258サンプル、
              小学校高学年の息子:258サンプル、中学生の息子:258サンプル)
調査実施期間:2012年10月11日(木)〜10月12日(金)
調査実施機関:株式会社マクロミル

■調査結果サマリー

Ⅰ.洗面化粧台の利用実態について

Ⅰ-1.子供の洗面化粧台の利用時間は平均6.4分。男女の平均利用時間差は3分。
中学生の娘の利用時間は平均9.3分で、母親の利用時間の平均10.2分に迫る。

朝の支度時に子供が洗面化粧台を利用する時間を尋ねたところ、利用時間は平均6.4分であった。男女の平均利用時間を比較すると、女子の平均利用時間は7.9分、男子の平均利用時間4.9分で、3分の差があった。最も利用時間が短かった小学校高学年の息子は平均利用時間4.0分であったのに対し、最も利用時間が長かった中学生の娘は平均利用時間9.3分だった。また、母親自身が洗面化粧台を使用する時間についても尋ねたところ、平均利用時間は10.2分で、中学生の娘の平均利用時間9.3分が母親の平均利用時間10.2分に迫る結果となった。

Ⅰ-2.洗面化粧台の利用時間が増える時期は「中学1年生」から。

中学生の子供を持つ母親に、子供が洗面化粧台を利用する時間が増えた時期について尋ねたところ、「中学一年生」(36.2%)と回答した人の割合が最も高かった。小学校高学年の娘は「小学4年生」(24.8%)を機に洗面化粧台の利用時間が増えたという結果が得られた。

Ⅱ.洗面化粧台の満足度について

Ⅱ-1.全体の約4割が洗面化粧台に不満を持っている。中学生の娘がいる家庭で不満が大きい傾向。

自宅の洗面化粧台の満足度について尋ねたところ、全体の約4割が「満足していない」と回答した。中学生娘を持つ家庭の不満が最も多く、41.5%が「満足していない」と回答した。

Ⅱ-2.洗面化粧台をどのように変えたいか、「収納スペースを広くしたい」「物を整理整頓しやすいデザインにしたい」が上位。

自宅の洗面化粧台に「満足していない」と回答した人に、どのように変えたいかを尋ねたところ、「収納スペースを多くしたい」が65.2%と最も多く、次いで高かったのが、「物を整理整頓しやすいデザインにしたい」(58.5%)という結果となり、収納を改善したいという要望が多いことが分かった。

Ⅲ.見られたくない場所と掃除の頻度について

【「洗面所」を見られたくない理由】

Ⅲ-1.来客に見られたくない場所は「キッチン」「寝室」「浴室」「洗面所」。

急な来客の際、見られたくない場所を尋ねたところ、「キッチン」が49.2%で最も高く、次いで「寝室」(48.3%)、「浴室」(39.9%)、「洗面所」(28.2%)、「トイレ」(22.5%)という結果となり、「洗面所」は「トイレ」より見られたくない場所であると答えた人が多いという結果が得られた。

また、「洗面所」を見られたくない理由を尋ねたところ、「掃除が行きとどきにくい」(42.6%)、「物が散らかっている」(39.5%)、「洗濯物が置いてある」(9.9%)が上位に挙がった。

Ⅲ-2.小学校高学年の息子を持つ家庭では「洗面所」を28%が毎日掃除を行っている。

来客時に「洗面所を見られたくない」と回答した人に、掃除をする頻度を尋ねたところ、全体の24.7%が「毎日」、88.3%が「週1回以上」掃除を行うと回答した。特に、小学校高学年の息子を持つ家庭が洗面化粧台の掃除の頻度が高く、27.6%が「毎日」掃除を行うと回答した。

Ⅳ.洗面化粧台の共有状況について

Ⅳ-1.洗面化粧台のスペースを一番多く取っているのは「母親」。
中学生の娘がいる家庭では、「子供」の割合も高い。

洗面化粧台に置いているものでスペースを一番多く取っているのは誰のものか尋ねたところ、70.1%が「母親」のものと回答した。次いで「父親」(17.8%)、「子供」(9.2%)のもという結果が得られた。

一方、中学生の娘がいる家庭では、「母親」(62.8%)の割合が一番多いという結果は同じであったものの、二番目に「子供」(19.0%)が多いという結果が明らかとなり、全体の結果と比べると、「子供」と「父親」の順位に変動があった。

Ⅳ-2.約4割の家庭で洗面化粧台の取り合いが生じている。
特に娘がいる家庭では息子がいる家庭より取り合いが生じているケースが多い。

洗面化粧台が込み合う時に、家族で洗面化粧台の取り合いになることがあるかを尋ねたところ、全体の40.2%が「ある」と回答した。娘がいる家庭(44.2%)では、息子がいる家庭(36.2%)よりも、取り合いが生じている割合が高かった。

Ⅳ-3.取り合いの際の優先権は「子供」が保有。
中学生の娘がいる家庭では、6割強が「子供」に優先権あり。

洗面化粧台の取り合いになることがあると回答した人に、優先権があるのは誰かを尋ねたところ、「子供」と回答した割合が45.3%で一番多く、次いで「父親」(24.6%)「母親」(24.1%)という結果となった。中学生の娘がいる家庭では、約6割が「子供」に優先権があると回答した。

Ⅳ-4.二台目の洗面化粧台を17.1%が欲しいと回答。

洗面化粧台がもう一台欲しいかを尋ねたところ、全体の17.1%が「欲しい」と回答した。娘がいる家庭では18.2%、息子がいる家庭では15.9%がもう一台洗面化粧台が欲しいと回答しており、娘がいる家庭において、二台目洗面化粧台のニーズがあることが分かった。

Ⅳ-5.洗面台がもう一台欲しい理由は「朝の混雑を避けたいから」。

「洗面台がもう一台欲しい」と回答した人に、理由を尋ねたところ、71.0%が「朝の混雑を避けたいから」と回答。次いで、「家族の中で使用場所を分けたい」が45.5%、「収納を増やしたい」が43.8%という結果となった。また、約一割の人が「洗面用途以外で使用したい」と回答しており、草花への水やりや水仕事など、洗面化粧以外の使用に対するニーズがあることが伺える。

Ⅳ-6.全体の37.2%が子供と一緒に洗面化粧台を使用。
小学校高学年の娘がいる家庭では54.7%が一緒に使用していると回答。

洗面化粧台を使用する際、子供と一緒に使うことがあるか尋ねたところ、全体の37.2%が「よくある」「ときどきある」と回答した。特に、小学校高学年の娘がいる家庭では、半数以上の54.7%が「よくある」「ときどきある」と回答した一方、中学生の息子がいる家庭では、20.9%が「よくある」「ときどきある」と回答した。

Ⅳ-7.子供と一緒に洗面化粧台を使用する目的は「子供の髪のセット」が約7割。

子供と一緒に洗面化粧台を使用することがあると回答した人に、洗面化粧台で一緒に何をするかを尋ねたところ、70.6%が「子供の髪のセット」と回答した。特に小学校高学年の娘を持つ母親は、82.3%が「子供の髪のセット」を一緒に行っていると回答した。息子を持つ母親に多かった回答は、「子供と一緒に歯磨き」であった。

<ご参考:洗面化粧台について>

今回の意識調査により、子供の成長とともに家族の中で洗面化粧台の利用形態が変化していくことがわかりました。特に、「収納」への不満は多く、改善したい点として「収納が欲しい」「物を整理整頓しやすいデザインにしたい」という回答が得られました。家を選ぶ際に、洗面化粧台を重視する方は少ないように見受けられますが、毎日の暮らしを便利に、豊かにすることを考えれば、朝の時間のないときにこそ、余裕を持って準備できる機能を持った洗面化粧台が必要となってくるのかも知れません。

【洗面化粧台収納】

<スマートポケット>

ヘアケア用の小物などをきれいに整頓でき、パっと取り出せる小物収納です。

<3面鏡トレイアレンジ>

広々とした鏡面の3面鏡の裏側に配した、レイアウト変更が可能な収納です。

<座って使えるキャビネット>

引出しの部分を格納してニースペースをつくる可変タイプのベースキャビネットです。収納がまだ必要な時期は引出しとして使い、収納が減り、ゆったり化粧台を使いたい時期になれば折りたたみ、ニースペースで腰掛けて使うことができます。

<スキマ収納>

化粧台と洗濯機の間にできてしまうすき間を有効活用できる収納です。

<ステップスライドキャビネット>

化粧台本体に収納付きの踏み台を内蔵しています。

【洗面化粧台タイプ】
ライフステージによって、またライフスタイルによってセレクトできる洗面化粧台タイプ

【セカンド洗面化粧台】

今回の調査の中で、「朝の混雑を避けたいから」「家族の中で使用場所を分けたい」「2階での水仕事をしやすくしたいから」などの理由から「洗面台がもう一台欲しい」というニーズを伺うことができました。セカンド洗面台の設置には、様々なメリットが挙げられます。LIXILでは、住まいのさまざまなサイドスペースに収まる「セカンド洗面化粧台」向けの商品をご用意しています。

<セカンド洗面化粧台 設置のメリット>

  • もう1台あれば、通勤・通学前の朝の時間帯の混雑を避けられ便利。
  • もう1台あれば、脱衣所として専有される夜でも、待つことなく歯が磨けて便利。
  • 2台目を寝室に設置すれば、座って使えるドレッサーとして洗面や化粧などの身支度までできて便利。
  • 2台目をトイレのそばに設置すれば、トイレ手洗いとして使えることはもちろんちょっと豪華なトイレになってお友達にも自慢できます。
  • ペット専用の水場としてもう1台設置すれば、お手入れ・グルーミングにも便利。
  • 庭先や玄関先に設置すれば、園芸やガーデニング、水仕事などに使用できて便利。
  • テラス前に設置すれば、ベランダの拭き掃除などにも便利。
  • 2階に設置すれば、バケツの水汲みに階を移動せずに使用できて便利。
  • ベッドの近くに設置すれば、就寝前の軽い飲酒や薬の服用にも便利です。
  • 脱衣所以外の場所にもう1台設置すれば、お客様の目を気にして洗濯物などを隠す必要がありません。
  • お客様専用としてもう1台設置すれば、急な来客時でも普段の使用で起こる汚れや水はねを気にせずお客様をご案内できます。

<セカンド洗面化粧台設置シーン>

【マンションのクローズドスペースに設置】

狭い場所を利用して、もう一台設置できます。トイレと同じ空間に設置することで、充実した手洗いカウンターとして活用できます。

【バルコニー脇のワークスペースに設置】

バルコニー近くに設置することで、草花の水やりや洗濯物干し竿の手すり拭きなどの水仕事が移動の負担なく行うことができます。

【ベッドルーム脇のサイドスペースに設置】

ベッド付近に設置することで、寝室を移動せずに洗面や化粧などの身支度を整えることができます。また、就寝前の軽い飲酒やうがいなどにも便利です。