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太陽光発電システム「ソーラーラック/ソーラーベース」用
パワーコンディショナMLEタイプ 新発売
〜 階調制御インバータ方式の採用により業界トップクラスの電力変換効率を実現 〜

2013年04月26日

住まいと暮らしの総合住生活企業である株式会社LIXIL(本社:東京都千代田区、 社長:藤森義明)は、太陽光発電システム「ソーラーラック/ソーラーベース」用のパワーコンディショナに、「パワーコンディショナMLEタイプ(屋内設置タイプ、屋外屋内共用タイプ)」を追加し、2013年4月から新発売します。

「パワーコンディショナMLEタイプ」(左)屋内設置タイプ、(右)屋外屋内共用タイプ

「MLEタイプ」は、「ソーラーラック/ソーラーベース」で発電した電気を効率よく家庭内で利用できる電気へ変換するパワーコンディショナです。屋内設置タイプ、屋外屋内共用タイプの2種類をラインアップしています。

電圧の異なる3台のインバータを組み合わせ、交流電力に近い擬似制限波を生成する「階調制御インバータ方式」を採用したことにより、変換時の電力損失を抑えることができ、屋内設置タイプが96.0%、屋外屋内共用タイプも95.5%と、業界最高水準の電力変換効率を実現しました。また、密閉回路を採用したことにより耐湿性が向上し、脱衣所など湿気の多い場所への設置が容易になりました。さらに、ファンレス設計とすることにより、不良の原因となりやすい回転部分をなくしたため製品の信頼性が向上しただけでなく、優れた静音性を確保することができ、実運転状態で30dB以下という業界トップクラスの低騒音を実現しました。

屋外屋内共用タイプには、IP55相当の高い防塵・防水性を確保し、アパートの共用部連系などにも有効な屋外設置を可能としました。重量も21kgと業界最軽量で、一人でも施工可能な仕様となっています。また、停電時でも発電した電気を使用可能な自立運転機能を搭載しており、配線工事をすることで屋内に非常用コンセントを設置することも可能です。

※IP55:固形物の侵入に対しては粉塵が内部に侵入することを阻止し、水の侵入に対しては噴流に対して保護されているとされる等級。

LIXILでは、今後も高品質・高強度、優れた施工性とメンテナンス性の太陽光発電システムを提供し、ソーラー時代のニーズに応えます。

<参考資料>

■商品特長

1.「階調制御インバータ方式」の採用による業界トップクラスの電力変換効率

従来は1台だったインバータを、電圧の異なる3台のインバータの組み合わせとし、交流電力に近い擬似制限波を直接生成する「階調制御インバータ方式」を採用しました。これにより、変換時の電力損失を抑えることができ、屋内設置タイプで96.0%、屋外屋内共用タイプで95.5%と、業界最高水準の電力変換効率を実現しました。

2.30dB以下という業界トップクラスの静音性を実現

階調制御インバータ方式によりフィルター回路から発生する音も抑制します。更にファンレス設計とすることで、実運転状態で30dB以下という低騒音を実現しました。

3.屋外屋内共用タイプには自立運転機能を搭載(自立端子付き)

パワーコンディショナ本体にある「運転切換スイッチ」を自立運転に切り換えることで、発電した電力を使用可能です(最大1.5kW)。これにより万一の停電時でも発電した電気を使用できます。自立運転時電源端子はパワーコンディショナ内部にあり、配線工事をすることで屋内に非常用コンセントを設置できます。

4.高い耐湿性の屋内設置タイプと、高い防塵・防水性を確保した屋外屋内共用タイプの2種類をラインアップ

「MLEタイプ」は、耐湿構造の採用により、湿気の多い場所でも設置が可能となった屋内設置タイプ(MLE-PN40GL)と、IP55相当の高い防塵・防水性を確保し、アパートの共用部連系などにも有効な屋外屋内共用タイプ(MLE-PS40JL)の2種類をラインアップ。今年2月に発売の「YLEタイプ」と合わせて計5種類から選べるようになりました。

【商品仕様】

■販売地域:全国