2013年11月29日
住まいと暮らしの総合住生活企業である株式会社LIXIL(本社:東京都千代田区、社長: 藤森義明)は、福祉施設やオフィスなどのキッチンに最適な小型電気温水器『ゆプラス 飲料用・洗い物用タイプ(12L/25L)』を、2014年2月3日より発売します。
小型電気温水器『ゆプラス 飲料用・洗い物用(12L/25L)』とミニキッチンセットイメージ
給湯機器の種類や設定、配管構造によっては、お湯が出るまで時間がかかり、水をムダにしている場合があります。そこで最近のオフィス、病院、福祉施設などでは、“ちょっとしたお湯の利用”に、すぐにお湯が出る小型電気温水器のニーズが高まっています。今回お客さまの利便性を向上させるために、幣社製のラインアップにはなかった飲料用と洗い物用の両方が同時に使える小型電気温水器『ゆプラス 飲料用・洗い物用タイプ(12L/25L)』を開発しました。
『ゆプラス 飲料用・洗い物用タイプ(12L/25L)』は、奥行きのサイズをコンパクトにすることで、大容量の25Lタイプでもミニキッチンに収まり、福祉施設の居室やオフィスのキッチンなどで利用しやすくなります。
また安心機能として、洗い物用の給湯の温度は適温の約38℃に設定し、水栓を誤動作した場合でも高温が出ないように安全に配慮しています。また飲用に適した水質を保つようにお湯をためるタンクを自動的に入れ替える「自動給排水機能」を搭載しています。
さらにエコ機能として、お湯を使う時間帯や頻度を機械自身が学習し、自動で保温温度を調節する 「スーパー節電機能」も搭載。夏場の運転OFF設定も可能で、無駄な保温による放熱ロスを防ぎ、環境に配慮しています。
また、暗いところでも見やすいようにバックライト液晶を採用した操作パネルは、機能や操作方法を分かりやすく文字でガイドしています。
LIXILでは、これからも「快適性」と「エコ」にこだわったパブリック向け商品をお客さまにご提供していきます。
<参考資料>
「サービス付き高齢者向け住宅」などをはじめとした福祉施設が増えるなか、手洗いや洗い物だけでなく、ちょっとした調理やお茶くみなど、飲料としてのお湯の利用場面が増えてきています。そこで、安心・安全に両方の用途で使用できる小型電気温水器『ゆプラス 飲料用・洗い物用タイプ(12L/25L)』を開発しました。
ミニキッチンにも入るコンパクトサイズ
ちょっとした調理等に最適なミニキッチン。昨今の福祉施設の増加などに伴い、ひとりで簡単な調理をする目的で出荷がここ数年延びています※。そのミニキッチンに12Lタイプはもちろん、大容量の25Lタイプも収まるコンパクトな奥行きサイズにしました。
※自社の出荷量から調べ
ⅰ.洗い物用は適温設定
手を洗ったり、洗い物に利用する給湯温度は、適温の約38℃に設定。誤ってお湯のみで出湯しても、高温のお湯が出ないので安心してお使いいただけます。
ⅱ.タンク内のお湯を自動入替
1日のお湯の使用量が少なく、タンク内の湯が入れ替わらない場合に、自動でタンク内のお湯を入れ替えて飲用に適した水質を確保する「自動給排水機能」を搭載しています。
『ゆプラス飲料用・洗い物用タイプ』の設置イメージおよび自動給排水機能のイメージ
水量センサーによる検知でお湯を使う時間帯や頻度を学習して、自動で保温温度を調節。夏場に運転OFF設定も可能で、無駄な保温による放熱のロスを抑える環境に配慮した製品です。また、暗いところでも見やすいバックライト液晶を採用した操作パネルは、機能や操作方法を分かりやすく文字でガイドします。
暗いところでも見やすい
バックライト照明
機能や操作方法を
分かりやすくガイド
配管接続口が上面にあるので、左右からの配管接続に対応。キッチンの右勝手・左勝手を気にせずに手配可能なため、手配の誤りを防げます。
右勝手・左勝手を気にせず設置可能
2014年2月3日